ユア・オンリー・ロンリー (アルバム)
『ユア・オンリー・ロンリー』 | ||||
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J.D.サウザー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ノース・ハリウッド Warner Bros. Recording Studio | |||
ジャンル | ロック、フォーク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | J.D.サウザー | |||
J.D.サウザー アルバム 年表 | ||||
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『ユア・オンリー・ロンリー』(You're Only Lonely) は、アメリカ合衆国のシンガーソングライターであるJ.D.サウザーが1979年にリリースした、3枚目のアルバム。タイトル曲の「ユア・オンリー・ロンリー」のシングルは、『ビルボード』誌のアダルト・コンテンポラリー・チャートの首位に達した[1]。「ホワイト・リズム&ブルース (White Rhythm & Blues)」は、後にリンダ・ロンシュタットがアルバム『ミス・アメリカ (Living in the USA)』でカバーした[2]。1992年には、ジョージ・ストレイトが「ラスト・イン・ラヴ (The Last in Love)」をカバーして、映画『ピュア・カントリー (Pure Country)』のサウンドトラックに提供した[3]。
評価
[編集]専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
AllMusic | [4] |
『ニューヨーク・タイムズ』紙は、「サウザーの抱える問題は、少なくともフォーク・ロックの文脈の中での録音として、この声が単純にさして面白くないということである。(Souther's trouble is that his voice simply isn't very interesting, at least in a folk-rock context on recording.)」と結論づけた[5]。
オールミュージックにおける、回顧的なレビューにおいて、評論家のウィリアム・ルヒマン (William Ruhlmann) は、「ホワイト・リズム&ブルース」を称賛し、サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドの曲である「トラブル・イン・パラダイス (Trouble in Paradise)」のソロ・バージョンも誉めた[4]。
トラックリスト
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ユア・オンリー・ロンリー / You're Only Lonely」 | ||
2. | 「イフ・ユー・ドント・ウォント・マイ・ラヴ / If You Don't Want My Love」 | ||
3. | 「ラスト・イン・ラヴ / The Last in Love」 | グレン・フライ、サウザー | |
4. | 「ホワイト・リズム&ブルース / White Rhythm and Blues」 | ||
5. | 「ティル・ザ・バーズ・バーン・ダウン / 'Til the Bars Burn Down」 | フライ、サウザー | |
6. | 「ザ・ムーン・ジャスト・ターンド・ブルー / The Moon Just Turned Blue」 | ||
7. | 「ソングス・オブ・ラヴ / Songs of Love」 | ||
8. | 「フィフティーン・バックス / Fifteen Bucks」 | ケニー・エドワーズ、ドン・グロルニック、ダニー・コーチマー、リック・マロッタ、サウザー、ワディ・ワクテル | |
9. | 「トラブル・イン・パラダイス / Trouble in Paradise」 |
パーソネル
[編集]- J.D.サウザー – ボーカル、ギター
- デイヴィッド・サンボーン – アルト・サクソフォーン
- トム・スコット – テナー・サクソフォーン
- グレン・フライ – ギター
- ドン・フェルダー – リズム・ギター
- ダニー・コーチマー – ギター
- ワディ・ワクテル – ギター、ハーモニー・ボーカル
- フレッド・タケット – アコースティック・ギター
- ダン・ダグモア – スティール・ギター
- ケニー・エドワーズ – ベース・ギター、ハーモニー・ボーカル
- ドン・グロルニック – ピアノ
- ジャイ・ウィンディング (Jai Winding) – オルガン
- ジョン・セバスチャン – ハーモニカ
- ジャクソン・ブラウン – 「ユア・オンリー・ロンリー」のボーカル
- ホルヘ・カルデロン – ボーカル、ハーモニー・ボーカル
- フィル・エヴァリー – 「ホワイト・リズム&ブルース」と「ユア・オンリー・ロンリー」のハーモニー・ボーカル
- ドン・ヘンリー – ボーカル
- マイク・ボッツ – ドラムス
- リック・マロッタ – ドラムス
プロダクション
[編集]- プロデューサー:J.D.サウザー
- エンジニア:Loyd Clifft, Lee Herschberg
- ディレクター:アーヴィング・アゾフ
- アート・ディレクション:ジミー・ワッチェル
- 写真:Jim Shea
チャート
[編集]チャート(1979年) | 最高位 |
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オーストラリア ケント・ミュージック・レポート[6] | 65 |
アメリカ合衆国 ビルボード Top LPs & Tape | 41 |
脚注
[編集]- ^ “Adult Contemporary 1 You're Only Lonely J.D. Souther”. billboard. 2024年9月19日閲覧。
- ^ Linda Ronstadt – Living In The USA - Discogs (発売一覧)
- ^ George Strait – Pure Country (Original Motion Picture Soundtrack) - Discogs (発売一覧)
- ^ a b Ruhlmann, William. “You're Only Lonely > Review”. AllMusic. November 22, 2018閲覧。
- ^ Rockwell, John (7 Sep 1979). “The Pop Life”. The New York Times: p. C19
- ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970–1992 (illustrated ed.). St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 285. ISBN 0-646-11917-6