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ルドゥタブル級潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルドゥタブル級(1,500トン型)潜水艦
ルドゥタブル
ルドゥタブル
基本情報
艦種 一等潜水艦
運用者  フランス海軍
 自由フランス海軍
 ヴィシー海軍
建造数 31
前級 ルカン級
次級 ナルヴァル級フランス語版
要目
基準排水量 1,500 トン
水中排水量 2,000 トン
全長 92.3 m
最大幅 8.2 m
吃水 4.9 m
主機 ディーゼル機関×2基
電動機×2基
出力 ディーゼル:水上6,000馬力 (4,500 kW)、水中1,000馬力 (750 kW)
電動機:2,000馬力 (1,500 kW)
最大速力 水上:20ノット (37 km/h)
水中:10ノット (19 km/h)
航続距離 水上:14,000海里 (26,000 km)/7ノット
水中:90海里 (170 km)/7ノット
燃料 重油
潜航深度 80 m
乗員 士官5名(作戦時6名)、下士官兵79名
兵装
  • 500mm魚雷発射管×9基
  • 400mm魚雷発射管×2基
  • 40口径100mm単装砲×1基
  • 13.2mm機銃×2基
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ルドゥタブル級潜水艦: Les Sous-marin Classe Le Redoutable)は、フランス海軍潜水艦の艦級。1,500トン型とも。31隻が1931年から39年にかけて竣工した。

概要

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「アジャクス」

第一次世界大戦後最初に建造されたルカン級は操縦性と速力に問題があった為、これを改善する為に、排水量を5割近く増大した艦を1924年度計画にて2隻建造した。以降30年度計画まで31隻の建造が認められ、第二次世界大戦前にプロメテとフェニクスを喪失したが、フランス海軍潜水艦隊の主力として運用された。初期は主機の出力6,000馬力、水上速力17ktであったが、28~29年度計画艦は7,200馬力、19ktに、30年度計画艦は更に8,600馬力、20ktまで向上しており、潜航には多少時間を要したものの使い易く信頼性の高い艦であった。また1941年以降にバラストタンクの一部を燃料タンクに改造して航続距離を増大させたり、対空兵装が強化された物もあった。主機はスイスズルツァー製であったが、パスツール、ポンスレ、アルシメード、アジャックス、アルゴ、プロメテ、ペルセ及びル・コンケランはシュネデール製を採用している。[1] 潜航時は2,250馬力のアルストム製電動モーターで10ktで推進した。[2]拡大改良型のロラン・モリロ級潜水艦ドイツ語版8隻の建造が計画されるも未成に終わった。

武装

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艦橋前方に10cm単装砲1門、艦橋上に37mm機銃、55cm魚雷発射管9門のうち、艦首に4門、中央部上構内に3門、後部上構内に2門、40cm魚雷発射管2門を同じく後部上構内に装備していたが、一部仕様の異なる艦もあったといわれる。

同型艦

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参考文献

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  • 『世界の艦船 増刊第17集 第二次大戦のフランス軍艦』(海人社、1985年)雑誌コード:05604-1
  1. ^ Claude Picard, Les Sous-marins de 1 500 tonnes, Rennes, Marines Editions, 2006 p. 23 (ISBN 2-915379-55-6)
  2. ^ Axel Aboulker, Le Sous-marin Archimède : 1932-1952, Rennes, Marines Éditions, 2010,p. 8 . (ISBN 978-2357430587)

関連項目

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外部リンク

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