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セリエA (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セリエA
競技野球
開始年1948年
参加チーム30
イタリアの旗 イタリア
サンマリノの旗 サンマリノ
前回優勝パルマクリマ(2024)

セリエA(セリエ・アー, Serie A)は、1948年に設立されたイタリアおよびサンマリノ野球トップリーグである。イタリア野球ソフトボール連盟(FIBS)により運営され、30チームが参加している。下部リーグにセリエBセリエCがあり、リーグ間で昇降格制度が設けられている。

概要

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2010年から2017年にかけては、メジャーリーグベースボール(MLB)の資金提供を受けて新たに発足したイタリアンベースボールリーグ(IBL)が最高峰のプロ野球リーグに位置づけられたことにより、2部相当のリーグとして運営されていた。2018年以降は、IBLの廃止によって再び国内トップリーグとなった。2021年以降は、1991年から導入された2部制(セリエA1セリエA2)を廃したことで再びセリエAと呼ばれるようになっている。2部制の廃止に伴って参加チーム数が増加し、2021年シーズンは32チーム、2022年シーズン以降は30チームが参加している。ヨーロッパにおいてはオランダホーフトクラッセと並んで最もレベルの高い野球リーグであり、2023年までは優勝チームが欧州チャンピオンズカップの出場権を得た。

歴史

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イタリアで行われた最初の野球の試合は1884年1月、トスカーナ州の港町リヴォルノに停泊していた米国海軍の2隻の軍艦の水兵たちによるものだったと伝えられている[1]。その後、1889年にはアルバート・スポルディングが主催した「ワールドツアー」の一環として、スポルディングが会長を務めていたシカゴ・ホワイトストッキングスと他球団の選手の混合チームであるオール・アメリカとの間での試合がナポリで開催されたが[1]、これらはいずれもイタリア人によってプレーされた試合ではなかった。以降、MLBの選手たちによる試合は何度か実施されたものの、本格的な普及には至らなかった。

1919年トリノ出身で米国在住だったマックス・オットは、帰郷にあたってイタリアで野球を広めようと考えていた。オットは、同じく米国での居住経験があった大学教授グイド・グラツィアーニと協力して2チームを編成し、1920年にはローマで試合を行った[2]。これを機に大学を中心として野球への関心が高まり、1931年には40人の学生がルールを学ぶために渡米している[1]。しかし、1935年ムッソリーニ政権が国民に対してスポーツまたは軍事教練を義務づけた際に野球が実施リストに含まれなかったことにより、イタリアにおける野球は再び下火になってしまった。

戦後、米国に移住していたオットは再びイタリアへ帰国し、1948年3月12日にレーガ・イタリアーナ・ベースボールを創設[2]ミラノを本拠地とする5チームと、ボローニャを本拠地とする1チームが参加した[3]。6月27日にはミラノを本拠地とするヤンキースリベルタス・ボローニャとの間で初の公式戦が実施され、ミラノのスタディオ・コムナーレ・ジュリアーティで開催された試合には2,000人を超える観客が集まり商業的にも成功を収めた[1]。イタリアにおける野球リーグの歴史的な最初のシーズンは、ボローニャが優勝を果たした。翌1949年には、グラツィアーニが設立した別のリーグ「フェデラツィオーネ」と合併し、ローマ、フィレンツェモデナなどの都市を本拠地とするチームも加わった[3]。そして1950年には現在のFIBSの前身となる統括組織が発足し、イタリア野球発展の道筋が整えられた[1]

1950年代から1960年代前半にかけては8〜12チームが参加し、18週にわたって週1試合を実施する形式でリーグ戦が行われた。1970年代までには各チームが年間30試合ほどを、そして1980年代には各チームが週3試合を実施し年間50〜60試合を戦うようになった[3]1963年にヨーロッパ各国リーグの優勝チームによって競われる欧州チャンピオンズカップが開始されると、1969年から1999年までの31年間に25回優勝するなど、セリエAのクラブチームは圧倒的な成績を残した[1]。中でも、パルマ・ベースボールクラブは歴代最多となる15回の優勝を誇っている。

1960年代以降は強豪国である米国やキューバなどから指導者や選手などの人材を招聘することで、国際試合などにおいてヨーロッパ野球界をリードする存在になったが、国際野球連盟(IBAF)によって1997年から国際試合へのプロ選手の参加が認められるようになると状況は一変。他国と比べて実力的に劣るようになり、ヨーロッパではMLB等へ積極的に選手を送り込んでいたオランダの後塵を拝するような状態になってしまった。また、国際ルールが変更され、金属バット使用から木製バット使用に変更された際に若年層の適応が遅れたことも、弱体化を招いてしまった要因と言われている。2003年の第35回IBAFワールドカップには平均年齢24.8歳という若年層主体で挑んだが、欧州予選リーグで全7か国中6位という結果に終わった。こうした状況を踏まえ、セリエAの各チームが外国人選手の積極的な獲得に乗り出すようになり日本人選手の獲得も相次いだほか、2004年アテネ五輪において長嶋茂雄監督率いる野球日本代表がイタリアをキャンプ地とした際には、セリエA選抜チームとの練習試合を行っている。

さらなる強化を模索していたイタリア球界にとっての転機は、2006年に創設されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)であった。マイク・ピアッツァらMLB所属のイタリア系アメリカ人選手がイタリア代表チームに名を連ねたことを契機に、MLBとの連携が強化されたのである[2]2007年には、FIBSがMLBの支援のもとで国内リーグのプロ化・フランチャイズ化を目指す方針を示し、セリエAはイタリアンベースボールリーグと名称を改められた。プロリーグ化は、実際には2010年シーズンから実施され、8チームが新たに発足したイタリアンベースボールリーグ(IBL)へ移行したことにより、セリエAはアマチュアリーグの最上位カテゴリとして存続するIBLの下部組織となった。このような強化の取り組みによってイタリア野球は確実に力をつけ、2010年第17回IBAFインターコンチネンタルカップでは、二軍選手主体とはいえオールプロで挑んだ日本に3-0で完封勝ちをするなど、IBAFが主催する年齢制限のない国際大会においては過去最高となる3位に入った。

プロ化を目指し試合数の増加や全選手への報酬の支給、入場料の徴収の義務化といった厳しい規定を設けたIBLだったが、資金面の問題からリーグを脱退する球団が相次ぎ、セミプロリーグだった旧セリエAとほとんど変わらない実態となっていた[4]2017年、ついにFIBSは国内リーグの最上位カテゴリをセリエA1に戻すことを決定した。旧名称に戻って最初のシーズンとなった2018年は8チームが参加し、ウニポルサイ・ボローニャパルマクリマを下して優勝を果たした。2019年も8チームが参加予定であったがリミニ・ベースボールクラブが参加を取りやめたため7チームで実施され、2020年は10チームに拡大予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う日程変更の影響もあって4チームが出場を取りやめたことから6チームで実施された。

2021年1月、FIBSは1991年から導入されていたセリエAの2部制を廃止し、32チームが4チームずつ8組に分かれて戦う新たなフォーマットの導入を発表した[5]2022年は、参加予定だった2チームが辞退したことで30チームによるリーグ戦が実施された。2023年も同様に30チームが参加したが、1次フェーズのグループ数が4から5に変更された。

試合方式

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2024年

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2024年のセリエAには前年と同様30チームが参加。レギュラーシーズンのグループ分けやプレーオフの形式が大きく変更された。レギュラーシーズンは5グループに分かれるが、グループAには前年のベスト4進出チームがすべて含まれ、グループAの上位4チームは準々決勝の出場権を得る。グループBからグループEの各組1位となったチームは予備ラウンド1に進出し、勝者が準々決勝へ、敗者が予備ラウンド2に回る。予備ラウンド2ではグループAの下位2チームと予備ラウンド1の敗者2チームが対戦し、勝者が準々決勝へ駒を進める。準々決勝は5試合制(3戦先取)、準決勝とイタリアンベースボールシリーズは7試合制(4戦先取)で実施される。

準々決勝に進出できなかった22チームは3グループに分かれて降格ラウンドを戦い、各組の最下位チームがプレイアウトに臨む。3チームによるプレイアウトで2位と3位となった2チームが翌年のセリエBに降格する[6]

2023年

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2023年のセリエAには30チームが参加した。シーズンは第1フェーズ第2フェーズプレーオフ(準々決勝、準決勝、イタリアンベースボールシリーズ)で構成される。前年からの変更点として第1フェーズでは30チームが5グループに分かれ、各チームが10試合を戦うようになった。第2フェーズでは、第1フェーズの各組上位2チーム(計10チーム)が2グループからなる決勝リーグ、それ以外が5チームずつ4グループからなる救済リーグに振り分けられる。

決勝リーグは各チームと6試合ずつ対戦する24試合制で実施され、各組上位4チームがプレーオフに進出する。準々決勝は5試合制(3戦先取)、準決勝は7試合制(4戦先取)で行われ、準決勝の勝者どうしが7試合制(4戦先取)のイタリアンベースボールシリーズで優勝をかけて対戦する。救済リーグは各チームと4試合ずつ対戦する16試合制で実施され、各組最下位となったチームがセリエBに降格。各組1位となったチームは、プレーオフ準々決勝で敗退した4チームと入れ替わって翌年の第1フェーズのグループ分けにおいてシード権を獲得する[7]

2022年

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2022年のセリエAには30チームが参加した。シーズンは第1フェーズ、第2フェーズ、プレイアウト(降格チーム決定戦)、準決勝、決勝(イタリアンベースボールシリーズ)で構成される。第1フェーズでは30チームが6〜8チームからなる4グループに分かれ、各チームが10〜14試合を戦う。第2フェーズでは、第1フェーズの各組上位2チームが決勝リーグ、それ以外の球団が救済リーグに振り分けられる。

決勝リーグでは4チームずつ2グループに分かれて各チームが30試合(同組とは各6試合、もう一方の組とは各3試合)を戦い、各組上位2チームが準決勝に進出する。準決勝は7試合制(4戦先取)で行われ、勝者が7試合制(4戦先取)で年間優勝を争うイタリアンベースボールシリーズに進出する。一方、救済リーグでは5〜6チームずつ4グループに分かれて各チームが16〜20試合を戦い、各組最下位がプレイアウトに進む。プレイアウトでは2チームずつが5試合制(3戦先取)で戦い、敗れた2チームがセリエBへ降格する[8]

2009年以前

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セリエA1は8チームによる1リーグ方式が取られていた。ホームとロードの3連戦、6回総当たりの計54試合によってリーグ戦が争われた。リーグ戦の上位4チームがプレーオフに進出。さらにプレーオフで上位2チームが勝ち残り、「ウィンド・ベースボール・シリーズ」(メジャーリーグのワールドシリーズにあたる)によってリーグチャンピオンを決定した。このチャンピオンは翌年6月に開催されるヨーロピアンカップの出場チームとなった。

参加チーム

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2024年

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2024年シーズンの参加チームは以下の通りである[9]

チーム 創設年 本拠地 備考
A ニューエナジー・グロッセート
New Energy Grosseto (BBC)
2019 トスカーナ州の旗 トスカーナ州グロッセート
ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ
UnipolSai Fortitudo Bologna (BOL)
1953 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州ボローニャ
ビッグマット・グロッセート1952
Big Mat Grosseto 1952 (GRO)
2012 トスカーナ州の旗 トスカーナ州グロッセート
ホットサンド・マチェラータ
Hotsand Macerata (MAC)
1954 マルケ州の旗 マルケ州マチェラータ
パルマクリマ
Parma Clima (PAR)
1949 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州パルマ
サンマリノ・ベースボール
San Marino Baseball (RSM)
1985 サンマリノの旗 サンマリノ
B カメック・コッレッキオ
Camec Collecchio (COL)
1973 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州コッレッキオ
ミラノ・ベースボール1946
Milano Baseball 1946 (MIL)
1946 ロンバルディア州の旗 ロンバルディア州ミラノ 昇格
コムコル・モデナ
Comcor Modena (MOD)
1966 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州モデナ
プラットフォーム-TMC・ポヴィーリオ
Platform-TMC Poviglio (POV)
1975 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州ポヴィーリオ
セッティモ
Settimo (SET)
1974 ピエモンテ州の旗 ピエモンテ州セッティモ・トリネーゼ
テクノヴァップ・ヴェローナ
Tecnovap Verona (VER)
1949 ヴェネト州の旗 ヴェネト州ヴェローナ
C カリャリ
Cagliari (CAG)
1968 サルデーニャの旗 サルデーニャ州カリャリ
ファルマ・クロチェッタ
Farma Crocetta (CRO)
1973 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州パルマ
パドヴァ
Padova (PAD)
1975 ヴェネト州の旗 ヴェネト州パドヴァ
ニュー・リミニ・ベースボール
New Rimini Baseball (RIM)
2021 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州リミニ 昇格
ジェレオン・エンジニアリング・NBPロンキ
GEREON Engineering NBP Ronchi (RON)
1959 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の旗 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ロンキ・デイ・レジョナーリ
イタス・ムトゥア・ロヴィーゴ
Itas Mutua Rovigo (ROV)
1972 ヴェネト州の旗 ヴェネト州ロヴィーゴ
D アスレチックス・ベースボール・ボローニャ
Athletics Baseball Bologna (ATL)
1984 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州ボローニャ
ルピ・アウト・フィオレンティーナ
Lupi Auto Fiorentina (FIO)
1947 トスカーナ州の旗 トスカーナ州フィレンツェ 昇格
ベースボール・ゴード
Baseball Godo (GOD)
1964 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州ルッシ
ライオンズ・ドルフィンズ・ネットゥーノ・ベースボール
Lions Dolphins Nettuno Baseball (LIN)
1999 ラツィオ州の旗 ラツィオ州ネットゥーノ
ネットゥーノ1945
Nettuno 1945 (NET)
1945 ラツィオ州の旗 ラツィオ州ネットゥーノ
パドゥレ・ベースボール・セスト・フィオレンティーノ
Padule Baseball Sesto Fiorentino (PAU)
1979 トスカーナ州の旗 トスカーナ州セスト・フィオレンティーノ
E ASDカタラーナ・ベースボール・ソフトボール
ASD Catalana Baseball Softball (CAN)
1974 サルデーニャの旗 サルデーニャ州アルゲーロ 昇格
ASDコドーニョ・ベースボール ‘67
ASD Codogno Baseball ’67 (COD)
1967 ロンバルディア州の旗 ロンバルディア州コドーニョ
チェンメ・SRL・オルトレトッレンテ
Ciemme SRL Oltretorrente (OLT)
1984 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州パルマ
パルフィンガー・レッジョ・レイズ
Palfinger Reggio Rays (REG)
1972 エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア
テクノグラニティ・セナーゴ
Tecnograniti Senago (SEN)
1973 ロンバルディア州の旗 ロンバルディア州セナーゴ
カンピドニコ・グリズリーズ・トリノ
Campidonico Grizzlies Torino (TOR)
1984 ピエモンテ州の旗 ピエモンテ州トリノ

年度別成績

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年度別優勝・準優勝チーム(勝敗はイタリアンベースボールシリーズの結果)
球団数 優勝チーム 優勝回数 準優勝チーム
セリエA
77 2024 30 パルマクリマ 14年ぶり11回目 4 1 サンマリノ・ベースボール
76 2023 30 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 3年ぶり14回目 4 0 サンマリノ・ベースボール
75 2022 30 サンマリノ・ベースボール 2年連続6回目 4 3 パルマクリマ
74 2021 32 サンマリノ・ベースボール 8年ぶり5回目 3 1 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ
セリエA1
73 2020 6 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 3年連続13回目 4 3 T&Aサンマリノ
72 2019 7 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 2年連続12回目 3 0 T&Aサンマリノ
71 2018 8 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 2年ぶり11回目 3 1 1949パルマ・ベースボールクラブA.S.D
イタリアンベースボールリーグ
70 2017 8 A.S.Dリミニ・ベースボール 2年ぶり13回目 3 0 T&Aサンマリノ
69 2016 7 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 2年ぶり10回目 4 2 A.S.Dリミニ・ベースボール
68 2015 8 A.S.Dリミニ・ベースボール 9年ぶり12回目 4 0 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ
67 2014 8 ウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャ 5年ぶり9回目 4 3 A.S.Dリミニ・ベースボール
66 2013 10 T&Aサンマリノ 3年連続4回目 3 2 A.S.Dリミニ・ベースボール
65 2012 8 T&Aサンマリノ 2年連続3回目 4 2 A.S.Dリミニ・ベースボール
64 2011 8 T&Aサンマリノ 3年ぶり2回目 4 3 ダネーシカフェ・ネットゥーノ
63 2010 8 カリパルマ・パルマ 13年ぶり10回目 4 3 UGF ASS.NI ボローニャ
イタリアンベースボールリーグ(セミプロ)
62 2009 8 フォルティトゥード・ボローニャ 4年ぶり8回目 4 1 T&Aサンマリノ
61 2008 8 T&Aサンマリノ 初優勝 4 3 カフェダネーシ・ネットゥーノ
60 2007 8 モンテパスキ・グロッセート 3年ぶり4回目 4 3 カフェダネーシ・ネットゥーノ
セリエA1
59 2006 9 テレマーケット・リミニ 4年ぶり11回目 4 1 コロニエ・マレンマ・グロッセート
58 2005 10 イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ 2年ぶり7回目 4 3 T&Aサンマリノ
57 2004 10 プリンク・グロッセート 15年ぶり3回目 4 3 イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ
56 2003 10 イタレリ・フォルティトゥード・ボローニャ 19年ぶり6回目 4 1 G.B. リカンビ・モデナ
55 2002 10 セメンツァート・リミニ 2年ぶり10回目 4 1 カフェダネーシ・ネットゥーノ
54 2001 10 カフェダネーシ・ネットゥーノ 3年ぶり17回目 4 2 セメンツァート・リミニ
53 2000 9 セメンツァート・リミニ 2年連続9回目 4 0 カフェダネーシ・ネットゥーノ
52 1999 9 セメンツァート・リミニ 7年ぶり8回目 4 3 カフェダネーシ・ネットゥーノ
51 1998 10 カフェダネーシ・ネットゥーノ 2年ぶり16回目 4 1 セメンツァート・リミニ
50 1997 10 カリパルマ・パルマ 2年ぶり9回目 4 3 カフェダネーシ・ネットゥーノ
49 1996 10 カフェダネーシ・ネットゥーノ 3年ぶり15回目 4 2 カリパルマ・パルマ
48 1995 10 カリパルマ・エンジェルス・パルマ 2年連続8回目 4 1 カフェダネーシ・ネットゥーノ
47 1994 9 カリパルマ・エンジェルス・パルマ 3年ぶり7回目 4 1 C.F.C. ネットゥーノ
46 1993 10 C.F.C. ネットゥーノ 3年ぶり14回目 3 2 テレマーケット・リミニ
45 1992 10 テレマーケット・リミニ 4年ぶり7回目 3 0 ユーロビルディング・ボローニャ
44 1991 10 パルマ・エンジェルス 6年ぶり6回目 3 0 フラワーグラブス・ヴェローナ

統計

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チーム別優勝回数

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チーム 本拠地 優勝 初優勝 最新年
ネットゥーノ・ベースボールクラブ ネットゥーノ 17 1951 2001
フォルティトゥード・ボローニャ ボローニャ 14 1969 2023
リミニ・ベースボール リミニ 13 1975 2017
1949パルマ・ベースボールクラブ パルマ 11 1976 2024
ミラノ・ベースボール1946 ミラノ 8 1958 1970
サンマリノ・ベースボール サンマリノ 6 2008 2022
BBCグロッセート グロッセート 4 1986 2007
ローマ・ベースボール ローマ 2 1950 1959
S.S. ラツィオ・ベースボール ローマ 2 1949 1955
リベルタス・ボローニャ ボローニャ 1 1948 1948
フィオレンティーナ・ベースボール フィレンツェ 1 1949 1949

太字は2024年シーズンにおいてセリエAに所属するチーム。優勝回数は、1948年〜1949年のレーガ・イタリアーナ・ベースボール、1949年〜1990年および2021年以降のセリエA、1958年のゴールデン・トーナメント、1991年〜2006年および2018年〜2020年のセリエA1、2007年〜2017年のイタリアンベースボールリーグ(IBL)を対象として集計されている。

A1の各シーズン

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2007年シーズン

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2007年は以下の8チームで行われた。

  • アヴィリアーナ・ベースボール (Avigliana Baseball) - アヴィリアーナ
  • MPS グロッセート (Monte Paschi Siena Grosseto) - グロッセート
  • T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
  • ダネージ・カッフェ・ネットゥーノ (Danesi Caffè Nettuno) - ネットゥーノ
  • カリパルマ・パルマ (Cariparma Parma) - パルマ
  • イタレリ・フルティトゥード・ボローニャ (Italeri Fortitudo Bologna) - ボローニャ
  • デ・アンジェリス・ゴード (De Angelis Godo) - ルッシ(ゴード)
  • テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ

リーグ戦結果

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チーム名 試合数 勝数 負数 ゲーム差 勝率
パルマ 42 28 14 - .634 プレイオフ進出
ボローニャ 42 27 15 1.0 .619 プレイオフ進出
グロッセート 42 26 16 2.0 .619 プレイオフ進出
ネットゥーノ 42 25 17 3.0 .595 プレイオフ進出
サン・マリノ 42 21 21 7.0 .500
リミニ 42 21 21 7.0 .500
ゴード 42 12 30 16.0 .286
アヴィリアーナ 42 8 34 20.0 .190 A2から昇格。A2へ降格

プレイオフ準決勝

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  • パルマ 3勝 - ネットゥーノ 4勝
  • ボローニャ 1勝 - グロッセート 4勝

プレイオフ決勝

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  • グロッセート 4勝 - ネットゥーノ 3勝

2006年シーズン

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2006年を戦ったチームは以下の9チームである。本シーズンは奇数チームのため週ごとに1チームずつ交替で休みの週が生まれた。

  • オペルアンツィオ (OPEL Anzio) - アンツィオ
  • コロニエ・デッラ・マレンマ・グロッセート (Colonie della Maremma Grosseto) - グロッセート
  • デ・アンジェリス・ゴード (De Angelis Godo) - ルッシ(ゴード)
  • T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
  • ダネージ・ネットゥーノ (Danesi Nettuno) - ネットゥーノ
  • チェーチ・ネグリ・パルマ (Ceci Negri Parma) - パルマ
  • イタレリ・ボローニャ (Bologna) - ボローニャ
  • コムコル・モデナ (Comcor Modena) - モデナ
  • テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ

リーグ戦結果

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チーム名 試合数 勝数 負数 ゲーム差 勝率 備考
ボローニャ 48 30 18 - .625 プレイオフ進出
ネットゥーノ 48 28 20 2.0 .583 プレイオフ進出
グロッセート 48 28 20 2.0 .583 プレイオフ進出。準優勝
リミニ 48 25 23 5.0 .521 プレイオフ進出。優勝
ゴード 48 25 24 6.0 .500 A2から昇格
モデナ 48 23 25 7.0 .479
パルマ 48 22 26 8.0 .458
サン・マリノ 48 22 26 8.0 .458
アンツィオ 48 14 34 16.0 .292 A2から昇格。A2へ降格

プレイオフ準決勝

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  • ボローニャ 2勝 - リミニ 4勝
  • ネットゥーノ 1勝 - グロッセート 4勝

プレイオフ決勝

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  • リミニ 4勝 - グロッセート 1勝

2005年シーズン

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2005年セリエA1を戦ったのは以下の10チームである。

  • プリンク・グロッセート (Prink Grosseto) - グロッセート
  • T&A サンマリノ (T&A San Marino) - サンマリノ
  • アチェガス・アルピーナ・テルジェステ・トリエステ(Acegas Alpina Tergeste Trieste) - トリエステ
  • カッフェ・ダネージ・ネットゥーノ (Caffè Danesi Nettuno) - ネットゥーノ
  • パテルノー・チッタ・デイ・ノルマンニ - パテルノー
  • チェーチ・ネグリ・パルマ (Ceci & Negri Parma) - パルマ
  • イタレリ・ボローニャ (Bologna) - ボローニャ
  • フィウーメ・コストルツィオーニ・モデナ (Comcor Modena) - モデナ
  • テレマーケット・リミニ (Telemarket Rimini) - リミニ
  • パルフィンガー・レッジョ・エミリア (Palfinger Reggio Emilia) - レッジョ・エミリア

リーグ戦結果

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チーム名 試合数 勝数 負数 ゲーム差 勝率 備考
ボローニャ 54 35 19 - .648 プレイオフ進出。優勝
サン・マリノ 54 35 19 - .648 プレイオフ進出。準優勝
ネットゥーノ 54 34 20 1.0 .630 プレイオフ進出
リミニ 54 33 21 2.0 .611 プレイオフ進出
パルマ 54 33 21 2.0 .611
グロッセート 54 30 24 5.0 .556
モデナ 54 24 30 11.0 .444
レッジョ・エミリア 54 19 35 16.0 .352 降格
トリエステ 54 16 38 19.0 .296 降格
パテルノー 54 11 43 24.0 .204 降格

プレイオフ準決勝

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  • ボローニャ 4勝 - リミニ 1勝
  • サン・マリノ 4勝 - ネットゥーノ 2勝

プレイオフ決勝

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  • ボローニャ 4勝 - サン・マリノ 3勝

選手

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日本人の在籍選手

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脚注

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  1. ^ a b c d e f Chetwynd, Josh (2019). Baseball in Europe : a country by country history (Second edition ed.). Jefferson, North Carolina. ISBN 978-1-4766-7912-9. OCLC 1120784054. https://www.worldcat.org/oclc/1120784054 
  2. ^ a b c NPBエンタープライズ. “"世界の野球"「クラブチームを中心に発展 プロリーグも発足したイタリア」”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2022年10月30日閲覧。
  3. ^ a b c Baseball without borders : the international pastime. George Gmelch. Lincoln: University of Nebraska. (2006). ISBN 0-8032-5606-X. OCLC 74813629. https://www.worldcat.org/oclc/74813629 
  4. ^ イタリアンベースボールリーグレポート2017(ノヴァーラ対パルマ,8月11日)”. 阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」. 2022年10月30日閲覧。
  5. ^ Redazione (2021年1月29日). “Torna la serie A unica, 32 squadre al via » Baseball.it” (イタリア語). Baseball.it. 2022年10月30日閲覧。
  6. ^ Info evento - Serie A Baseball 2024”. www.fibs.it. 2024年9月1日閲覧。
  7. ^ 2023 Serie A Baseball Info Evento” (イタリア語). Federazione Italiana Baseball Softball. 2023年6月11日閲覧。
  8. ^ Serie A Baseball 2022” (イタリア語). Federazione Italiana Baseball Softball. 2022年10月30日閲覧。
  9. ^ 2024 Serie A Baseball Squadre & roster” (イタリア語). Federazione Italiana Baseball Softball. 2024年9月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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