モータースポーツジャパン
モータースポーツジャパン MOTORSPORT JAPAN | |
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イベントの種類 | スポーツイベント |
通称・略称 | MSJ |
正式名称 | モータースポーツジャパン |
開催時期 | 毎年10月(2014年まで)→4月(2015年) |
初回開催 | 2006年9月23日 - 9月24日 |
会場 | 東京臨海副都心 青海地区特設会場 |
主催 | NPO法人 日本モータースポーツ推進機構 |
共催 |
臨海副都心まちづくり協議会 東京臨海副都心グループ |
後援 |
東京都 一般社団法人 日本自動車連盟 一般社団法人 日本自動車工業会 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会 |
企画制作 | モータースポーツジャパン実行委員会 |
運営 | モータースポーツジャパン運営事務局 |
ダイバーシティ東京への交通アクセス | |
最寄駅 | ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 東京国際クルーズターミナル駅 |
駐車場 | なし |
公式サイト |
モータースポーツジャパン(MOTORSPORT JAPAN)は、2006年より東京・お台場で開催されているモータースポーツイベント。
概説
[編集]元々はイギリスで毎年夏に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのような、モータースポーツの歴史を振り返りつつ広く一般にモータースポーツを知ってもらえるフェスティバルが日本になかったことから、「日本版グッドウッド」を目標に開催された。
それまでもトヨタ自動車の「トヨタモータースポーツフェスティバル」、日産自動車の「NISMOフェスティバル」のようなメーカー単位のイベントは存在したが、本イベントは国内の主要自動車メーカーが合同参加するという点が画期的だったほか、開催にあたって東京都の協力を受け(第2回からは石原慎太郎東京都知事が名誉会長を務めている)、お台場に特設コースを設け実際にレースに参戦する車両がデモ走行を行うなど、それ以前のイベントとは一線を画す内容を売りとした。
「一般に広くモータースポーツを知って欲しい」というイベントコンセプトから、入場料は(特別観覧席及び一部のイベントを除き)原則として無料とされていること、また元々観光客・買物客の多いお台場での開催ということもあり、まだ歴史は浅いものの、2日間開催ながら毎年10万人以上を動員する国内でも有数のモータースポーツイベントとなっている。また会場では、日本自動車連盟(JAF)のモータースポーツライセンス(国内B級など)講習会も開かれるなど、このイベントを機により深くモータースポーツに関わってもらえることを狙っている。
ただ2009年現在、イベント内容は四輪(自動車)レースにやや偏った内容となっており、二輪(オートバイ)レースに関しては一部スーパーバイクのデモ走行が行われるのと、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)のブースが提供されている程度と内容に乏しい。MFJはイベントの後援にも付いておらず、二輪分野の充実が今後に向けた課題といえる。
なお2020年は、お台場が2020年東京オリンピックの開催準備のため使用できないことから、会場を渋谷に移して行われる予定だったが[1]、新型コロナウイルスの流行の影響から開催中止となった[2]。2021年については、三重県の鈴鹿サーキットで開催、初めて東京都以外で開催された。
概要
[編集]※以下は2011年現在。
- 主催: NPO法人 日本モータースポーツ推進機構
- 共催: 臨海副都心まちづくり協議会
- 後援: 日本自動車連盟(JAF)、日本自動車工業会(JAMA)、日本自動車販売協会連合会、東京都港湾局
- 名誉会長: 石原慎太郎東京都知事(2012年、東京都知事の辞任に伴い名誉会長を辞任)→猪瀬直樹東京都知事
- スーパーバイザー: 近藤真彦
歴史
[編集]- 第1回(2006年)
- 第2回(2007年)
- 前年と同じ9月23・24日の2日間開催。参加者は約13万人。
- この年はフジテレビ前から会場の青海臨時駐車場までの間、参加するレーシングカーがパレード走行を行った。パレードとはいえレーシングカーが公道を走行することは極めて異例で、警視庁の交通安全運動の一環として実現した。
- 開催直前にコリン・マクレーが事故死したことを受け、かつて搭乗していたスバル・インプレッサ(GC8)の前には追悼メッセージ書き込みブースが設置された。
- 第3回(2008年)
- 10月4・5日の2日間開催。参加者は約13万5千人。
- この年はラリー車両の展示に力が入れられ、国内初登場となったダカール・ラリー用の三菱・レーシングランサー、世界ラリー選手権(WRC)に参戦するスバル・インプレッサWRCとスズキ・SX4などが参加。また翌年よりフォーミュラ・ニッポンで使われるスウィフト・017.nもお披露目された。
- 第4回(2009年)
- 第5回(2010年)
- 第6回(2011年)
- 10月29・30日の2日間開催。従来の特別観覧席を拡充し、サーキットのVIPエリアの雰囲気を味わえる「プレミアムパドック」を新設した。参加者は103,285人となり10万人の大台を回復した[6]。
- 第7回(2012年)
- 第8回(2013年)
- 10月13・14日の2日間開催。参加者は94,490人と3年ぶりの10万人割れとなった[8]。
- 第9回(2014年)
- 10月25・26日の2日間開催。参加者は107,508人と10万人の動員を回復した[9]。
- 第10回(2015年)
- 第11回(2016年)
- 4月16日・17日に開催予定[13]。
脚注
[編集]- ^ 2020年のモータースポーツジャパンは渋谷で開催。新たなファン獲得を狙う - motorsport.com 2020年1月9日
- ^ 新型コロナウイルス感染症によるMSJ2020中止のご案内 - モータースポーツジャパン運営事務局・2020年3月2日
- ^ 日本最大級のモータースポーツイベント「モータースポーツ ジャパン2010 フェスティバル イン お台場」開催のご案内(2010年3月25日)
- ^ モータースポーツジャパン2010 開催(2010年10月2日)
- ^ モータースポーツジャパン2010 2日間で92,000人以上の来場者を記録(2010年10月3日)
- ^ “モータースポーツジャパン2011 2日間で10万人以上の来場者を記録”. 【MSJ2011】. モータースポーツジャパン (2011年10月30日). 2014年10月17日閲覧。
- ^ “「お台場学園祭2012」の実施決まる”. 日本自動車工業会 (2012年7月19日). 2014年10月17日閲覧。
- ^ a b “来場者数のお知らせ”. 【MSJ2013】. モータースポーツジャパン (2013年10月15日). 2014年10月17日閲覧。
- ^ “【モータースポーツジャパン14】2日間で10万7000人が来場、昨年上回る…サーキット再現し楽しさ伝える”. Respanse (2014年10月27日). 2014年10月27日閲覧。
- ^ モータースポーツジャパン、2015年は4月開催に - オートスポーツ・2014年12月19日
- ^ 10周年を迎えるモータースポーツジャパン、初の春開催へ… - Response・2014年12月19日
- ^ “モータースポーツジャパン2015、来場入場者数のご案内”. 【MSJ2015】. モータースポーツジャパン (2015年4月12日). 2015年4月12日閲覧。
- ^ “モータースポーツジャパン2016は、4月16日-17日開催!”. 【MSJ2016】. モータースポーツジャパン (2015年12月10日). 2015年12月10日閲覧。