ラジェンドラ・パチャウリ
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ラージェーンドラ・クマール・パチャウリー(英語:Rajendra Kumar Pachauri, ヒンディー語:राजेंद्र कुमार पचौरी, 1940年8月20日 - 2020年2月13日)は、環境エネルギー問題の専門家。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長を2002年から2015年までの2期13年務めた。2002年よりIPCCの3代目の議長となり、2007年にはアル・ゴアと共にIPCCがノーベル平和賞を受賞した。
生涯
[編集]インドで生まれ、アメリカのノースカロライナ州立大学で学ぶ。
インドの財閥タタ・グループのタタ・エネルギー研究所の所長や日本の財団法人・地球環境戦略研究機関の理事を務める。2007年の来日時には立命館大学から名誉博士号を授与され、2009年には日本政府から旭日重光章を叙勲されている。
2015年2月24日にセクハラ疑惑によりIPCCの議長職を退任[1]。議長代行にはギズーリ副議長が就いた。
2020年2月13日、ニューデリー市内の病院で死去。79歳没[2]。
人物
[編集]栄典
[編集]- パドマ・ブーシャン(インド、2001年・2008年)
- 旭日重光章(日本、2009年秋)
- レジオンドヌール勲章オフィシエ(フランス、2009年)
- フィンランド白薔薇勲章(フィンランド、2010年)
著書
[編集]- ラジェンドラ・パチャウリ、原沢英夫 『ラジェンドラ・パチャウリ地球温暖化IPCCからの警告』日本放送出版協会、2008年1月。ISBN 978-4140812242。
脚注
[編集]- ^ “IPCC議長が辞任 女性へのセクハラ疑惑で”. 日本経済新聞. (2015年2月25日) 2020年2月14日閲覧。
- ^ “IPCC議長を務めたラジェンドラ・パチャウリさん死去”. 朝日新聞. (2020年2月14日) 2020年2月14日閲覧。
- ^ “「温暖化防止にライフスタイルの変革を」”. AFPBB News. (2008年1月22日) 2020年2月14日閲覧。
- ^ 「ノーベル平和賞:IPCC議長ら、環境会議で講演-都内で」(毎日新聞-東京夕刊、2007年10月19日)[リンク切れ]
外部サイト
[編集]- UN scientist backs '350' target for CO2 reduction. (in English)