三森英逸
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三森 英逸(みもり えいいつ、大正4年(1915年)9月8日 - 没年不詳)は、昭和の郷土史家。秋田県仙北郡大曲町(現大仙市)出身。
来歴
[編集]先祖は由利郡矢島(由利本荘市矢島町)の人。江戸時代の前に大曲村に移住。代々、義右衛門を名乗り、子孫は大曲に残った者、角館町(仙北市角館)に分家した者、のちに東京都へ移住した者がいるのだと云う[1]。
旧陸軍の経理学校を卒業後、第二次世界大戦が始まり、召集され戦地へ。復員後に大曲少史編纂に関わる。1959年(昭和34年)4月10日、「仙北友報」創刊。仙北友報(現・三森印刷)代表。秋田県歴史調査委員、大曲市郷土史編纂委員[2][注釈 1]、大曲文化財審議委員[2]。
著書
[編集]- 記載がないものは仙北友報、三森印刷発行
- 町制施行六十周年記念『大曲少史編纂』(1951年、大曲役場)
- 大曲市郷土史資料「徳川時代の雄物川筋舟場と商人について」、「かつての大曲の民俗信仰について」(1960年3月、大曲市教育委員会編)
- 大曲市年表 大曲市民生活史「附録・大曲農民小史」(1969年12月)
- 追憶 ―小山田富治とかち夫人の生涯(1972年7月、小山田富治)
- 大曲市年表・大曲市民生活史(1973年6月)
- 大川寺界隈「大曲市と周辺の史跡・第一集」(1973年、大曲市生涯教育センター)
- 大曲市の歴史(1975年7月)
- 仙北郡の歴史(1978年8月)
- 仙北の歴史(1979年、仙北町)
- 大曲、仙北の歴史物語・上巻(1980年9月)
- 大曲のまちなみと住人の歴史(1982年7月)
- 大曲、仙北の歴史物語・下巻(1983年7月)
- 各時代の代表女性史考と仙北女性の歴史(1984年8月)
- 大曲仙北町風土記(1987年1月)
- 秋田県近代総合年表(1988年3月、無明舎出版)
- 丸子川、玉川水系の歴史と古城とロマン(1991年)
- 大曲市史・第1巻「資料編」(1999年7月)
- 大曲市史・第2巻「通史編」(1999年7月)
- 大曲・仙北戦後50年の歩み(1999年8月、灯隅舎出版企画)
脚註
[編集]注釈
[編集]- ^ [巻末の大曲市史編纂関係者一覧に名前を確認]