ロベル・ガルシア
ウニポルサイ・ボローニャ | |
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基本情報 | |
国籍 |
ドミニカ共和国 イタリア (二重国籍) |
出身地 |
ドミニカ共和国 サン・フアン州ラス・マタス・デ・ファルタン |
生年月日 | 1993年3月28日(31歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 195 lb =約88.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 二塁手、外野手 |
プロ入り | 2010年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB/ 2019年7月3日 KBO/ 2022年7月26日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | イタリア |
WBC | 2023年 |
この表について
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ロベル・エスティワル・ガルシア・ロドリゲス(Robel Estiwal García Rodriguez、1993年3月28日 - )は、ドミニカ共和国サン・フアン州ラス・マタス・デ・ファルタン出身のプロ野球選手(二塁手、外野手)。右投両打。イタリア・セリエAのウニポルサイ・ボローニャ所属。
経歴
[編集]プロ入りとインディアンス傘下時代
[編集]2010年にアマチュア・フリーエージェントでクリーブランド・インディアンスと契約してプロ入り。
2013年までインディアンス傘下のマイナーチームでプレーしたが、21歳の誕生日であった2014年3月28日にインディアンスから自由契約となった[1]。
イタリア球界時代
[編集]インディアンスを退団後、妻子とともにイタリアのヴェローナに渡った。
2017年にイタリアンベースボールリーグのウニポルサイ・ボローニャと契約した。また、イタリアの市民権を取得し、2018年に行われたスーパー6・ベースボール・トーナメントのイタリア代表に選出された[2]。
カブス時代
[編集]2018年11月にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。
2019年はカブス傘下のAA級テネシー・スモーキーズで開幕を迎え、その後AAA級アイオワ・カブスへ昇格した。7月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のピッツバーグ・パイレーツ戦にブランドン・キンツラーの代打で出場してメジャーデビューを果たした。翌日の同カードではジョーダン・ライルズからメジャー初安打、初本塁打を記録した。この年はメジャーで31試合に出場して打率.208、5本塁打、11打点の成績を記録した。
カブス退団後
[編集]2020年7月26日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した。しかし、この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーに昇格することもなかったため、シーズン中は公式戦への出場がなかった。オフにドミニカ共和国で行われたウィンターリーグにアギラス・シバエーニャスの一員として参加し、チームはカリビアンシリーズで優勝した。
2020年10月26日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍したが、2021年2月1日にジョーダン・ヤマモトの加入に伴いDFAとなった。同月3日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍したが、25日にジャック・メイフィールドの加入に伴いDFAとなった。
アストロズ時代
[編集]2021年2月27日にウェイバー公示を経てヒューストン・アストロズへ移籍した。この年はメジャーで47試合に出場して打率.151、1本塁打、8打点の成績を記録した。9月15日にDFAとなり、18日にマイナー契約となって傘下のAAA級シュガーランド・スキーターズへ送られた。
カブス傘下時代
[編集]2022年3月21日にかつて在籍したカブスとマイナー契約を結んだ。
LG時代
[編集]2022年6月4日にKBOのLGツインズと契約した[3]。しかし39試合に出場して打率.206、4本塁打という成績に終わり、10月6日にウェーバー公示された[4]。
メキシカンリーグ時代
[編集]2023年は3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にイタリア代表として出場した[5]。5月12日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのユカタン・ライオンズと契約した[6]。13試合に出場して打率.192、本塁打0、5打点という成績に終わり、5月30日に自由契約となった。
ベネズエラ時代
[編集]2023年6月5日にベネズエラのサマーリーグであるリーガ・マヨール・デ・ベイスボル・プロフェシオナル (LMBP)のセナドレス・デ・カラカスに入団した[7]。
イタリア球界時代
[編集]2023年7月25日にセリエAのウニポルサイ・ボローニャに5シーズンぶりに復帰した[8]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2019 | CHC | 31 | 80 | 72 | 8 | 15 | 2 | 2 | 5 | 36 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 35 | 2 | .208 | .275 | .500 | .775 |
2021 | HOU | 46 | 117 | 106 | 8 | 16 | 3 | 0 | 1 | 22 | 8 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0 | 1 | 42 | 2 | .151 | .216 | .208 | .423 |
MLB:2年 | 77 | 197 | 178 | 16 | 31 | 5 | 2 | 6 | 58 | 19 | 0 | 0 | 1 | 2 | 15 | 0 | 1 | 77 | 4 | .174 | .240 | .326 | .566 |
- 2021年度シーズン終了時
WBCでの打撃成績
[編集]年 度 |
代 表 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
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2023 | イタリア | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .000 | .000 | .000 |
背番号
[編集]- 16(2019年)
- 9(2021年)
- 25(2022年)
代表歴
[編集]- 2018 スーパー6・ベースボール・トーナメントイタリア代表
- 2023 ワールド・ベースボール・クラシック・イタリア代表
脚注
[編集]- ^ “Not even a cardboard glove and a roster snub could derail Robel Garcia’s remarkable journey from the Dominican Republic to Italy to the Cubs”. Chicago Tribune. 2022年5月29日閲覧。
- ^ Rogers, Phil. “Robel Garcia Well On His Way From Team Italy to Wrigley Field” (英語). Forbes. 2022年5月29日閲覧。
- ^ 유지호 (2022年6月5日). “LG Twins sign ex-MLB infielder Robel Garcia” (英語). Yonhap News Agency. 2022年6月5日閲覧。
- ^ https://sports.news.naver.com/news?oid=079&aid=0003693413
- ^ “【2023WBC】イタリア代表 最新メンバーリスト”. Full-Count (2023年1月25日). 2023年8月5日閲覧。
- ^ “EL DOMINICANO ROBEL GARCÍA SE UNE A LOS CAMPEONES!”. leones.mx (2023年5月12日). 2023年8月5日閲覧。
- ^ senadores_bbcの2023年6月5日のツイート、2023年8月5日閲覧。
- ^ “Colpo dell'UnipolSai Bologna: nei playoff potrà contare anche sull'ex Major Robel Garcia”. fibs.it (2023年7月25日). 2023年8月25日閲覧。