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ヴォルフ・ハリントン彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴォルフ・ハリントン彗星
43P/Wolf-Harrington
仮符号・別名 1924 Y1, 1924 IV, 1924d
1952 T2, 1952 II, 1951k
1958 V, 1957g
1965 III, 1964g
1971 VI, 1970o
1978 VI, 1977j
1984 XVII, 1984g
1991 V, 1991e[1]
分類 周期彗星
発見
発見日 1924年12月22日[2]
発見者 マックス・ヴォルフ[2]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456756.5(2014年4月9.0日)
軌道長半径 (a) 3.3501 au[1]
近日点距離 (q) 1.3571 au[1]
遠日点距離 (Q) 5.3431 au[1]
離心率 (e) 0.5949[1]
公転周期 (P) 6.13
軌道傾斜角 (i) 015.972 °[1]
近日点引数 (ω) 191.559 °[1]
昇交点黄経 (Ω) 249.866 °[1]
平均近点角 (M) 221.216 °[1]
前回近日点通過 2016年8月19日[3]
次回近日点通過 2025年8月4日[3]
最小交差距離 0.376 au(地球)[1]
0.073 au(木星)[1]
ティスラン・パラメータ (T jup) 2.793[1]
物理的性質
直径 3.6 km[1]
絶対等級 (H) 8.6(+コマ[1]
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ヴォルフ・ハリントン彗星(英語: 43P/Wolf-Harrington)は、1924年12月22日にハイデルベルクマックス・ヴォルフが発見した太陽系周期彗星である。発見からわずか2ヶ月後の1925年2月14日の観測を最後に姿を消したために軌道を確定できず、さらに1936年に木星に接近したために軌道が不確定になり、長い間行方不明となっていた。1951年10月4日にパロマー天文台のRobert G. Harrington英語版により発見された彗星が、論争の末にヴォルフの発見した彗星と同定された[2]

1997年の接近では、視等級は12に達した[2]

2016年8月19日の近日点通過は6.13年ぶり(1951年の再発見以降全てほぼ同じ)だったが、2019年3月6日に木星に0.0653 auまで接近して軌道が変化し、次の近日点通過は8.96年ぶりの2025年8月4日と計算されている。公転周期で言えば、2016年回帰時には6.14年だったのが、2025年回帰時には9.02年に延びている[3]

の直径は3.6kmと推定されている[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 43P/Wolf-Harrington”. Small-Body Database Lookup. Jet Propulsion Laboratory. 2022年1月24日閲覧。
  2. ^ a b c d Kronk, Gary W.. “43P/Wolf-Harrington”. cometography.com. 2022年1月24日閲覧。
  3. ^ a b c 木下一男 (2018年7月31日). “43P/Wolf-Harrington”. 2022年1月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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