リトルリーガーズショルダー
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リトルリーガーズショルダー(Little leaguers shoulder)は、少年野球の選手に多くみられる肩のスポーツ障害で、上腕骨の近位骨端成長軟骨板の炎症あるいは損傷である。
リトルリーガー肩、リトルリーグ肩、少年野球肩ともいう。
発生機序
[編集]上腕骨(上腕の骨)のように長い骨を長管骨と呼ぶ。ヒトの誕生直後は、長管骨の骨端(骨の両端)は軟骨でできており、成長とともに骨化が進む。したがって、成長期の子どもの上腕骨においては、骨端に骨化前の軟骨が存在する。
投球動作で腕を強く振ると、フォロースルーにおいて上腕骨近位(頭に近い側)の骨端成長軟骨板に強い力がかかり、炎症あるいは損傷が発生する。
脚注
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参考文献
[編集]- 社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会『柔道整復学ー理論編(改訂第5版)』南江堂、2009年。