ロバート・ヘンリー・スミス
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ロバート・ヘンリー・スミス(Robert Henry Smith、1852年 - 1916年2月18日)は、明治時代にお雇い外国人として来日したイギリスの工学者である。
経歴・人物
[編集]エディンバラ大学を卒業し会社勤務をした後、1874年(明治7年)に開成学校(現在の東京大学)の機械学及び土木工学の教師として来日した。同校が東京大学に昇格後も引き続き機械学、数学などを教えた。
満期前の1878年(明治11年)に帰国。帰国する時に、『Valedictory Address to the Engineering Students of Tokyo Daigaku』と題する演説をした。ヘンリー・ダイアーの運営する工部大学校に批判的であって、後にこの問題についてエドワード・ダイヴァースと論争した。
スミスは帰国後、バーミンガム大学の前身であるメーソン・カレッジで機械学を教え、同校の名誉教授となった。