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モーニング・イン・ザ・モーニング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『モーニング・イン・ザ・モーニング』
オーティス・ラッシュスタジオ・アルバム
リリース
録音 1969年初頭 アラバマ州マッスル・ショールズ フェイム・レコーディング・スタジオ[1]
ジャンル ブルース
時間
レーベル コティリオン・レコード
プロデュース マイク・ブルームフィールド、ニック・グラヴェナイティス
専門評論家によるレビュー
オーティス・ラッシュ アルバム 年表
モーニング・イン・ザ・モーニング
(1969年)
スクリーミン・アンド・クライン
(1974年)
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モーニング・イン・ザ・モーニング』(Mourning in the Morning)は、アメリカ合衆国ブルース・ミュージシャン、オーティス・ラッシュ1969年に発表したスタジオ・アルバム

解説

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ラッシュは1956年にコブラ・レコード英語版からシングル・デビューを果たし、その後チェス・レコードデューク・レコードからもシングルを発表して、さらにヴァンガード・レコードではコンピレーション・アルバム用の音源を提供したが[2]、純粋な意味でのスタジオ・アルバムは、本作が初である[3]。本作のレコーディングには、デュアン・オールマンらマッスル・ショールズのハウス・バンドが参加しており[4]、収録曲「リープ・ホワット・ユー・ソウ」は、オールマンの没後に発売されたコンピレーション・アルバム『アンソロジーVOL. II』(1974年)にも収録された[5]。「ベイビー、アイ・ラヴ・ユー」はアレサ・フランクリンのカヴァーで、本作ではインストゥルメンタルとして取り上げられた[4]

Bill Dahlはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「1969年のリリース当時は批評家に酷評されたが、オーティス・ラッシュがマッスル・ショールズを訪れた結果は、今の耳で聴けば、なかなか良い(ただし"My Old Lady"と"Me"は除く)」と評している[4]

収録曲

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特記なき楽曲はマイク・ブルームフィールドとニック・グラヴェナイティスの共作。

  1. ミー - "Me" - 2:57
  2. ワーキング・マン - "Working Man" - 2:27
  3. ユアー・キリング・マイ・ラヴ - "You're Killing My Love" - 3:02
  4. フィール・ソー・バッド - "Feel So Bad" (Chuck Willis) - 3:41
  5. ギャンブラーズ・ブルース - "Gambler's Blues" (B.B. King, Jules Taub) - 5:41
  6. ベイビー、アイ・ラヴ・ユー - "Baby, I Love You" (Ronnie Shannon) - 3:07
  7. マイ・オールド・レディ - "My Old Lady" - 2:12
  8. マイ・ラヴ・ウィル・ネヴァー・ダイ - "My Love Will Never Die" (Otis Rush) - 4:32
  9. リープ・ホワット・ユー・ソウ - "Reap What You Sow" (Mike Bloomfield, Nick Gravenites, Paul Butterfield) - 4:55
  10. イット・テイクス・タイム - "It Takes Time" (O. Rush) - 3:27
  11. キャント・ウェイト・ノー・ロンガー - "Can't Wait No Longer" - 3:36

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ Otis Rush - Biography”. Alligator Records. 2023年2月9日閲覧。
  3. ^ オリジナルLP / CD英文ブックレット共通ライナーノーツ(ニック・グラヴェナイティス)
  4. ^ a b c Dahl, Bill. “Otis Rush - Mourning in the Morning Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年2月9日閲覧。
  5. ^ Duane Allman - An Anthology, Vol. 2 Album Reviews, Songs & More | AllMusic

外部リンク

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