ロバート・バルフォア (初代準男爵)
初代準男爵サー・ロバート・バルフォア(Sir Robert Balfour, 1st Baronet、1844年3月6日 - 1929年11月4日)は、スコットランド自由党に所属した、スコットランドの政治家で、1906年から1922年までイギリス議会の庶民院議員を務めた。バルフォアは、1906年から1918年までパーティック選挙区、1918年から1922年まではグラスゴー・パーティック選挙区から選出された議員であった。
背景
[編集]1844年にファイフのラーゴに近いピルミュア (Pilmuir) に、ジェームズ・バルフォア (James Balfour) の息子として生まれた。セント・アンドルーズのマドラス・カレッジに学んだ。後には、リヴァプール出身のジョセフィン・マリー・ビーズリー (Josephine Maria Beazley) と結婚した[1]。夫妻の間には息子2人が生まれた。
実業
[編集]1863年、彼は商社 Balfour, Williamson & Co. に参加した。1869年から1893年まで、彼はサンフランシスコに駐在した。1893年から1899年まではリヴァプール駐在となり、1899年以降はロンドンを拠点とした[2]。
政治
[編集]1906年イギリス総選挙で、バルフォアはグラスゴーの選挙区から選出されて国会議員となった。次の1910年1月の総選挙でも彼は再選され、そのまた次の1910年12月の総選挙でも再選された。1918年の総選挙では、デビッド・ロイド・ジョージの連立政権の支持を表明し、「クーポン (coupon)」と称されたロイド・ジョージと保守党党首ボナー・ロー連名の推薦書を受けた。バルフォアは1922年イギリス総選挙の直前に政界を引退した。
1911年2月3日、バルフォアは準男爵に叙された[3][1]。彼に与えられたバルフォア男爵位は、彼の死によって1929年に廃された。
脚注
[編集]- ^ a b Who's Who
- ^ Glasgow Digital Library
- ^ No.28509 The London Gazette. 30 June 1911. pp. 4832–4833.
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会 | ||
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先代 ジェームズ・パーカー・スミス |
庶民院議員 パーティック選挙区 1906年 – 1918年 |
選挙区廃止 |
新設選挙区 | 庶民院議員 グラスゴー・パーティック選挙区 1918年 – 1922年 |
次代 ロバート・ジョン・コリー |