ロムルス (衛星)
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ロムルス (87) Sylvia I Romulus | |
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小惑星シルヴィアと2つの衛星
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仮符号・別名 | S/2001 (87) 1 |
分類 | 小惑星の衛星 |
発見 | |
発見日 | 2001年2月18日 |
発見者 | M. E. ブラウン J.-L. マーゴット |
軌道要素と性質 | |
軌道長半径 (a) | 1,356 ± 5 km |
離心率 (e) | 0.001 ± 0.001 |
公転周期 (P) | 3.6496 ± 0.0007 日 |
軌道傾斜角 (i) | 1.7 ± 1.0 度 |
(87) シルヴィアの衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | 18 ± 4 km |
質量 | ~4 ×1015 kg |
脱出速度 | ~7 m/s |
絶対等級 (H) | 10.7[1] |
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ロムルス ((87) Sylvia I Romulus) は、小惑星 (87) シルヴィアの第1衛星。二つ見つかっている衛星のうち、外側の軌道を回っている。なお、(10386) Romulus という同名の小惑星がある。
2001年2月に、アメリカの天文学者マイケル・ブラウンとフランスの天文学者ジャン=リュック・マーゴットが、マウナケア天文台群のケックII望遠鏡による観測で発見した。2005年にレア・シルウィアの双子の息子の一人でローマの建国者とされるロームルスに因んで名付けられた。
シルヴィアと二つの衛星は同じ衝突によって形成されたラブルパイルであり、衛星の密度やアルベドはシルヴィアと同じだと考えられている。[1]
ロムルスの軌道はヒル球のかなり内側で(ヒル半径の約50分の1)、シルヴィアの自転に同期する軌道よりもかなり外側に位置し、非常に安定していると考えられている。[1]
ロムルスの地表からのシルヴィアの見かけの大きさは 16°×10°である。レムスの見かけの大きさは 0.62°から 0.19°までの間で変化する。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b c F. Marchis et al (2005). “Discovery of the triple asteroidal system 87 Sylvia”. Nature 436: 822 .
外部リンク
[編集]- (87) Sylvia, Romulus, and Remus
- Rubble-Pile Minor Planet Sylvia and Her Twins - ウェイバックマシン(2005年12月21日アーカイブ分) (ESO news release, August 2005) Includes images and artists impressions
- Adaptive Optics System Reveals New Asteroidal Satellite (SpaceDaily.com, March 2001) Includes a discovery image.
- IAUC 7588
- IAUC 7590, confirming the discovery of S/2001 (87) 1
- IAUC 8582, reporting discovery of S/2004 (87) 1 and naming Romulus and Remus
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