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ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー」
ウイングスシングル
初出アルバム『ヴィーナス・アンド・マース
リリース
規格 7インチシングル
録音 1975年1月
ジャンル ロック
時間
レーベル アメリカ合衆国の旗キャピトル
イギリスの旗パーロフォン
日本の旗東芝EMI
作詞・作曲 ポール・マッカートニー
リンダ・マッカートニー
プロデュース ポール・マッカートニー
チャート最高順位
  • 12位(アメリカ)
ウイングス シングル 年表
ワインカラーの少女
(1975年)
ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー
(1975年)
心のラヴ・ソング
(1976年)
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ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー」(原題:Venus and Mars/Rock Show)は、1975年ウイングスが発表した楽曲、及び同曲を収録したシングルコンピレーション・アルバム夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜』にも収録されている。

解説

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1975年1月にニューオリンズでのレコーディング・セッションで録音された、アルバム『ヴィーナス・アンド・マース』の冒頭を飾るメドレー曲[1][2][3]。だが録音の最中、突然ドラマーのジェフ・ブリトンが脱退する。ギター弾き語りの「ヴィーナス・アンド・マース」に始まり、派手な展開を見せるロックナンバー「ロック・ショー」へと続いている。レコーディングは「ロック・ショー」「ヴィーナス・アンド・マース」の順で別々に録音され、後にメドレーに編集された。アルバム・ヴァージョンは6分52秒だが、シングル・ヴァージョンでは3分以上短く編集されている。

「ロック・ショー」の歌詞には、韻を踏む中でギタリストのジミー・ペイジの名前が登場する。またアムステルダムコンセルトヘボウニューヨークマディソンスクエアガーデンロサンゼルスハリウッドボウルという有名なコンサート会場も登場している。

イギリスでは、ヒット・チャートにランキングされなかったが、アメリカ、ビルボード誌では、1975年12月13日付けで最高位12位を獲得。キャッシュボックス誌では、12月6日、13日の2週間、最高位16位を獲得している。75年には「あの娘におせっかい」「ワインカラーの少女」などを発表し、ポールは好調を維持した。

B面収録の「磁石屋とチタン男」も、ニューオリンズでのレコーディング・セッションで録音された。この曲は、物語形式で、マーベル・コミックスのキャラクター「マグネトー」「チタニウム・マン」「クリムゾン・ダイナモ」が登場している。

収録曲

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7インチシングル
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー」(Venus and Mars/Rock Show (single edit))
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
2.磁石屋とチタン男(Magneto and Titanium Man)
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
合計時間:

演奏者

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ウイングス

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ゲスト

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脚注

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  1. ^ Mason, S.. “Listen to What the Man Said”. Allmusic. 2011年10月13日閲覧。
  2. ^ Madiger, C. & Easter, M. (2000). Eight Arms to Hold You. 44.1 Productions. p. 205. ISBN 0-615-11724-4 
  3. ^ Blaney, J. (2007). Lennon and McCartney: Together Alone: A Critical Discography of Their Solo Work. Jawbone Press. pp. 107–108. ISBN 978-1-906002-02-2 

関連項目

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書籍

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  • 『Paul McCartney: Recording Sessions (1969-2013)』 Luca Perasi著 出版社:L.I.L.Y. Publishing 2013年10月 ISBN 978-88-909122-1-4

外部リンク

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