ルート・オブ・オール・イーヴィル
『ルート・オブ・オール・イーヴィル』 | ||||
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アーチ・エネミー の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
ドラムス: 2008年 - 2009年 ヴァールベリ ZerOonE、ハルムスタッド Rockstugan[3] その他: 2009年1月 TheSweetspot.se[3] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、メロディックデスメタル | |||
レーベル | センチュリー・メディア・レコード | |||
プロデュース | アーチ・エネミー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アーチ・エネミー アルバム 年表 | ||||
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『ルート・オブ・オール・イーヴィル』(原題:The Root of All Evil)は、スウェーデンのメロディックデスメタル・バンド、アーチ・エネミーが2009年に発表したセルフカバー・アルバム。
背景
[編集]ヨハン・リーヴァ在籍時のアルバム『ブラック・アース』、『スティグマータ』、『バーニング・ブリッジズ』からの曲を、アンジェラ・ゴソウを含む2009年当時のラインナップで再録音した内容である[6]。ミキシングおよびマスタリングはアンディ・スニープが担当した[3]。
日本盤限定ボーナス・トラックの「明日への翼」(ヨーロッパのカバー)と「ウォーク・イン・ザ・シャドウ」(クイーンズライクのカバー)は、アルバム『ライズ・オブ・ザ・タイラント』(2007年)の制作中に録音された[7]。また、日本盤およびヨーロッパ限定盤の両方に収録されたライブ音源3曲は、2004年12月17日のロンドン公演で録音された[7]。
反響・評価
[編集]母国スウェーデンではアルバム・チャート入りを逃した[8]。一方、日本では2009年10月12日付のオリコンチャートで最高21位を記録し、6週トップ300入りした[2]。また、ドイツでは2009年10月9日付のアルバム・チャートで84位に達した[4]。
フィル・フリーマンはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「アンジェラ・ゴソウは前任のヨハン・リーヴァよりも感情表現が幅広く、そしてバンドの作曲能力も、年を経るごとに着実な成長を遂げていった」「演奏は印象的だが、ソングライティングに関しては、『ドゥームズデイ・マシーン』や『ライズ・オブ・ザ・タイラント』といった近作と比べて粗削りで、その当時のスウェーデンにおけるデスメタルの趨勢に乗っかっていた感がある」と評している[6]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲は作詞:マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット&クリストファー・アモット。
- ルート・オブ・オール・イーヴィル - The Root of All Evil (Intro) – 1:06
- 作曲:マイケル・アモット、ダニエル・アーランドソン
- 本作が初出のインストゥルメンタル。
- ビースト・オブ・マン - Beast of Man – 3:46
- アルバム『スティグマータ』(1998年)より。
- ジ・イモータル - The Immortal – 3:47
- 作詞:ヨハン・リーヴァ、マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット、クリストファー・アモット
- アルバム『バーニング・ブリッジズ』(1999年)より。
- ディーバ・サタニカ - Diva Satanica – 3:48
- アルバム『スティグマータ』より。
- デモニック・サイエンス - Demonic Science – 5:23
- アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
- ベリー・ミー・アン・エンジェル - Bury Me An Angel – 4:25
- 作詞・作曲:マイケル・アモット
- アルバム『ブラック・アース』(1996年)より。
- デッド・インサイド - Dead Inside – 4:24
- アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
- ダーク・インサニティ - Dark Insanity – 3:25
- 作詞:ヨハン・リーヴァ/作曲:マイケル・アモット、ヨハン・リーヴァ
- アルバム『ブラック・アース』より。
- ピルグリム - Pilgrim – 4:51
- アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
- ディーモナイアリティ - Demoniality – 1:40
- 作曲:マイケル・アモット
- アルバム『ブラック・アース』より。
- トランスマイグレイション・マカーブラ - Transmigration Macabre – 3:33
- 作詞・作曲:マイケル・アモット
- アルバム『ブラック・アース』より。
- シルヴァーウイング - Silverwing – 4:22
- アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
- ブリッジ・オブ・ディスティニー - Bridge of Destiny – 7:56
- アルバム『スティグマータ』より。
日本盤ボーナス・トラック
[編集]下記リストは2011年再発CD (QATE-10014)に準拠。日本初回盤CD (YRCG-90019)には、「ウォーニング」を除く5曲が追加された。また、下記の曲のうちライブ音源3曲は、ヨーロッパ限定盤にも収録された[1]。
- 明日への翼 - Wings of Tomorrow
- 作詞・作曲:ジョーイ・テンペスト
- ヨーロッパのカバー。
- ウォーク・イン・ザ・シャドウ - Walk in the Shadows
- 作詞・作曲:ジェフ・テイト、マイケル・ウィルトン、クリス・デガーモ
- クイーンズライクのカバー。
- ウォーニング - Warning
- 作詞・作曲:ケルヴィン・モリス、ピーター・パーティル、ロイ・ウェインライト、ギャリー・マロニー
- ディスチャージのカバー。
- ベリー・ミー・アン・エンジェル(ライヴ) - Bury Me an Angel
- 作詞・作曲:マイケル・アモット
- ジ・イモータル(ライヴ) - The Immortal
- 作詞:ヨハン・リーヴァ、マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット、クリストファー・アモット
- ブリッジ・オブ・ディスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny
参加ミュージシャン
[編集]- アンジェラ・ゴソウ - ボーカル
- マイケル・アモット - ギター
- クリストファー・アモット - ギター
- シャーリー・ダンジェロ - ベース
- ダニエル・アーランドソン - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- Karl Lönn - キーボード
脚注
[編集]- ^ a b c “ARCH ENEMY: 'The Root Of All Evil' Limited Edition Details Revealed”. Blabbermouth.net (2009年9月3日). 2022年10月26日閲覧。
- ^ a b c “ルート・オブ・オール・イーヴィル - アーク・エネミー”. オリコン. 2022年10月26日閲覧。
- ^ a b c CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Offizielle Deutsche Charts
- ^ lescharts.com - Arch Enemy - The Root Of All Evil
- ^ a b Freeman, Phil. “Arch Enemy - The Root of All Evil Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年10月26日閲覧。
- ^ a b “ARCH ENEMY”. 激ロックエンタテインメント (2009年10月13日). 2022年10月26日閲覧。
- ^ swedishcharts.com - Discography Arch Enemy
外部リンク
[編集]- ルート・オブ・オール・イーヴィル - Discogs (発売一覧)