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三方行成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(さんぽう ゆきなり、1983年 -)は、日本のSF作家[1]長崎県諌早市出身[2]

経歴・人物

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小説投稿サイト「カクヨム」にて「sanpow」名義で活動。2018年、同サイトへの投稿作品をまとめた投稿作「トランスヒューマンガンマ線バースト童話集」が、早川書房主催の第6回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞し、SF作家としてデビューした。デビューに際し筆名を三方行成とし、以後プロ活動ではこちらの名義を用いている。

作品リスト

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単行本

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  • 『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』[3](2018年11月、早川書房/2020年11月、ハヤカワ文庫JA[4]
    • 地球灰かぶり姫(『S-Fマガジン』2018年12月号 早川書房 2018年10月発売 掲載)- 「トランスヒューマンガンマ線バースト童話集 灰かぶり姫」より改題
    • 竹取戦記(2016年、『カクヨム』掲載)
    • スノーホワイト/ホワイトアウト(2016年、『カクヨム』掲載)
    • 〈サルベージャ〉VS甲殻機動隊(2016年、『カクヨム』掲載)
    • モンティ・ホールころりん(2016年、『カクヨム』掲載)
    • アリとキリギリス(2016年、『カクヨム』掲載)
  • 『流れよわが涙、と孔明は言った』[5](2019年4月、ハヤカワ文庫JA)
    • 流れよわが涙、と孔明は言った(『Hayakawa Books & Magazines (β)』 早川書房 2018年11月配信 掲載[6]
      • 『2010年代SF傑作選 2』(伴名練大森望編、ハヤカワ文庫JA、2020年2月6日)に再録
    • 折り紙食堂(『S-Fマガジン』2019年4月号 早川書房 2019年2月発売 掲載)- 「折り紙食堂 エッシャーのフランベ」より改題し、大幅加筆
    • 走れメデス(本書書き下ろし)
    • 闇(『人は死んだら電柱になる:電柱アンソロジー』 同人誌 2014年 発売[7]
    • 竜とダイヤモンド(『WHEELS AND DRAGONS ドラゴンカーセックスアンソロジー』 同人誌 2018年 発売[8]

雑誌等掲載作品

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小説作品

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  • 「先生と聖骸と私」[9]: 同人誌『Ghost to Coast』2019年5月 発売 掲載 -sanpowとして寄稿
  • 「シカゴの冒険」[10]: 同人誌『Too Tall Tales』2019年12月 発売 掲載 -sanpowとして寄稿
  • 「おくみと足軽」: 『S-Fマガジン』2020年8月号 早川書房 2020年6月発売 掲載
  • 「未来の自動車学校」: 『VG+(バゴプラ) 第一回かぐやSFコンテスト』[11]掲載 2020年7月24日
  • 「ミイラがミイラ取りになる」[12]: 同人誌『以死人為帰人 以生人為行人』2020年9月 発売 掲載 -sanpowとして寄稿
  • 「無人の客室でしょっちゅう見つかる手記」[13]: 同人誌『DON'T DISTURB ME.』2021年5月 発売 掲載 -sanpowとして寄稿
  • 「メガ奥46k」: 『S-Fマガジン』2021年10月号 早川書房 2021年8月発売 掲載
  • 「どんでんを返却する」: 『ベストSF2021』 竹書房 2021年11月発売 収録[14]
  • 「自分の墓で泣いてください」:『2084年のSF』日本SF作家クラブ編(ハヤカワ文庫JA、2022年5月)収録
  • 「詐欺と免疫」 : 『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の奇跡』井上彼方編(Kaguya Books、2022年8月)収録

エッセイ

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  • 「受賞の言葉 三方行成」 : 『S-Fマガジン』2018年12月号 早川書房 2018年10月発売 掲載
  • 「名作童話をSF小説化した新星。SF作家・三方行成インタビュー」 : 『Hayakawa Books & Magazines (β)』 早川書房 2018年11月20日配信 掲載[15]
  • 「流れよわが涙、と孔明が言ったような話」 : 『ユリイカ』2019年6月号[16] 青土社 2019年5月発売 掲載
  • 「2020年のわたし」 : 『SFが読みたい! 2020年版』早川書房 2020年2月発売 掲載
  • 「『ディアスポラ』です」 : 『S-Fマガジン』2020年10月号 早川書房 2020年8月発売 掲載
  • 「ハヤカワ文庫JA総解説 PART2(502〜998)」(共著者の一人として参加)[17] - 『S-Fマガジン』2021年10月号 早川書房 2021年8月発売 掲載
  • 「ハヤカワ文庫JA総解説 PART3(1001〜1500)」(共著者の一人として参加)[18] - 『S-Fマガジン』2021年12月号 早川書房 2021年10月発売 掲載

脚注

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  1. ^ 『年刊日本S傑作選 おうむの夢と操り人形』(大森望・日下三蔵編、東京創元社 創元SF文庫、2019年8月)294頁。
  2. ^ 『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』(早川書房、2018)掲載の著者紹介。
  3. ^ ISBN 978-4-15-209817-7
  4. ^ ISBN 978-4-15-031455-2
  5. ^ ISBN 978-4-15-031372-2
  6. ^ 「流れよわが涙、と孔明は言った」(2018年11月21日)
  7. ^ https://booth.pm/ja/items/35842 
  8. ^ https://walkingchair.booth.pm/items/965922
  9. ^ https://walkingchair.booth.pm/items/1369101
  10. ^ https://booth.pm/ja/items/1757029
  11. ^ VG+(バゴプラ)公式サイト
  12. ^ https://booth.pm/ja/items/2382563
  13. ^ https://booth.pm/ja/items/2935639
  14. ^ 初出はsanpow名義でカクヨムにて掲載、現在は閲覧できない
  15. ^ 名作童話をSF小説化した新星。SF作家・三方行成インタビュー(2018年11月20日)
  16. ^ 特集=「三国志」の世界。
  17. ^ 田中啓文『UMAハンター馬子完全版』(全2巻、2005年)を担当。
  18. ^ 多崎礼『血と霧』(既刊2巻、2016年 - )を担当。

関連項目

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外部リンク

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