ヤクブ・シュヴィルツォク
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PFCルドゴレツ・ラズグラド時代(2019年) | ||||||
名前 | ||||||
愛称 | クバ | |||||
ラテン文字 | Jakub Świerczok | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ポーランド | |||||
生年月日 | 1992年12月28日(31歳) | |||||
出身地 | シロンスク県ティヒ | |||||
身長 | 184cm | |||||
体重 | 86kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | シロンスク・ヴロツワフ | |||||
ポジション | FW | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2008-2009 | KSクラコヴィア | |||||
2009-2011 | ポロニア・ビトム | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2011 | ポロニア・ビトム | 18 | (12) | |||
2012-2015 | 1.FCカイザースラウテルン | 6 | (0) | |||
2012-2015 | 1.FCカイザースラウテルンII | 23 | (8) | |||
2012-2013 | → GKSピアスト・グリヴィツェ(loan) | 1 | (0) | |||
2015 | ザヴィシャ・ブィドゴシュチュ | 15 | (4) | |||
2015-2016 | グルニク・ウェンチナ | 31 | (7) | |||
2016-2017 | GKSティヒ | 30 | (16) | |||
2017-2018 | ザグウェンビェ・ルビン | 21 | (16) | |||
2018-2021 | PFCルドゴレツ・ラズグラド | 59 | (24) | |||
2020-2021 | → GKSピアスト・グリヴィツェ(loan) | 23 | (15) | |||
2021-2022 | 名古屋グランパス | 14 | (7) | |||
2023 | ザグウェンビェ・ルビン | 5 | (0) | |||
2023-2024 | 大宮アルディージャ | 14 | (5) | |||
2024- | シロンスク・ヴロツワフ | |||||
代表歴2 | ||||||
2011 | ポーランド U-20 | 1 | (1) | |||
2012 | ポーランド U-21 | 3 | (0) | |||
2017-2021 | ポーランド | 6 | (1) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年9月18日現在。 2. 2021年6月22日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ヤクブ・シュヴィルツォク(Jakub Świerczok、1992年12月28日 - )は、ポーランド・シロンスク県ティヒ出身のプロサッカー選手。ポジションはフォワード。ポーランド代表。
Jリーグでの登録名はシュヴィルツォク。
経歴
[編集]クラブ
[編集]2011年、出身地と同じくシロンスク県を本拠地に置くポロニア・ビトムでプロデビュー。Iリガ(2部相当)において18試合で12ゴールの成績を残した。
2012年1月、ドイツ・ブンデスリーガの1.FCカイザースラウテルンに移籍、3年半契約を結んだ[1]。
しかしカイザースラウテルンではあまり出場機会を得られず、2015年1月に母国ポーランドのザヴィシャ・ブィドゴシュチュに完全移籍した[2]。2015-16シーズンはグルニク・ウェンチナでプレー[2]。
2016年7月、故郷ティヒのクラブであるGKSティヒに加入[2]。
2017年6月16日、ザグウェンビェ・ルビンに加入[3]。在籍半年間で、全公式戦25試合出場・17ゴールの成績を残した。
2018年1月19日、ブルガリアのPFCルドゴレツ・ラズグラドに移籍金100万ユーロの長期契約で移籍[4]。2020-21シーズンはGKSピアスト・グリヴィツェに期限付き移籍[2]。
名古屋グランパス
[編集]2021年7月20日、J1リーグ・名古屋グランパスに加入することが発表された[5]。8月22日、J1第25節のアビスパ福岡戦で、加入後リーグ戦初ゴールとなる豪快なミドルシュートを決めた。このゴールは8月度のJ1月間ベストゴールにも選出された[6]。9月14日のACL決勝トーナメント1回戦・大邱FC戦ではハットトリックを達成し、名古屋にとって12年ぶりとなるACL8強入りに貢献した[7]。
2021年シーズンは途中加入ながらも12得点を挙げ攻撃の起点としても機能しており、チームの課題であった得点力不足改善への貢献も期待されたが[8][9]、ACL準々決勝・浦項スティーラーズ戦(10月17日)後のドーピング検査でシュヴィルツォクの検体から禁止薬物が検出されたこと、それを受けてアジアサッカー連盟からの暫定措置として当面の間サッカー活動にシュヴィルツォクが参加することを禁止する処分が科されたことが、12月10日にクラブから発表される[10][11]。その後、同時に採取された別検体からも禁止薬物が検出されたためアジアサッカー連盟から2021年12月9日から起算して4年間の活動禁止処分が下されるが[12][13]、シュヴィルツォクは「服用していたサプリメントに成分表未記載の禁止物質が混入していたことが陽性の原因」とスポーツ仲裁裁判所に訴えて勝訴して活動の再開が可能となった[14]。
ザグウェンビェ・ルビンへの復帰
[編集]2023年2月14日、ポーランドのザグウェンビェ・ルビンへ復帰[15]。
大宮アルディージャ
[編集]2023年7月6日、大宮アルディージャに加入することが発表された[16]。7月30日のJ2第28節・ツエーゲン金沢戦で移籍後初ゴールとなる直接フリーキックを決めた。9月末の第37節・大分戦で右ひざ外側側副じん帯損傷の重傷を負った[17]。
2024年、チームはJ3に降格。自身は怪我が治らず、出場は無かった。その間に新加入の杉本健勇が攻撃とシュヴィルツォクが不得意な守備の両面で貢献、チームは無敗で首位に立った。JリーグYBCルヴァンカップ2回戦・名古屋グランパス戦で公式戦7ヶ月振りのメンバー入りとなった[18]。 その後4月21日のJ3第10節福島戦で途中出場し今季リーグ戦初出場。泉澤仁の決勝点に繋がるサイドチェンジで勝利に貢献した。首位攻防戦となった次節今治戦で初先発を果たし、シュヴィルツォクは2ゴールをあげ4-1で快勝した。
2024年6月27日、契約満了に伴い大宮を退団することが発表された[19]。
代表
[編集]ユース年代からポーランド代表に選出されている。2011年にはU-20代表の試合に出場した[20]。2012年にはU-21代表として3試合出場した。
2017年11月にフル代表初招集[21]。同月10日、ウルグアイ代表とのフレンドリーマッチで、後半途中から出場しフル代表デビューを飾った[22]。
2021年6月1日、UEFA EURO 2020開幕直前に開催された、ロシア代表とのフレンドリーマッチで代表初ゴールを決めた[23]。
個人成績
[編集]クラブ | シーズン | リーグ | リーグ戦 | カップ戦 | 国際大会 | その他 | 合計 | |||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
ポロニア・ビトム | 2011-12 | Iリガ | 18 | 12 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 20 | 12 | |
通算 | 18 | 12 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 20 | 12 | |||
カイザースラウテルン | 2011-12 | ブンデスリーガ | 6 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 6 | 0 | |
通算 | 6 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 6 | 0 | |||
ピアスト・グリヴィツェ | 2012-13 | エクストラクラサ | 1 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 1 | 0 | |
通算 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 1 | 0 | |||
ザヴィシャ・ブィドゴシュチュ | 2014-15 | エクストラクラサ | 15 | 4 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 15 | 4 | |
通算 | 15 | 4 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 15 | 4 | |||
グルニク・ウェンチナ | 2015-16 | エクストラクラサ | 31 | 7 | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 32 | 7 | |
通算 | 31 | 7 | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 32 | 7 | |||
GKSティヒ | 2016-17 | Iリガ | 30 | 16 | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 31 | 16 | |
通算 | 30 | 16 | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 31 | 16 | |||
ザグウェンビェ・ルビン | 2017-18 | エクストラクラサ | 21 | 16 | 4 | 1 | - | 0 | 0 | 25 | 17 | |
通算 | 21 | 16 | 4 | 1 | - | 0 | 0 | 25 | 17 | |||
ルドゴレツ・ラズグラド | 2017-18 | A PFG | 12 | 7 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 7 | |
2018-19 | 25 | 11 | 1 | 2 | 9 | 5 | 1 | 0 | 36 | 18 | ||
2019-20 | 21 | 6 | 2 | 1 | 12 | 5 | 0 | 0 | 35 | 12 | ||
2020-21 | 1 | 0 | - | - | 0 | 0 | 1 | 0 | ||||
通算 | 59 | 24 | 3 | 3 | 23 | 10 | 1 | 0 | 86 | 37 | ||
ピアスト・グリヴィツェ | 2020-21 | エクストラクラサ | 23 | 15 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 27 | 17 |
通算 | 23 | 15 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 27 | 17 | ||
名古屋グランパス | 2021 | J1 | 14 | 7 | 3 | 1 | 2 | 3 | 2 | 1 | 21 | 12 |
通算 | 14 | 7 | 3 | 1 | 2 | 3 | 2 | 1 | 21 | 12 | ||
ザグウェンビェ・ルビン | 2022-23 | エクストラクラサ | 5 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 5 | 0 | |
通算 | 5 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 5 | 0 | |||
大宮アルディージャ | 2023 | J2 | 10 | 3 | - | - | - | 10 | 3 | |||
2024 | J3 | 4 | 2 | 1 | 0 | - | - | 5 | 2 | |||
通算 | 14 | 5 | 1 | 0 | - | - | 15 | 5 | ||||
総通算 | 237 | 106 | 15 | 5 | 26 | 14 | 3 | 1 | 280 | 126 |
クラブ | シーズン | リーグ | リーグ戦 | 合計 | ||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
カイザースラウテルンⅡ | 2011-12 | レギオナルリーガ | 9 | 3 | 9 | 3 |
2013-14 | 4 | 2 | 4 | 2 | ||
2014-15 | 10 | 3 | 10 | 3 | ||
総通算 | 23 | 8 | 23 | 8 |
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- ポーランド代表
- UEFA EURO 2020(2021年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 6試合1得点(2017-2021)
ポーランド代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2017 | 2 | 0 |
2018 | 1 | 0 |
2021 | 3 | 1 |
通算 | 6 | 1 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]ルドゴレツ
- ブルガリアプロサッカーリーグ: 2017–18, 2018–19, 2019–20
- ブルガリア・スーパーカップ: 2018, 2019
名古屋グランパス
個人
[編集]脚注
[編集]- ^ Jakub Świerczok oficjalnie w Kaiserslautern 1 January 2012, onet.pl
- ^ a b c d “Jakub Swierczok TRANSFER HISTORY”. www.transfermarkt.com. 2021年8月2日閲覧。
- ^ “Jakub Świerczok w Zagłębiu Lubin” (ポーランド語). 90minut (16 June 2017). 16 June 2017閲覧。
- ^ “Jakub Swierczok signed with Ludogorets”. ludogorets.com (19 January 2018). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “ヤクブ シュヴィルツォク選手、移籍加入のお知らせ”. 名古屋グランパスエイト. 2021年8月2日閲覧。
- ^ “「一連の流れが美しい」名古屋FWシュヴィルツォクのJ初弾が8月度J1月間ベストゴールに輝く”. ゲキサカ (2021年9月10日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ “ポーランド代表FWシュヴィルツォクが“味方も仰天”ハットトリック!! 2度先行された名古屋、逆転4発で12年ぶりACL8強”. ゲキサカ (2021年9月14日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ “ゴール前にそびえ続けた”赤の鉄壁”「面白みには欠けてもそれが僕たち」守備戦術の浸透で勝ち取った11年ぶりタイトル【J1名古屋2021総括】”. 中日スポーツ. (2021年12月8日) 2021年12月9日閲覧。
- ^ “『失点しない強さ』の裏に潜む危うさ 下位に取りこぼしをしないためには【J1名古屋2021総括】”. 中日スポーツ. (2021年12月9日) 2021年12月9日閲覧。
- ^ 名古屋グランパス (2021年12月10日). “シュヴィルツォク選手について”. 2022年5月19日閲覧。
- ^ サッカーダイジェストWeb (2021年12月10日). “シュヴィルツォクのドーピング疑惑に名古屋が公式コメント。「別の検体での再分析を要請している」”. 2022年5月19日閲覧。
- ^ 名古屋グランパス (2022年10月28日). “シュヴィルツォク選手について”. 2023年1月26日閲覧。
- ^ サッカーキング (2022年10月28日). “名古屋FWシュヴィルツォク、B検体からも禁止物質検出…4年間の活動禁止処分が決定”. 2023年1月26日閲覧。
- ^ サッカーキング (2023年2月11日). “FWシュヴィルツォク、母国クラブに完全移籍…出場停止処分解除で延長OP付き半年契約”. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “シュヴィルツォク選手、ザグウェンビェ・ルビンへ完全移籍のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト”. 名古屋グランパス公式サイト. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “ヤクブ シュヴィルツォク 選手 ザグウェンビェ・ルビンより完全移籍加入のお知らせ”. 大宮アルディージャ公式サイト (2023年7月6日). 2023年7月6日閲覧。
- ^ “シュヴィルツォク 選手の負傷について”. 大宮アルディージャ公式サイト (2023年10月11日). 2024年4月22日閲覧。
- ^ “大宮vs名古屋の見どころ(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年4月17日)”. 2024年4月17日閲覧。
- ^ “ヤクブ シュヴィルツォク 選手 契約満了のお知らせ”. 大宮アルディージャ公式サイト (2024年6月27日). 2024年6月27日閲覧。
- ^ Turniej Czterech Narodów U-20: Polska - Włochy 1:2 Archived 2012-04-06 at the Wayback Machine. 8 September 2011, pzpn.pl
- ^ “Poland manager names squad for Uruguay, Mexico friendlies”. thenews.pl (3 November 2017). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “Poland 1–1 Uruguay”. soccerway.com (10 November 2017). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “Poland vs. Russia - Football Match Report - June 1, 2021 - ESPN”. 2021年8月2日閲覧。
- ^ “Piłkarz Listopada 2020: Jakub Świerczok” (ポーランド語). Ekstraklasa (10 December 2020). 10 December 2020閲覧。
- ^ “Piłkarz Grudnia 2020: Jakub Świerczok” (ポーランド語). Ekstraklasa (6 January 2021). 6 February 2021閲覧。
- ^ “Piłkarz Kwietnia 2021: Jakub Świerczok” (ポーランド語). Ekstraklasa (6 May 2021). 14 May 2021閲覧。
- ^ 『明治安田生命Jリーグ月間表彰 月間ベストゴール 8月度』(プレスリリース)Jリーグ 。2021年9月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- ヤクブ・シュヴィルツォク - National-Football-Teams.com
- ヤクブ・シュヴィルツォク - Soccerway.com
- ヤクブ・シュヴィルツォク - FootballDatabase.eu
- ヤクブ・シュヴィルツォク - WorldFootball.net
- ヤクブ・シュヴィルツォク - Transfermarkt.comによる選手データ
- ヤクブ・シュヴィルツォク - UEFA
- ヤクブ・シュヴィルツォク - J.League Data Siteによる選手データ
- ヤクブ・シュヴィルツォク - TheFinalBall.com
- ヤクブ・シュヴィルツォク - Fussballdaten.de
- Jakub Świerczok - 90minut.pl
- Jakub Świerczok - fussballdaten.de
- ヤクブ・シュヴィルツォク (@swierczok40) - Instagram