ルドゥート (民間軍事会社)
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PMC"ルドゥート" | |
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本部 | ロシア、クビンカ |
兵力 | 7000人(2023年) |
関連勢力 | |
敵対勢力 | |
戦闘 |
南オセチア紛争 ウクライナ紛争 |
PMCルドゥートまたはPMCリダウト(ロシア語: ЧВК «Редут»、PMC "Redut")は、ロシアの民間軍事会社。「ルドゥート・アンチテラー」「シールド(Shield)」とも呼ばれる。
2003年に設立されたオレル・アンチテラー社(Антитеррор-Орёл )を始めとする「アンチテラー・ファミリー」の系列であり、第45独立親衛特殊任務連隊などスペツナズの隊員らによって2008年に設立された[1]。
概要
[編集]2008年の設立後、ルドゥートは南オセチア紛争に派遣され、アブハジア軍のアドバイザーとしての職務を行った。この他、シリア、イラク、アフガニスタン、ソマリア、旧ユーゴスラビア諸国などで活動歴がある[2][3][4]。
2022年ロシアのウクライナ侵攻にロシア軍やワグネル・グループなどと共に参戦した。2023年、ワグネルが蜂起したことで政府に制裁されると、ルドゥートは元構成員を大量に雇用。現在ではルドゥート構成員の大半が元ワグネルの経歴を持っている[5]。また、これまでワグネルが担ったアフリカやシリアでの業務もルドゥートに引き継がれる可能性が指摘されている[6][7]。
編成
[編集]その他、「リモフツィ」「アックス」「フーリガンズ」「マリーンズ」「ウルヴズ」といった小~中隊が存在する。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “Analyse: Russische PMCs im Nahen Osten und Afrika” (ドイツ語). Federal Agency for Civic Education (8 February 2021). 3 May 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。September 18, 2022閲覧。
- ^ “The 'Privatization of Force' Presses on in Russia (Part Two)”. Jamestown Foundation (28 February 2023). 21 March 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。11 June 2023閲覧。
- ^ “From 'Volunteers' to Quasi-PMCs: Retracing the Footprints of Russian Irregulars in the Yugoslav Wars and Post-Soviet Conflicts”. Jamestown Foundation. 15 March 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。3 May 2023閲覧。
- ^ “The Role of Private Military Contractors in Russian Foreign Policy”. pism.pl. 3 May 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。September 18, 2022閲覧。
- ^ X - Ministry of Defence
- ^ “Накануне гибели Пригожина Минобороны начало набор бойцов в Африку через свои ЧВК, выяснили "Важные истории"” (ロシア語). iStories (23 August 2023). 25 August 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。25 August 2023閲覧。
- ^ Hastings, Rob (26 August 2023). “Wagner mercenaries could be absorbed by arch rival Redut and slip into the shadows after Prigozhin’s death”. i. 26 August 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。12 September 2023閲覧。