ラミナリビオース
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ラミナリビオース | |
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3-β-D-Glucopyranosyl-(1→3)-D-glucose | |
(2R,3S,4R,5R)-2,4,5,6-Tetrahydroxy-3-{[(2S,3R,4S,5S,6R)-3,4,5-trihydroxy-6-(hydroxymethyl)oxan-2-yl]oxy}hexanal | |
別称 3-β-D-Glucosyl-D-glucose | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 34980-39-7 |
PubChem | 439637 |
ChemSpider | 388710 |
UNII | 0WN3D69UW4 |
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特性 | |
化学式 | C12H22O11 |
モル質量 | 342.30 g/mol |
密度 | 1.768 g/mL |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ラミナリビオース (laminaribiose) は、グルコース2分子がβ1-3結合で結合した、二糖の一種である。一般に、植物由来の天然多糖類の加水分解、またはアセトリシスで得られる[1]。グルコースのキャラメル化による生成物でもある[2]。
コンブなど褐藻類の貯蔵多糖で、また細菌の細胞壁の構成成分でもあるラミナランは、ラミナリビオースがポリマーになったものである。またラミナリビオースという名前は、コンブの属名のLaminariaから名づけられた。
蜂蜜の甘味成分の一つである。
出典
[編集]- ^ US 6632940
- ^ Sugisawa, Hirqshi; Edo, Hiroshi (1966). “The Thermal Degradation of Sugars I. Thermal Polymerization of Glucose”. Journal of Food Science 31 (4): 561. doi:10.1111/j.1365-2621.1966.tb01905.x.