モンテ・クリスト伯 (映画)
モンテ・クリスト伯 | |
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The Count of Monte Cristo | |
監督 | ケヴィン・レイノルズ |
脚本 | ジェイ・ウォルパート |
原作 |
アレクサンドル・デュマ・ペール 『モンテ・クリスト伯』 |
製作 |
ロジャー・バーンバウム ゲーリー・バーバー ジョナサン・グリックマン |
製作総指揮 | クリス・ブリガム |
出演者 |
ジム・カヴィーゼル ガイ・ピアース リチャード・ハリス ジェームズ・フレイン ダグマーラ・ドミンスク ルイス・ガスマン |
音楽 | エド・シェアマー |
撮影 |
アンドリュー・ダン ティム・ウースター |
編集 |
クリストファー・ウォマック スティーヴン・セメル |
製作会社 |
タッチストーン・ピクチャーズ スパイグラス・エンターテインメント |
配給 |
ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2002年1月23日 2002年4月19日 2002年11月2日 |
上映時間 | 131分 |
製作国 |
イギリス アイルランド アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[1] |
興行収入 |
$54,234,062[1] $75,395,048[1] |
『モンテ・クリスト伯』(モンテ・クリストはく、原題:The Count of Monte Cristo)は、2002年のイギリス・アイルランド・アメリカ製作の映画である。原作はアレクサンドル・デュマ・ペールの『モンテ・クリスト伯』。ただし、ストーリーや人物設定などに大幅な変更や脚色がある。
ストーリー
[編集]マルセイユの一等航海士エドモン・ダンテスは、船長の病のためナポレオン・ボナパルトの流刑地エルバ島に立ち寄る。そこでナポレオンから、「私的な手紙」を「友人」のクラリオンという人物に届けて欲しいと依頼され、エドモンは承諾した。
帰港後、手柄を認められて船長に昇格し、また恋人メルセデスとの結婚の準備を進め、幸せの絶頂にあったエドモンだったが、メルセデスとの結婚式の最中、突然わけもわからず逮捕されてしまう。罪は反逆罪。エドモンの出世を妬む会計ダングラールと、エドモンの幸せを妬む航海士のフェルナン・モンデーゴが、ナポレオンの手紙のことを密告したのだ。そして、その手紙とは私的な手紙などではなく、ほかならぬエルバ島脱出計画の密書だったのだ。取調べで検事代理のヴィルフォールは、エドモンが無学で手紙が読めず、正直者だと知り、無罪放免するかに見えた。しかし、宛先がクラリオン氏と知ると態度を一変させ、手紙を燃やした上で、エドモンをイフ城に投獄した。実は、このクラリオンこそヴィルフォールの父であり、ヴィルフォールは自らの保身のために証拠隠滅を謀ったのだ。
こうして全てを奪われ、イフ城で無益な時間を過ごしていたエドモンだったが、ある時、トンネルを掘って脱獄を企てるファリア司祭に出会った。そして、エドモンはトンネル作りを手伝い、その合間に神父から様々な学問や剣術を学ぶこととなった。トンネルは開通間近になって崩れ、その下敷きになった司祭は死んでしまうが、いまわの際にモンテ・クリスト島に眠る財産のありかをエドモンに言い残した。エドモンは、神父の死体と入れ替わり、自分を陥れた者たちへの復讐を胸に、脱獄に成功する。投獄されてから14年もの月日が流れていた。密貿易商人としばらく行動を共にした後、モンテクリスト島の莫大な財産を手に入れて、屋敷を買い、「モンテ・クリスト伯」を名乗り、社交界に華々しくデビューしたエドモン。エドモンの復讐の計画が幕を開けた……。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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エドモン・ダンテス / モンテ・クリスト伯 | ジム・カヴィーゼル | 大塚明夫 |
フェルナン・モンデーゴ | ガイ・ピアース | 森田順平 |
メルセデス | ダグマーラ・ドミンスク | 田中敦子 |
ファリア司祭 | リチャード・ハリス | 大木民夫 |
ヤコボ | ルイス・ガスマン | 楠見尚己 |
J・F・ヴィルフォール | ジェームズ・フレイン | 真殿光昭 |
クラリオン・ヴィルフォール | フレディ・ジョーンズ | 穂積隆信 |
ダンテスの父 | バリー・キャシン | 北村弘一 |
ルイジ・ヴァンパ | J・B・ブランク | 樫井笙人 |
モレール | パトリック・ゴッドフリー | 塚田正昭 |
ナポレオン・ボナパルト | アレックス・ノートン | 星野充昭 |
アーマンド・ドルレアック | マイケル・ウィンコット | |
アルベール・モンデーゴ | ヘンリー・カヴィル |
脚注
[編集]- ^ a b c “The Count of Monte Cristo (2002)”. Box Office Mojo. 2010年2月5日閲覧。