ラブ・キャンプ7
ラブ・キャンプ7 | |
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Love Camp 7 | |
監督 | R・L・フロスト |
脚本 |
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製作 |
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出演者 |
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撮影 | R・L・フロスト |
配給 |
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公開 | |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『ラブ・キャンプ7』(原題:Love Camp 7)は、1969年公開のアメリカの女囚ナチスプロイテーションB級映画である。
ウェス・ビショップとボブ・クレス(サディスティックな収容所所長役も兼任)が脚本を執筆し、リー・フロスト(R・L・フロスト名義で)が監督を務めた。
あらすじ
[編集]ユダヤ人科学者のマーサ・グロスマンから情報を得るために(可能であれば救出も視野に入れつつ)、2人のアメリカ婦人陸軍部隊(WAC)将校がナチスの強制収容所へ潜入することを志願する。そこでは収容された女性たちが、ドイツ軍将校の性奴隷として、屈辱的な扱いや、拷問、レイプを受けていた。
マーサ・グロスマンが独房に収容されていることを知った2人は、彼女に接触するために1人が処罰されるよう仕向ける。その結果、ハーマン中尉が裸にされ、手首を吊るされることになる。しかし、マーサが自分の体を使ってハーマンの解放に寄与し、3人での脱出を試みる。
彼女たちの脱出計画は、戦闘を以ってクライマックスを迎える。
キャスト
[編集]- リンダ・ハーマン - マリア・リース
- WAC中尉
- グレース・フリーマン - キャシー・ウィリアムズ
- WAC中尉
- 収容所所長 - ボブ・クレス
- フィル・ポス
- ロバート・カレイ - ジョン・アルダーマン
- 大尉
- 金髪の囚人 - キャロリン・アップルビー
- マックス・ケンプ - デイヴ・フリードマン
- 大佐
- クラウス・ミュラー - ブルース・キンボール
- 軍曹
- カール・ミュラー - ロッド・ウィルマス
- 大佐
- エリック・フォン・ハマー - ロジャー・スティール
- 元帥
- ナターシャ・スティール
- パトリシア・ロディ
- タクシー運転手 - リー・フロスト (クレジットなし)
評価
[編集]1970年代に、『女体拷問鬼看守パム』(1971年)や『残虐全裸女収容所』(1972年)など、パム・グリアを有名にした作品のジャンルでもある、刑務所に入れられた女性を描いたエクスプロイテーション映画(いわゆる女囚映画)の流行が始まったことで、その元祖ともいえる『ラブ・キャンプ7』がカルト的な人気を誇るようになった。この作品は、デイヴィッド・F・フリードマンが製作に関与し、ダイアン・ソーンがタイトルロールのイルザをその続編も含めて演じ続けた『イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験』(1974年)や、イタリア映画『ナチ(秘)女収容所/ゲシュタポ・ハーレム』(1977年)、『ゲシュタポ卍収容所』(1977年、ダニエラ・レヴィの商業作品デビュー作)などのように強制収容所を描く映画であるナチスプロイテーションというジャンルにおける最初の作品でもある。
2002年、全英映像等級審査機構[1]からビデオ制限区分認定を拒否され、ニュージーランド映画・文学分類局からも同様に拒否された。2020年にストリーミング配信のための認定申請書を提出した際も、BBFCは本作に対する申請の却下を支持した[2]。オーストラリアでは当初上映禁止となっていたが、その後何度か修正を加えてR18+バージョンで上映された。そして、2005年にようやくノーカット版での上映に許可が下りた[3]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “Love Camp 7 Rejected by the BBFC”. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “LOVE CAMP 7”. British Board of Film Classification. 13 April 2020閲覧。
- ^ “Films: L”. Refused-Classification. December 19, 2011閲覧。
外部リンク
[編集]- ラブ・キャンプ7 - allcinema
- Love Camp 7 - IMDb
- Love Camp 7 - オールムービー
- The Bad Movie Report: Love Camp 7 - sarcastic review of the plot