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ルート・オブ・オール・イーヴィル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ルート・オブ・オール・イーヴィル』
アーチ・エネミーカバー・アルバム
リリース
録音 ドラムス: 2008年 - 2009年 ヴァールベリ ZerOonE、ハルムスタッド Rockstugan[3]
その他: 2009年1月 TheSweetspot.se[3]
ジャンル ヘヴィメタルメロディックデスメタル
レーベル センチュリー・メディア・レコード
プロデュース アーチ・エネミー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 21位(日本[2]
  • 84位(ドイツ[4]
  • 133位(フランス[5]
  • アーチ・エネミー アルバム 年表
    Manifesto of Arch Enemy
    (2009年)
    ルート・オブ・オール・イーヴィル
    (2009年)
    ケイオス・リージョンズ
    (2011年)
    テンプレートを表示

    ルート・オブ・オール・イーヴィル』(原題:The Root of All Evil)は、スウェーデンメロディックデスメタルバンドアーチ・エネミー2009年に発表したセルフカバーアルバム

    背景

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    ヨハン・リーヴァ在籍時のアルバム『ブラック・アース』、『スティグマータ』、『バーニング・ブリッジズ』からの曲を、アンジェラ・ゴソウを含む2009年当時のラインナップで再録音した内容である[6]ミキシングおよびマスタリングアンディ・スニープが担当した[3]

    日本盤限定ボーナス・トラックの「明日への翼」(ヨーロッパのカバー)と「ウォーク・イン・ザ・シャドウ」(クイーンズライクのカバー)は、アルバム『ライズ・オブ・ザ・タイラント』(2007年)の制作中に録音された[7]。また、日本盤およびヨーロッパ限定盤の両方に収録されたライブ音源3曲は、2004年12月17日のロンドン公演で録音された[7]

    反響・評価

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    母国スウェーデンではアルバム・チャート入りを逃した[8]。一方、日本では2009年10月12日付のオリコンチャートで最高21位を記録し、6週トップ300入りした[2]。また、ドイツでは2009年10月9日付のアルバム・チャートで84位に達した[4]

    フィル・フリーマンはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「アンジェラ・ゴソウは前任のヨハン・リーヴァよりも感情表現が幅広く、そしてバンドの作曲能力も、年を経るごとに着実な成長を遂げていった」「演奏は印象的だが、ソングライティングに関しては、『ドゥームズデイ・マシーン』や『ライズ・オブ・ザ・タイラント』といった近作と比べて粗削りで、その当時のスウェーデンにおけるデスメタルの趨勢に乗っかっていた感がある」と評している[6]

    収録曲

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    特記なき楽曲は作詞:マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット&クリストファー・アモット

    1. ルート・オブ・オール・イーヴィル - The Root of All Evil (Intro) – 1:06
    2. ビースト・オブ・マン - Beast of Man – 3:46
    3. ジ・イモータル - The Immortal – 3:47
    4. ディーバ・サタニカ - Diva Satanica – 3:48
      • アルバム『スティグマータ』より。
    5. デモニック・サイエンス - Demonic Science – 5:23
      • アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
    6. ベリー・ミー・アン・エンジェル - Bury Me An Angel – 4:25
      • 作詞・作曲:マイケル・アモット
      • アルバム『ブラック・アース』(1996年)より。
    7. デッド・インサイド - Dead Inside – 4:24
      • アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
    8. ダーク・インサニティ - Dark Insanity – 3:25
      • 作詞:ヨハン・リーヴァ/作曲:マイケル・アモット、ヨハン・リーヴァ
      • アルバム『ブラック・アース』より。
    9. ピルグリム - Pilgrim – 4:51
      • アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
    10. ディーモナイアリティ - Demoniality – 1:40
      • 作曲:マイケル・アモット
      • アルバム『ブラック・アース』より。
    11. トランスマイグレイション・マカーブラ - Transmigration Macabre – 3:33
      • 作詞・作曲:マイケル・アモット
      • アルバム『ブラック・アース』より。
    12. シルヴァーウイング - Silverwing – 4:22
      • アルバム『バーニング・ブリッジズ』より。
    13. ブリッジ・オブ・ディスティニー - Bridge of Destiny – 7:56
      • アルバム『スティグマータ』より。

    日本盤ボーナス・トラック

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    下記リストは2011年再発CD (QATE-10014)に準拠。日本初回盤CD (YRCG-90019)には、「ウォーニング」を除く5曲が追加された。また、下記の曲のうちライブ音源3曲は、ヨーロッパ限定盤にも収録された[1]

    1. 明日への翼 - Wings of Tomorrow
    2. ウォーク・イン・ザ・シャドウ - Walk in the Shadows
      • 作詞・作曲:ジェフ・テイト、マイケル・ウィルトン、クリス・デガーモ
      • クイーンズライクのカバー。
    3. ウォーニング - Warning
      • 作詞・作曲:ケルヴィン・モリス、ピーター・パーティル、ロイ・ウェインライト、ギャリー・マロニー
      • ディスチャージのカバー。
    4. ベリー・ミー・アン・エンジェル(ライヴ) - Bury Me an Angel
      • 作詞・作曲:マイケル・アモット
    5. ジ・イモータル(ライヴ) - The Immortal
      • 作詞:ヨハン・リーヴァ、マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット、クリストファー・アモット
    6. ブリッジ・オブ・ディスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny

    参加ミュージシャン

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    アディショナル・ミュージシャン

    脚注

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    1. ^ a b c ARCH ENEMY: 'The Root Of All Evil' Limited Edition Details Revealed”. Blabbermouth.net (2009年9月3日). 2022年10月26日閲覧。
    2. ^ a b c ルート・オブ・オール・イーヴィル - アーク・エネミー”. オリコン. 2022年10月26日閲覧。
    3. ^ a b c CD英文ブックレット内クレジット
    4. ^ a b Offizielle Deutsche Charts
    5. ^ lescharts.com - Arch Enemy - The Root Of All Evil
    6. ^ a b Freeman, Phil. “Arch Enemy - The Root of All Evil Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年10月26日閲覧。
    7. ^ a b ARCH ENEMY”. 激ロックエンタテインメント (2009年10月13日). 2022年10月26日閲覧。
    8. ^ swedishcharts.com - Discography Arch Enemy

    外部リンク

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