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ラミナリビオース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラミナリビオース
識別情報
CAS登録番号 34980-39-7 チェック
PubChem 439637
ChemSpider 388710 ×
UNII 0WN3D69UW4 チェック
特性
化学式 C12H22O11
モル質量 342.30 g/mol
密度 1.768 g/mL
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ラミナリビオース (laminaribiose) は、グルコース2分子がβ1-3結合で結合した、二糖の一種である。一般に、植物由来の天然多糖類加水分解、またはアセトリシスで得られる[1]グルコースキャラメル化による生成物でもある[2]

コンブなど褐藻類の貯蔵多糖で、また細菌細胞壁の構成成分でもあるラミナランは、ラミナリビオースがポリマーになったものである。またラミナリビオースという名前は、コンブの属名のLaminariaから名づけられた。

蜂蜜の甘味成分の一つである。

出典

[編集]
  1. ^ US 6632940 
  2. ^ Sugisawa, Hirqshi; Edo, Hiroshi (1966). “The Thermal Degradation of Sugars I. Thermal Polymerization of Glucose”. Journal of Food Science 31 (4): 561. doi:10.1111/j.1365-2621.1966.tb01905.x.