七穂駅
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七穂駅 | |
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駅跡から吉江側を望む。(2007年9月17日) | |
ななほ Nanaho | |
◄板井 (2.1 km) (1.2 km) 吉江► | |
所在地 | 新潟県西蒲原郡味方村大字山王* |
所属事業者 | 新潟交通 |
所属路線 | 新潟交通電車線 |
キロ程 | 14.9 km(白山前起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)11月22日 |
廃止年月日 | 1999年(平成11年)4月5日 |
*現在は新潟市南区山王 |
七穂駅(ななほえき)は、かつて新潟県西蒲原郡味方村大字山王(現新潟市南区山王)にあった新潟交通電車線の駅。
構造
[編集]相対式ホーム2面2線の地上駅。委託駅であったが、1998年(平成10年)に無人駅となっている[1]。
歴史
[編集]- 1937年(昭和12年)11月22日 - 新潟電鉄鉄道線板井 - 吉江間に、越後山王駅(えちごさんのうえき)として開業[2]。当初は交換駅であった[3]。
- 1940年(昭和15年)10月1日 - 七穂駅に改称[4]。
- 1943年(昭和18年)12月31日 - 新潟電鉄と新潟合同自動車との合併により新潟交通成立、同社の駅となる。
- 1958年(昭和33年)12月 - 貨物営業が廃止される[3]。
- 1976年(昭和51年)10月1日 - 請負化される[3]。
- 1980年(昭和55年)12月28日 - 放火により木造の駅舎が焼失する[3]。
- 1981年(昭和56年)2月23日 - 駅舎が再建される[3]。
- 1998年(平成10年)4月1日 - 無人駅となる[1]。
- 1999年(平成11年)4月5日 - 新潟交通電車線東関屋 - 月潟間廃線により廃駅となる。
駅跡
[編集]駅施設は全て撤去され跡地を堤防へ上る道路が貫いているが、道路の月潟寄りにわずかにその痕跡が見られる。
隣の駅
[編集]出典
[編集]- ^ a b 鈴木大地、1999、「新潟交通 鉄道線最後の冬まもなくオープン「四国鉄道博物館」」、『鉄道ピクトリアル』49巻3号(666)、電気車研究会 pp. 67
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第205号、日本電気協会、1939年1月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d e 『JR・私鉄全線 各駅停車6 中央・上信越590駅』小学館、1993年、182頁。
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道・軌道異動表」『電気協会雑誌』第229号、日本電気協会、1941年1月、附録3頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
関連項目
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