ルリチョウ
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ルリチョウ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Myophonus insularis Gould, 1863 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ルリチョウ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Formosan Whistling-thrush |
ルリチョウ(瑠璃鳥、学名:Myophonus insularis)は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥類の一種。
形態
[編集]体長は、およそ30cmである[1]。
嘴と脚は黒く、翼を含める全身は光沢の入った藍黒色である[1]。虹彩は赤褐色である[2]。
分布
[編集]生態
[編集]主に山地から低地の森林や、内陸の湿地、川などに生息している[3]が、近年は都市部でも観察されるようになっている[4]。
主に昆虫などの無脊椎動物、カエルやトカゲ、小魚などを摂食している。[5]ツバメの卵やヒナを捕食する個体も観察されている[4]。
繁殖期は3月末から9月上旬である[5]。
木の中の空洞、トンネルの壁、水面から2-5m上の川岸の穴などに木の枝、葉、コケを使って直径10cm、高さ10cm、深さ5.5cmの皿状の巣を作り、赤褐色の斑の入った淡いピンク色の卵を3-4個産む[5]。卵は、孵化までの18日メスが抱卵する。孵化したらオスとメスが交代でヒナに給餌をする。21日経つとヒナは巣を離れることができる[5]。
脚注
[編集]- ^ a b 楊玉祥. “鳥類的 花花世界 Part.04 追尋青鳥” (PDF). 社團法人高雄市野鳥學會. 2020年4月28日閲覧。
- ^ Mark Brazil (2009). Birds of East Asia: China, Taiwan, Korea, Japan, and Russia Princeton field guides (再 ed.). A&C Black. pp. 398. ISBN 9780691139265
- ^ a b “IUCN Red List Taiwan Whistling-thrush”. IUCN. 2020年4月28日閲覧。
- ^ a b Jhih-Syuan Wang; Chih-Ming Hung (2019). “Barn Swallow Nest Predation by a Recent Urban Invader, the Taiwan Whistling Thrush – Implications for the Evolution of Urban Avian Communities”. Zoological Studies (中央研究院 生物多様性研究センター): 2. doi:10.6620/ZS.2019.58-01 .
- ^ a b c d “臺灣生命大百科 Myophonus insularis”. 2020年4月28日閲覧。