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ドゥームズデイ・マシーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ドゥームズデイ・マシーン』
アーチ・エネミースタジオ・アルバム
リリース
録音 2005年3月 - 5月 ハルムスタッド スローターハウス・スタジオ[4]
ジャンル ヘヴィメタルメロディックデスメタル
時間
レーベル センチュリー・メディア・レコード
プロデュース Rickard Bengtsson
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 23位(スウェーデン[3]
  • 28位(日本[1]
  • 34位(ドイツ[6]
  • 74位(オーストリア[7]
  • 81位(イギリス[8]
  • 87位(アメリカ[9]
  • アーチ・エネミー アルバム 年表
    アンセムズ・オブ・リベリオン
    (2003年)
    ドゥームズデイ・マシーン
    (2005年)
    ライズ・オブ・ザ・タイラント
    (2007年)
    テンプレートを表示

    ドゥームズデイ・マシーン』(Doomsday Machine)は、スウェーデンメロディックデスメタルバンドアーチ・エネミー2005年に発表した6作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    クリストファー・アモットは、本作のレコーディング終了後に一度バンドを脱退したが、最終的には次作『ライズ・オブ・ザ・タイラント』(2007年)で復帰した[10]。なお、収録曲「テイキング・バック・マイ・ソウル」にはファイアーウインドガス・Gがゲスト参加しており、彼はクリストファーの代役として「オズフェスト2005」のステージにも参加したが、最終的にはタリスマンのフレドリック・オーケソンが、正式な後任ギタリストとして迎えられた[11]

    反響・評価

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    本作はセールス的に大きな成功を収めた。バンドの拠点のスウェーデンでは4週トップ60入りして最高23位を記録し、同国における初のトップ40アルバムとなった[3]。イギリスでは2005年9月3日付の全英アルバムチャートで81位を記録し、バンド初の全英トップ100アルバムとなった[8]。アメリカでは、バンドにとって初となる総合アルバム・チャートのBillboard 200入りを果たし、最高87位を記録した[9]

    Edurado Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「音作りは洗練されているが、マイケル・アモットのギターの音像が前面に押し出されている」と評している[2]。また、Adrien BegrandはPopMattersのレビューで10点満点中7点を付け「このアルバムではアモット兄弟が本当に輝いており、どの曲でも彼らのソロが聴き所となっている上に、"Enter the Machine"、"I Am Legend"(素晴らしいスラッシュ・ナンバー"Out for Blood"へ続く曲)、そして特に魅惑的な"Hybrids of Steel"という3曲のインストゥルメンタルも、ボーカル・ナンバーに負けていない」と評している[5]

    収録曲

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    全曲とも作曲はマイケル・アモットクリストファー・アモットダニエル・アーランドソンによる。1. 8.はインストゥルメンタル

    1. エンター・ザ・マシーン - Enter the Machine – 2:03
    2. テイキング・バック・マイ・ソウル - Taking Back My Soul – 4:35
    3. ネメシス - Nemesis – 4:12
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ
    4. マイ・アポカリプス - My Apocalypse – 5:25
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ
    5. キャリー・ザ・クロス - Carry the Cross – 4:12
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ
    6. アイ・アム・レジェンド/アウト・フォー・ブラッド - I Am Legend/Out for Blood – 4:58
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ
    7. スケルトン・ダンス - Skeleton Dance – 4:34
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ
    8. ハイブリッズ・オブ・スティール - Hybrids of Steel – 3:49
    9. メカニック・ゴッド・クリエーション - Mechanic God Creation – 5:59
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ、マイケル・アモット
    10. マフトカンフ - Machtkampf – 4:16
      • 作詞:マイケル・アモット
    11. スレイヴス・オブ・イエスタディ - Slaves of Yesterday – 5:06
      • 作詞:アンジェラ・ゴソウ

    日本初回盤CD (TFCK-87388)ボーナス・トラック

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    1. ハート・オブ・ダークネス(ライヴ) - Heart of Darkness (Live in Paris 2004) - 4:50
    2. ブリッジ・オブ・デスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny (Live in Paris 2004) - 8:03

    2011年再発CD (QATE-10012)ボーナス・トラック

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    12. - 15.は2004年2月27日のパリ公演、16.は2007年1月29日のブエノスアイレス公演におけるライヴ録音。

    1. バーニング・エンジェル(ライヴ) - Burning Angel
    2. ウィ・ウィル・ライズ(ライヴ) - We Will Rise
    3. ハート・オブ・ダークネス(ライヴ) - Heart of Darkness
    4. ブリッジ・オブ・デスティニー(ライヴ) - Bridge of Destiny
    5. アイ・アム・レジェンド/アウト・フォー・ブラッド(ライヴ) - I Am Legend/Out for Blood

    ヨーロッパ限定盤(77583-8)ボーナスDVD

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    1. Nemesis (Videoclip)
    2. Intro (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)
    3. Dead Eyes See No Future (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)
    4. Ravenous (Live at the Forum, London, UK on 17th December 2004)

    参加ミュージシャン

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    アディショナル・ミュージシャン

    脚注

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    1. ^ a b ドゥームズデイ・マシーン - アーク・エネミー”. オリコン. 2024年10月27日閲覧。
    2. ^ a b c Rivadavia, Eduardo. “Doomsday Machine - Arch Enemy - Album”. AllMusic. 2024年10月27日閲覧。
    3. ^ a b c swedishcharts.com - Arch Enemy - Doomsday Machine
    4. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    5. ^ a b Begrand, Adrien (2005年8月7日). “Arch Enemy: Doomsday Machine”. PopMatters. 2024年10月27日閲覧。
    6. ^ Offizielle Deutsche Charts
    7. ^ Arch Enemy - Doomsday Machine - austriancharts.at
    8. ^ a b ARCH ENEMY songs and albums | full Official Chart History
    9. ^ a b Arch Enemy - Awards”. AllMusic. 2016年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月27日閲覧。
    10. ^ クリスが復帰したアーク・エネミー、いよいよ新作発表”. CDJournal. 音楽出版社 (2007年7月24日). 2024年10月27日閲覧。
    11. ^ AE25 - Doomsday Machine bundle out now!”. archenemy.net (2021年7月5日). 2024年10月27日閲覧。

    外部リンク

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