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一瀬正巳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一瀬 正巳(いちのせ まさみ、1902年明治35年〉3月4日[1] - 1953年昭和28年〉ごろ[2])は、日本物理学者。

来歴

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1902年、熊本県玉名郡小田村に生まれる[1]熊本県立玉名中学校(1919年卒業、同級生に宮崎世民がいる)、旧制第五高等学校を経て、京都帝国大学理学部[1]を卒業した。

京大卒業後は南満洲鉄道に勤務し[1]、1927年より旧制名古屋高等工業学校(現・名古屋工業大学)の教授となり[1]、1941年に従五位に叙された[1][3]

主著に『誤差論』(培風館、1953年)がある[4]

著書

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  • 1931年『物理学一般』(培風館)
  • 1933 年『物理学要論』(培風館)
  • 1936年『物理学概要』(培風館)
  • 1940年『工業基礎物理学』(培風館)
  • 1940年『基本・應用物理學要説』(培風館)
  • 1946年『高等物理学問題選講』(培風館)
  • 1953年『誤差論』(培風館)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 大衆人事録 第14版 北海道・奥羽・関東・中部篇」国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 誤差論」国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 官報 1941年12月26日」国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 誤差論 - 国立国会図書館サーチ