ドゥームズデイ・マシーン
『ドゥームズデイ・マシーン』 | ||||
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アーチ・エネミー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2005年3月 - 5月 ハルムスタッド スローターハウス・スタジオ[4] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、メロディックデスメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | センチュリー・メディア・レコード | |||
プロデュース | Rickard Bengtsson | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アーチ・エネミー アルバム 年表 | ||||
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『ドゥームズデイ・マシーン』(Doomsday Machine)は、スウェーデンのメロディックデスメタル・バンド、アーチ・エネミーが2005年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]クリストファー・アモットは、本作のレコーディング終了後に一度バンドを脱退したが、最終的には次作『ライズ・オブ・ザ・タイラント』(2007年)で復帰した[10]。なお、収録曲「テイキング・バック・マイ・ソウル」にはファイアーウインドのガス・Gがゲスト参加しており、彼はクリストファーの代役として「オズフェスト2005」のステージにも参加したが、最終的にはタリスマンのフレドリック・オーケソンが、正式な後任ギタリストとして迎えられた[11]。
反響・評価
[編集]本作はセールス的に大きな成功を収めた。バンドの拠点のスウェーデンでは4週トップ60入りして最高23位を記録し、同国における初のトップ40アルバムとなった[3]。イギリスでは2005年9月3日付の全英アルバムチャートで81位を記録し、バンド初の全英トップ100アルバムとなった[8]。アメリカでは、バンドにとって初となる総合アルバム・チャートのBillboard 200入りを果たし、最高87位を記録した[9]。
Edurado Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「音作りは洗練されているが、マイケル・アモットのギターの音像が前面に押し出されている」と評している[2]。また、Adrien BegrandはPopMattersのレビューで10点満点中7点を付け「このアルバムではアモット兄弟が本当に輝いており、どの曲でも彼らのソロが聴き所となっている上に、"Enter the Machine"、"I Am Legend"(素晴らしいスラッシュ・ナンバー"Out for Blood"へ続く曲)、そして特に魅惑的な"Hybrids of Steel"という3曲のインストゥルメンタルも、ボーカル・ナンバーに負けていない」と評している[5]。
収録曲
[編集]全曲とも作曲はマイケル・アモット、クリストファー・アモット、ダニエル・アーランドソンによる。1. 8.はインストゥルメンタル。
- エンター・ザ・マシーン - Enter the Machine – 2:03
- テイキング・バック・マイ・ソウル - Taking Back My Soul – 4:35
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ、マイケル・アモット
- ネメシス - Nemesis – 4:12
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
- マイ・アポカリプス - My Apocalypse – 5:25
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
- キャリー・ザ・クロス - Carry the Cross – 4:12
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
- アイ・アム・レジェンド/アウト・フォー・ブラッド - I Am Legend/Out for Blood – 4:58
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
- スケルトン・ダンス - Skeleton Dance – 4:34
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
- ハイブリッズ・オブ・スティール - Hybrids of Steel – 3:49
- メカニック・ゴッド・クリエーション - Mechanic God Creation – 5:59
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ、マイケル・アモット
- マフトカンフ - Machtkampf – 4:16
- 作詞:マイケル・アモット
- スレイヴス・オブ・イエスタディ - Slaves of Yesterday – 5:06
- 作詞:アンジェラ・ゴソウ
日本初回盤CD (TFCK-87388)ボーナス・トラック
[編集]- ハート・オブ・ダークネス(ライヴ) - Heart of Darkness (Live in Paris 2004) - 4:50
- ブリッジ・オブ・デスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny (Live in Paris 2004) - 8:03
2011年再発CD (QATE-10012)ボーナス・トラック
[編集]12. - 15.は2004年2月27日のパリ公演、16.は2007年1月29日のブエノスアイレス公演におけるライヴ録音。
- バーニング・エンジェル(ライヴ) - Burning Angel
- ウィ・ウィル・ライズ(ライヴ) - We Will Rise
- ハート・オブ・ダークネス(ライヴ) - Heart of Darkness
- ブリッジ・オブ・デスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny
- アイ・アム・レジェンド/アウト・フォー・ブラッド(ライヴ) - I Am Legend/Out for Blood
ヨーロッパ限定盤(77583-8)ボーナスDVD
[編集]- Nemesis (Videoclip)
- Intro (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)
- Dead Eyes See No Future (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)
- Ravenous (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)
参加ミュージシャン
[編集]- アンジェラ・ゴソウ - ボーカル
- マイケル・アモット - リードギター、リズムギター
- クリストファー・アモット - リードギター、リズムギター
- シャーリー・ダンジェロ - ベース
- ダニエル・アーランドソン - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- ガス・G - リードギター(on #2)
- Ola Strömberg - キーボード
- アポロ・パパサナシオ - バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ a b “ドゥームズデイ・マシーン - アーク・エネミー”. オリコン. 2024年10月27日閲覧。
- ^ a b c Rivadavia, Eduardo. “Doomsday Machine - Arch Enemy - Album”. AllMusic. 2024年10月27日閲覧。
- ^ a b c swedishcharts.com - Arch Enemy - Doomsday Machine
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Begrand, Adrien (2005年8月7日). “Arch Enemy: Doomsday Machine”. PopMatters. 2024年10月27日閲覧。
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ Arch Enemy - Doomsday Machine - austriancharts.at
- ^ a b ARCH ENEMY songs and albums | full Official Chart History
- ^ a b “Arch Enemy - Awards”. AllMusic. 2016年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月27日閲覧。
- ^ “クリスが復帰したアーク・エネミー、いよいよ新作発表”. CDJournal. 音楽出版社 (2007年7月24日). 2024年10月27日閲覧。
- ^ “AE25 - Doomsday Machine bundle out now!”. archenemy.net (2021年7月5日). 2024年10月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- ドゥームズデイ・マシーン - Discogs (発売一覧)