三嶽神社
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三嶽神社 | |
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拝殿 (2018年12月) | |
所在地 | 岩手県花巻市西宮野目12-92 |
位置 | 北緯39度24分54.5秒 東経141度7分20秒 / 北緯39.415139度 東経141.12222度座標: 北緯39度24分54.5秒 東経141度7分20秒 / 北緯39.415139度 東経141.12222度 |
主祭神 |
大己貴命 木花開夜姫 少名彦命 |
社格等 | 村社 |
例祭 | 9月12日 |
三嶽神社(みたけじんじゃ)は、岩手県花巻市にある神社。拝殿が文化財に指定されている。
祭神
[編集]歴史
[編集]古老伝記に矢沢の胡四王神社、湯本の羽山神社、大迫の早池峰神社の三山をもって三嶽神社というとある。安土桃山時代の天正年間(1573年-1592年)、横井氏が新田開墾を行った際、溜池を開き用水を祈願して成就したとされ、盛岡藩主南部氏より毎年玄米4斗を寄進された。拝殿は1786年(天明6年)に建てられ、かつて花巻市黒川口の観音堂であった。花巻城代・北信愛(松斎)持仏の観音を祀り、観音祭は稗和二郡の祭典として栄えたが神仏分離令のため1870年、当社の拝殿となる。1871年(明治4年)村社に列す。
文化財
[編集]拝殿は木造平屋建て、入母屋造、銅板葺き、平入、桁行3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り朱塗り。用材にケヤキを多用し、向拝柱を除き全て円柱としている。外側には向拝柱の組物や蛙股の牡丹、向拝虹梁の象鼻、唐獅子などの装飾が施されている。建物の内部は、格天井となっている。1962年(昭和37年)に花巻市指定有形文化財(建造物)に指定された[1]。