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ライアン・レイバーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ライアン・レイバーン
Ryan Raburn
コロラド・ロッキーズ時代
(2016年8月31日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州タンパ
生年月日 (1981-04-17) 1981年4月17日(43歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手二塁手三塁手
プロ入り 2001年 MLBドラフト5巡目(全体147位)でデトロイト・タイガースから指名
初出場 2004年9月12日 ミネソタ・ツインズ
年俸 $1,500,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ライアン・ニール・レイバーンRyan Neil Raburn, 1981年4月17日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身の元プロ野球選手(主に外野手)。右投右打。

兄のジョニーも元プロ野球選手で、ミルウォーキー・ブルワーズの傘下やタンパベイ・デビルレイズの傘下でプレーした[2]

経歴

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プロ入り前

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1999年MLBドラフト18巡目(全体535位)でタンパベイ・デビルレイズから指名されたが、契約には至らなかった。

プロ入りとタイガース時代

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2001年MLBドラフト5巡目(全体147位)でデトロイト・タイガースから指名され、6月20日に契約。

2004年9月12日ミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。

2005年2006年はAAA級トレド・マッドヘンズで過ごした。

2007年にメジャー再昇格。

2009年には113試合の出場で打率.291・16本塁打OPS.891を記録。

2010年は前半戦は打率.208と不振に陥るが、マグリオ・オルドニェスの離脱などで出場機会が増えた後半戦は、打率.315・13本塁打・41打点を記録し、トータルでは2年連続で打率.280・15本塁打・OPS.800をクリアした。同年オフに年俸調停権を取得し、タイガースと2年340万ドルで契約を延長した[3]

タイガース時代(2011年8月14日)

2011年は、前年同様に開幕から打率が上がらず、前半終了時点では.214だった。9月に月間打率.384をマークするなど、後半戦は巻き返したが、トータルの成績は過去2年よりもダウンした。前半戦は主に左翼手として出場していたが、デルモン・ヤングの加入後は、二塁手での出場が多くなった。

2012年は66試合に出場するが、打率.171・1本塁打・12打点・1盗塁と結果を残せず、11月20日に自由契約となった。

インディアンス時代

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クリーブランド・インディアンス時代
(2015年4月8日)

2013年1月21日クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[4]3月31日にインディアンスとメジャー契約を結び[5]、開幕ロースター入りした。

開幕後は主に外野手として起用され、8月7日にはインディアンスと総額485万ドルの2年契約(2016年・300万ドルの球団オプション付き)に合意した[6][7]8月28日に15日間の故障者リスト入りしたが、9月2日に復帰した。この年は87試合に出場し、打率.272・16本塁打・55打点だった。

2014年は内外野の控えとしてプレーし、74試合に出場した。打撃面では不振に陥り、打率.200・4本塁打・22打点という成績に終わり、アベレージとパワーの両スタッツで成績が悪かった。

2015年6月17日シカゴ・カブス戦で、自身2度目の登板をした[8]。この年は打棒が復活し、82試合の出場で打率.301・8本塁打・29打点・OPS0.936という好成績を残した。特に得点圏では、本塁打こそなかったものの、シーズン打率より高い.313とよく打ち、19打点を叩き出した[9]。守備面では、投手を除けば左翼手右翼手を守ったが、両方でDRS - 5に終わった。オフの11月4日FAとなった[10]

ロッキーズ時代

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2016年3月4日コロラド・ロッキーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに合流した[11]3月28日にロッキーズとメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした[1]。この年は113試合に出場して打率.220・9本塁打・30打点の成績を残した。オフの11月3日にFAとなった[10]

ホワイトソックス傘下時代

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2017年2月19日シンシナティ・レッズとマイナー契約を結んで同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]が、3月27日に自由契約となった[12]

その後、4月8日シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級シャーロット・ナイツへ配属された[13]

ナショナルズ時代

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2017年5月28日にトレードで、ワシントン・ナショナルズへ移籍し、傘下AAA級シラキュース・チーフスへ配属された。6月5日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2004 DET 12 31 29 4 4 1 0 0 5 1 1 0 0 0 2 0 0 15 0 .138 .194 .172 .366
2007 49 148 138 28 42 12 2 4 70 27 3 0 1 1 8 1 0 33 7 .304 .340 .507 .847
2008 92 199 182 26 43 10 1 4 67 20 3 1 1 0 16 1 0 49 2 .236 .298 .368 .666
2009 113 291 261 44 76 11 2 16 139 45 5 4 1 1 26 2 2 60 6 .291 .259 .533 .891
2010 113 410 371 54 104 25 1 15 176 62 2 2 1 3 27 0 8 92 8 .280 .340 .474 .814
2011 121 418 387 53 99 22 2 14 167 49 1 1 4 3 21 2 3 114 4 .256 .297 .432 .729
2012 66 222 205 14 35 14 0 1 52 12 1 1 1 1 13 0 2 53 7 .171 .226 .254 .480
2013 CLE 86 277 243 40 66 18 0 16 132 55 0 0 0 1 29 0 4 67 4 .272 .357 .543 .901
2014 74 212 195 18 39 7 0 4 58 22 0 0 0 3 13 1 1 51 8 .200 .250 .297 .547
2015 82 201 173 22 52 16 1 8 94 29 0 0 0 1 23 3 4 44 5 .301 .393 .543 .936
2016 COL 113 256 223 30 49 10 2 9 90 30 0 0 0 3 28 0 2 80 6 .220 .309 .404 .712
2017 WSN 25 69 65 7 17 1 2 2 28 6 0 1 0 0 4 0 0 25 1 .262 .304 .431 .735
通算:12年 946 2734 2472 340 626 147 13 93 1078 358 16 10 9 17 210 10 26 683 58 .253 .316 .436 .752
  • 2017年度シーズン終了時

年度別投手成績

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W
H
I
P
2013 CLE 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 1.0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 0.00
2015 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 0.2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0.00 0.00
MLB:2年 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.2 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0.00 1.20
  • 2017年度シーズン終了時

背番号

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  • 55(2004年)
  • 25(2007年 - 2012年)
  • 9(2013年 - 2015年)
  • 6(2016年)
  • 18(2017年 - )

脚注

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  1. ^ a b Nick Groke (2016年3月29日). “Ryan Raburn added to Rockies big-league roster, filling a desperate need in their outfield” (英語). The Denver Post. 2016年3月30日閲覧。
  2. ^ Ryan Raburn Statistics and History - Baseball-Reference.com
  3. ^ SI.com: No. 1 Duke's winning streak ends”. CNN (2011年1月13日). 2016年3月30日閲覧。
  4. ^ "Indians sign a pair of players; INF/OF Ryan Raburn & OF Ben Francisco" (Press release) (英語). MLB.com (Cleveland Indians). 21 January 2013. 2016年3月30日閲覧
  5. ^ "Indians announce 2013 Opening Day roster" (Press release) (英語). MLB.com (Cleveland Indians). 31 March 2013. 2016年3月30日閲覧
  6. ^ "Indian sign OF Ryan Raburn to two-year contract extension" (Press release) (英語). MLB.com (Cleveland Indians). 7 August 2013. 2016年3月30日閲覧
  7. ^ Jordan Bastian (2013年8月7日). “Indians reward Raburn with contract extension”. MLB.com. 2016年3月30日閲覧。
  8. ^ Jordan Bastian; August Fagerstrom (2015年6月18日). “Indians blanked in lopsided loss to Cubs”. MLB.com. 2016年3月30日閲覧。
  9. ^ Ryan Raburn 2015 Batting Splits - Bases Occupied” (英語). Baseball-Reference.com. Sports References LLC.. 2016年3月30日閲覧。
  10. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2017年6月13日閲覧。
  11. ^ Thomas Harding (2016年3月4日). “Rockies reach deal with OF Raburn” (英語). MLB.com. 2016年3月30日閲覧。
  12. ^ Reds Release Ryan Raburn”. mlbtraderumors.com (2017年3月27日). 2017年4月17日閲覧。
  13. ^ Trotto, Sarah (2017年4月8日). “White Sox ink Raburn to Minors contract”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/223072000/ryan-raburn-signs-minors-deal-with-white-sox/ 2017年4月17日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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