ヴィットリオ・アドルニ
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ヴィットリオ・アドルニ(Vittorio Adorni、1937年11月14日 - 2022年12月24日[1])は、イタリア、サン・ラッツァロ・ディ・パルマ出身の元自転車競技(ロードレース)選手。
経歴
[編集]1962年にプロに転向。
エルコーレ・バルディーニ、フェリーチェ・ジモンディ、エディ・メルクスらの主にアシスト役を務める一方で、1965年のジロ・デ・イタリアでは、チームメイトのジモンディ(総合3位)らを破って総合優勝。また、1968年には世界自転車選手権・プロロードを制覇した。
1970年の引退後は、現役時代に自身が所属していたサルヴァラニの監督として、ジモンディやマリーノ・バッソらを指導。その後テレビ解説者等の活動を経て、2001年に国際自転車競技連合(UCI)の運営委員となり、その後はUCIプロツアー評議会(UPTC)の会長職を務めた。
主な実績
[編集]- 1962年
- ジロ・デ・イタリア
- 第15ステージ優勝、総合5位
- 1963
- ジロ・デ・イタリア
- 第1、16ステージ優勝、総合2位
- 1964
- ジロ・デ・イタリア
- 第1、14ステージ優勝、総合4位
- 1965
- ジロ・デ・イタリア
- ツール・ド・ロマンディ 総合優勝
- 1966
- ツール・ド・ベルギー 総合優勝
- ジロ・デ・イタリア
- 第13ステージ優勝、総合7位
- 1967
- ツール・ド・ロマンディ 総合優勝
- ジロ・デ・イタリア
- 第20ステージ優勝、総合4位
- 1968
- 世界選手権・プロロード 優勝
- 1969
- 国内選手権・個人ロード優勝
- ツール・ド・スイス 総合優勝、区間2勝
- ジロ・デ・イタリア
- 第22ステージ優勝、総合12位
脚注
[編集]- ^ “Morto Vittorio Adorni: vinse il Giro nel 1965 e il Mondiale” (イタリア語). Gazzetta. (2022年12月24日) 2022年12月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- ヴィットリオ・アドルニ - サイクリングアーカイヴス