ヴィンディケーション
ヴィンディケーション | |||||||||
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欧字表記 | Vindication | ||||||||
品種 | サラブレッド[1] | ||||||||
性別 | 牡[2] | ||||||||
毛色 | 黒鹿毛[1] | ||||||||
生誕 | 2000年1月28日[2] | ||||||||
死没 | 2008年7月10日(8歳没)[2] | ||||||||
父 | Seattle Slew[2] | ||||||||
母 | Strawberry Reason[2] | ||||||||
母の父 | Strawberry Road[2] | ||||||||
生国 | アメリカ合衆国[2] | ||||||||
生産者 | Payson Stud Inc.[2] | ||||||||
馬主 | Padua Stables[2] | ||||||||
調教師 | Bob Baffert[2] | ||||||||
競走成績 | |||||||||
タイトル | エクリプス賞最優秀2歳牡馬(2002年) | ||||||||
生涯成績 | 4戦4勝[2] | ||||||||
獲得賞金 | 680,950USD[2] | ||||||||
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ヴィンディケーション(欧字名:Vindication、2000年1月28日 - 2008年7月10日)は、アメリカの競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2002年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイル。
生涯
[編集]アメリカ・ケンタッキー州のペイソン・スタッドで生産された。父のシアトルスルーは1977年にアメリカクラシック三冠を達成。母ストロベリーリーズンは1995年のG3・マーサワシントンステークス勝ち馬で、生涯4勝を挙げている。母父のストロベリーロードはオーストラリア・フランス・ドイツの3か国でG1計6勝を挙げ、1983年にはオーストラリア年間最優秀競走馬に選ばれている。
2001年、ファシグ・ティプトンのセリ市にて、フロリダ州オカラを拠点とするパドゥア厩舎に215万ドルで落札された。2歳時、カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われたレースでデビュー、初勝利を挙げた。次戦も勝利すると、9月14日にケンタッキー州のターフウェイ・パークで行われたG3・ケンタッキーカップジュヴェナイルステークスで重賞初勝利を挙げた。その後、シカゴのアーリントンパーク競馬場で開催されるブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに出走。レースは通常1 1⁄16マイル(約1700m)で行われるが、この年はアーリントンパーク競馬場のコースの作りの関係で1 1⁄8マイル(約1800m)で開催された。マイク・スミスが騎乗し、カフウェインとホールドザットタイガーに2 3⁄4馬身差をつけて勝利した。
ブックメーカーからは翌春に開催されるケンタッキーダービーの有力候補に見られていたが、年明け2月の調教中に左前肢の繋靭帯を痛めてしまい、レースに復帰することなく引退した[3]。
引退後、ジョン・G・シクラが繁殖権の3分の1の権益を購入し、2004年からケンタッキー州レキシントンのヒルンデールファームで種牡馬生活を送った。2008年7月10日、胃破裂を発症し安楽死の処置がとられた[3]。
代表産駒
[編集]- ダストアンドダイヤモンズ(ギャラントブルームH、シュガースワールS)[4]
- More Happy(アディロンダックS)[5]
- Vocalised(テトラークS、グリーナムS)[6]
- Wyomia(マザリーンS)[7]
母父としての代表産駒
[編集]- ワンダーガドット(デモワゼルS、マザリーンS)[8]
- Exaggerator(サラトガスペシャルS、デルタジャックポットS、プリークネスS、サンタアニタダービー、ハスケル招待S)[9]
- ドウデュース(朝日杯フューチュリティステークス、東京優駿、天皇賞(秋)、有馬記念、京都記念)[10]
- Elite Power(ヴォスバーグS、BCスプリント2回、リヤドダートスプリント、トゥルーノースS、アルフレッド・G・ヴァンダービルトH)
血統表
[編集]ヴィンディケーション(Vindication)の血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | シアトルスルー系 |
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父 Seattle Slew 1974 黒鹿毛 |
父の父 Bold Reasoning1968 黒鹿毛 |
Boldnesian | Bold Ruler | |
Alanesian | ||||
Reason to Earn | Hail to Reason | |||
Sailing Home | ||||
父の母 My Charmer1969 鹿毛 |
Poker | Round Table | ||
Glamour | ||||
Fair Charmer | Jet Action | |||
Myrtle Charm | ||||
母 Strawberry Reason 1992 黒鹿毛 |
Strawberry Road 1979 鹿毛 |
Whiskey Road | Nijinsky | |
Bowl of Flowers | ||||
Giftisa | Rich Gift | |||
Wahkeena | ||||
母の母 Pretty Reason1971 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to | ||
Nothirdchance | ||||
Mysore | Amarullah | |||
Teleran | ||||
母系(F-No.) | (FN:1-s) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Hail to Reason 4×3、Nasrullah 5.5×5 | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
[編集]- ^ a b “Vindication(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “Vindication (KY)”. www.equibase.com. 2022年5月28日閲覧。
- ^ a b “無敗の2歳王者ヴィンディケーションが急死”. 競馬ブックweb. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “ダストアンドダイヤモンズ(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “More Happy(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “Vocalised(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “Wyomia(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “ワンダーガドット(CAN)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “Exaggerator(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “ドウデュース”. JBISサーチ. 2023年2月12日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Vindication(USA)”. JBISサーチ. 2022年5月28日閲覧。