コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ロドニー・マーティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロドニー・マーティン Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Rodney Martin
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
大学 アメリカ合衆国の旗 カンザス・シティ・カンザス・コミュニティ大学英語版
アメリカ合衆国の旗 サウスカロライナ大学
生年月日 (1982-12-22) 1982年12月22日(41歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 ネバダ州ラスベガス
身長 175cm
体重 75kg
成績
オリンピック 4x100mR 予選途中棄権 (2008年)
世界選手権 200m 4位 (2007年)
4x100mR 予選2組2着 (2007年)
国内大会決勝 全米選手権
100m 5位 (2008年)
200m 3位 (2006年, 2007年)
自己ベスト
60m 6秒75 (2005年)
100m 9秒95 (2008年)
200m 19秒99 (2008年)
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
世界選手権
2007 大阪 4x100mR
ワールドアスレチックファイナル
2007 シュトゥットガルト 200m
編集 テンプレートのヘルプを表示する

ロドニー・マーティンRodney Martin1982年12月22日 ‐ )は、アメリカ合衆国ラスベガス出身で短距離走が専門の陸上競技選手。100mで9秒95、200mで19秒99の自己ベストを持つ。2007年大阪世界選手権男子4×100mリレーの金メダリストである。

経歴

[編集]

2007年6月、全米選手権の男子200m決勝で20秒18(-0.3)をマークして3位に入り、大阪世界選手権アメリカ代表の座をつかんだ[1]

2007年8-9月、大阪世界選手権に出場。世界選手権初出場ながら男子200mでファイナリストとなり、決勝では20秒06(-0.8)の自己ベスト(当時)をマークしたが、3位のウォーレス・スピアモンと0秒01差の4位で惜しくもメダルを逃した[2]。男子4×100mリレーでは予選で1走(マーティン、ウォーレス・スピアモン、ダービス・パットンリロイ・ディクソン)を務め、38秒10の組2着で決勝進出に貢献した[3]。アメリカは決勝で37秒78をマークして優勝し[4]、予選だけを走ったマーティンも金メダルを手にした。

2008年6月、全米選手権(兼北京オリンピックアメリカ代表選考会)に出場すると、男子100m2次予選で自身初の9秒台となる9秒95(+1.6)をマーク。準決勝は10秒08(+2.2)で突破し、決勝では追い風参考記録ながら9秒97(+4.1)をマークして5位に入った。男子200mは決勝で自身初の19秒台となる19秒99(+1.7)をマークしたが、3位のウォーレス・スピアモンと0秒09差の4位に終わった[5]。この結果、個人種目の北京オリンピックアメリカ代表には選ばれなかったが、男子4×100mリレーアメリカ代表の座をつかんだ。

2008年8月、北京オリンピックの男子4×100mリレーでは予選で1走(マーティン、トラビス・パジェット、ダービス・パットン、タイソン・ゲイ)を務めたが、パットンとゲイのバトン交換でバトンを落とし途中棄権となった[6]

自己ベスト

[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 9秒95 (+1.6) 2008年6月28日 アメリカ合衆国の旗 ユージーン
200m 19秒99 (+1.7) 2008年7月6日 アメリカ合衆国の旗 ユージーン
室内
60m 6秒75 2005年2月27日 アメリカ合衆国の旗 フェイエットビル
200m 20秒38 2005年3月11日 アメリカ合衆国の旗 フェイエットビル

主要大会成績

[編集]

備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2006 ワールドアスレチックファイナル (en ドイツの旗 シュトゥットガルト 200m 7位 20秒52 (-0.1)
2007 世界選手権 日本の旗 大阪 200m 4位 20秒06 (-0.8) 自己ベスト
3位と0秒01差
4x100mR 予選 38秒10 (1走) 決勝進出[注 1]
ワールドアスレチックファイナル (en ドイツの旗 シュトゥットガルト 200m 3位 20秒27 (+1.3)
2008 オリンピック 中華人民共和国の旗 北京 4x100mR 予選 DNF (1走)
ワールドアスレチックファイナル (en ドイツの旗 シュトゥットガルト 200m 5位 20秒66 (-0.1) 4位と同タイム着差あり

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 予選のみ出場。決勝のアメリカは37秒78で優勝。

出典

[編集]
  1. ^ 2007年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
  2. ^ 第11回世界選手権男子200m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
  3. ^ 第11回世界選手権男子4×100mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
  4. ^ 陸上=世界選手権、男子400mリレーは米国が制す・日本は5位”. ロイター通信 (2007年9月2日). 2016年2月28日閲覧。
  5. ^ 2008年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
  6. ^ 米国 男子4x100メートルリレー予選でバトンミスで失格”. フランス通信社 (2008年8月21日). 2015年8月24日閲覧。

外部リンク

[編集]