ラシンダ・ディーマス
個人情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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生誕 | 1983年3月10日(41歳) アメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 1.7 m (5 ft 7 in) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 60 kg (132 lb) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 400mH | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラシンダ・ディーマス(Lashinda Demus、1983年3月10日 - )は、400メートルハードルを専門とするカリフォルニア州イングルウッド出身のアメリカ合衆国の陸上競技選手。2011年世界陸上競技選手権大会で優勝し、2012年ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した。
キャリア
[編集]400mハードルの自己ベストは大韓民国・大邱広域市で2011年9月1日に記録した52秒47[1]。またディーマスは400mHのアメリカ記録保持者である[2]。
ロングビーチ・ウィルソン高等学校の卒業生で、300mHのアメリカ高校記録を持っており[3]、唯一40秒の壁を破った女子選手である。1998年には4x400メートルリレーチームの一員として出場、アメリカ記録を樹立、翌1999年には歴代2位となり、2001年には自身の持つアメリカ記録を打ち破った[4]。(この記録は2004年にライバル校のロングビーチポリテクニック高等学校に破られた[3]。)また、100mハードルにも出場し、2001年にCIFカリフォルニア州大会で優勝した[5]。1999年と2001年にはTrack and Field Newsがディーマスを女子の「ハイスクールアスリートオブザイヤー」に選んだ[6]。
高等学校卒業後、ディーマスはサウスカロライナ大学に入学、カーティス・フライの指導を受ける。大学時代の最高成績は、55mH:7秒80、60mH:8秒32、100mH:13秒35、400mH:54秒70、400m:51秒38、800m:2分13秒77である[7]。サウスカロライナ大学在学中、2002年世界ジュニア陸上競技選手権大会では400mHで優勝、NCAA室内選手権では400mで優勝[8]、2005年世界陸上競技選手権大会で準優勝を果たした。またNCAA選手権では2002年、サウスカロライナ大学が女子の部で優勝する上で貢献した。
ディーマスは2004年のオリンピック選考にて400mHのアメリカ代表に選抜された。アテネオリンピック準決勝では、チームメイトのシェーナ・ジョンソンと同記録で、順位による準決勝突破者のブレンダ・テイラーよりも0秒7上回る記録をマークするも、組5着で決勝に進出することはならなかった。
北京オリンピック代表選考から漏れた翌2009年、全米陸上競技選手権大会400mHを当季世界最高の53秒78で優勝、2009年世界陸上競技選手権大会の出場資格を得た[9]。7月のヘラクレスでは52秒63に記録を伸ばし、大会記録をマークした上、歴代4位に名を刻んだ[10]。この時点で世界選手権の優勝候補と目されていたが、ジャマイカのメレーン・ウォーカーに敗れ、銀メダルとなった。しかし、韓国・大邱で開かれた2011年の世界選手権では52秒47のアメリカ新記録、世界歴代3位の好記録をマークしてリベンジを果たした。ウォーカーは2位でゴールした。2011年の最高記録をマークしたカリース・スペンサーは、ディーマス、ウォーカー、ナタリア・アントユフに次ぐ4位だった[11]。
主な成績
[編集]年 | 大会 | 開催地 | 結果 | 備考 |
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2002 | 世界ジュニア選手権 | ジャマイカキングストン | 1位 | |
2005 | 世界選手権 | フィンランドヘルシンキ | 2位 | |
ワールドアスレチックファイナル | モナコモンテカルロ | 1位 | ||
2006 | ワールドアスレチックファイナル | ドイツシュトゥットガルト | 1位 | |
ワールドカップ | ギリシャアテネ | 2位 |
脚注
[編集]- ^ “Profile of Lashinda DEMUS”. All-Athletics.com. 2013年10月27日閲覧。
- ^ czatletika (2011年9月1日). “Videos – Womens 400 Hurdles Final – Lashinda Demus 52.47 American Record – IAAF World Outdoor Championships 2011”. Runnerspace.com. 2012年8月9日閲覧。
- ^ a b “National High School Records:Girl”. Track & Field News. 2013年10月27日閲覧。
- ^ "Record Progression"
- ^ 2001 State Meet Results Archived 2011年7月21日, at the Wayback Machine.
- ^ "Track and Field News High School AOY Archived 2011年10月13日, at the Wayback Machine."
- ^ "Lashinda Demus Profile"(2009年8月24日閲覧。)
- ^ National Championships Archived 2009年12月9日, at the Wayback Machine.
- ^ Morse, Parker"World season leads for Demus and Merritt as team takes shape in Eugene – USA Champs, Day 3". IAAF.2009年6月28日(2009年6月30日閲覧。)
- ^ Turner, Chris "Hurdlers delight on a spectacular evening in Monaco – IAAF World Athletics Tour". IAAF.2009年7月28日(2009年7月31日閲覧。)
- ^ Berlin results Archived 2010年2月3日, at the Wayback Machine.
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ラシンダ・ディーマス - オリンピックチャンネル
- ラシンダ・ディーマス - アメリカオリンピック委員会
- ラシンダ・ディーマス - Olympedia
- ラシンダ・ディーマス - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- ラシンダ・ディーマス - 国際陸上競技連盟
- ラシンダ・ディーマス - IAAFダイヤモンドリーグ
- ラシンダ・ディーマス - USA Track & Field
- ラシンダ・ディーマス - TrackField.brinkster.net
- ラシンダ・ディーマス - Munzinger Sports Archives
- TBS「世界陸上大阪」 ラシンダ・ディーマス
タイトル | ||
---|---|---|
先代 ユリア・ペチョンキナ |
400mH年世界最高記録 2006 |
次代 ティファニー・ウィリアムス |