ライヴ・クラッシュ
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『ライヴ・クラッシュ』 | ||||
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ザ・クラッシュ の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1978年4月30日 - 1982年10月13日 | |||
ジャンル | パンク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック | |||
プロデュース | ザ・クラッシュ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・クラッシュ コンピレーション アルバム 年表 | ||||
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ライヴ・クラッシュ (From Here to Eternity: Live) は1999年に発表されたザ・クラッシュのライブ・アルバムである。
概要
[編集]バンド自身がライブ盤を好んでおらず、解散後15年たってようやく唯一の公式ライブ・アルバムが発表となった。制作はジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズ、ポール・シムノンの3人がザ・クラッシュ名義で行った。
1978年4月30日、ヴィクトリア・パークのロック・アゲンスト・レイシズムのライブから、1982年10月のアメリカツアーまでの音源が収録されている。半数のトラックはトッパー・ヒードン解雇後のライブで収録されており、ドラムはテリー・チャイムズが叩いている。
収録されたトラックは、映画『ルード・ボーイ』や未完の映画『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』撮影時の音源、そして最後のアメリカツアーのラジオ放送の音源が主に使用されている。
収録曲
[編集]特記ない限りストラマー/ジョーンズの作。
- コンプリート・コントロール (Complete Control) - 3分45秒
- ロンドンは燃えている! (London's Burning) - 2分3秒
- ワッツ・マイ・ネーム (What's My Name) (ジョーンズ/レヴィン/ストラマー) - 1分43秒
- クラッシュ・シティ・ロッカーズ (Clash City Rockers) - 3分30秒
- 出世のチャンス (Career Opportunities) - 2分6秒
- ハマースミス宮殿の白人 ((White Man) In Hammersmith Palais) - 4分28秒
- キャピタル・レディオ (Capital Radio) - 2分58秒
- 死の街 (City of the Dead) - 2分47秒
- アイ・フォウト・ザ・ロウ (I Fought the Law) (ソニー・カーティス) - 2分36秒
- ロンドン・コーリング (London Calling) - 3分29秒
- ハルマゲドン・タイム (Armagideon Time) (ドッド/ウィリアムス) - 5分5秒
- トレイン・イン・ヴェイン (Train in Vain) 4分43秒
- ブリクストンの銃 (Guns of Brixton) (シムノン) - 3分36秒
- 7人の偉人 (The Magnificent Seven) (ザ・クラッシュ) - 6分9秒
- 権利主張 (Know Your Rights) (ザ・クラッシュ) - 4分5秒
- ステイ・オア・ゴー (Should I Stay or Should I Go) (ザ・クラッシュ) - 3分14秒
- ストレイト・トゥ・ヘル (Straight to Hell) (ザ・クラッシュ) - 7分24秒
収録地
[編集]- ヴィクトリア・パーク、ロンドン (1978年4月30日) - #2
- ミュージック・マシーン、ロンドン (1978年7月28日) - #3
- ライシアム、ロンドン (1978年12月28日) - #8,#9
- ルイシャム・オデオン、ロンドン (1980年2月18日) - #7, #11
- ボンズ・インターナショナル・カジノ、ニューヨーク (1981年6月13日) - #1, #12, #13
- オーフィアム、ボストン (1982年9月8日) - #4, #6, #10, #14 - #17
- シェイ・スタジアム、ニューヨーク (1982年10月13日) - #5
メンバー
[編集]- ジョー・ストラマー - ボーカル、ギター
- ミック・ジョーンズ - ギター、ボーカル
- ポール・シムノン - ベース、ボーカル (#13)
- トッパー・ヒードン - ドラムス
- テリー・チャイムズ - ドラムス (#5, #6, #10, #14 - #17)
- ミッキー・ギャラガー - キーボード (#11)
- マイキー・ドレッド - ボーカル (#11)
参考文献
[編集]トニー・フレッチャー『ザ・クラッシュ - 全曲解説シリーズ』上西園誠(監訳)、シンコーミュージック、2006年3月1日。