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ディーン・ムータディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モジョ・ローリーから転送)
ディーン・ムータディ
基本情報
ポジション ディフェンスライン
生年月日 (1986-07-17) 1986年7月17日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
バージニア州アレクサンドリア
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 265 lb =約120.2kg
経歴
大学 クリストファー・ニューポート大学
ドラフト外 2009年
初出場年 2009年
初出場チーム グリーンベイ・パッカーズ
所属歴
2009* グリーンベイ・パッカーズ
2010 アリゾナ・カージナルス
*オフシーズンまたはプラクティス・スクワッドとしての所属のみ
NFL 通算成績
Player stats at NFL.com
モジョ・ローリー
プロフィール
リングネーム モジョ・ローリー
本名 ディーン・ムータディ
ニックネーム Hype
アイアン・シーク
身長 191cm
体重 120kg
誕生日 (1986-07-17) 1986年7月17日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
バージニア州アレクサンドリア
スポーツ歴 アメリカンフットボール
トレーナー NXTスタッフ
デビュー 2012年
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ディーン・ムータディDean Muhtadi1986年7月17日 - )は、アメリカ合衆国の元アメリカンフットボール選手であり、プロレスラーバージニア州アレクサンドリア出身[1]

来歴

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学生時代よりアメリカンフットボールディフェンシブラインマンとして活動。クリストファー・ニューポート大学在籍時にはACCが奨励しているオールACCアカデミックチームに指名され、ACCのトップ学生アスリートに贈られるジム & パットサッカー大学院奨学金を始めとする様々な賞を授与されるなど活躍した。

NFL

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2009年5月、NFLグリーンベイ・パッカーズドラフト外フリーエージェントで入団[2]。9月3日のテネシー・タイタンズとの試合でNFLデビューするがパッカーズでの出場はこの1試合に終わり、翌4日に解雇となった。2010年1月よりアリゾナ・カージナルスにスカウトされ入団[3]。チームの課題となっていた守備力向上へのキーマンの一人として期待された。時に見せる気まぐれな強さからアイアン・シーク(鋼鉄の救世主)なるニックネームを与えられ、ダーネル・ドケットをトレーニングパートナーに迎えて切磋琢磨していたがトレーニングキャンプで故障し、NFLプレイヤーとしてのキャリアの終焉を余儀なくされた。

WWE

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NXT

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2012年8月にアメリカのプロレス団体であるWWEとディベロップメント契約を交わして入団[4]。傘下団体であるNXTにてモジョ・ローリーMojo Rawley)のリングネームでトレーニングを開始。

8月30日のハウスショーにてダンテ・ダッシュとのシングルマッチでデビューし、勝利を飾った。以降、ハウスショーやダークマッチでの出場機会が多かったものの、2013年7月10日、NXTにてNXT王座挑戦権バトルロイヤルにてデビューを果たすも目立ったアピールをすることができずに敗退した。

10月2日よりプロモーションが行われ、同月9日にプッシュされる形で登場。ダニー・バーチと対戦して勝利した。以降、タイ・デリンジャースコット・ドーソンから勝利し、2014年1月15日にはNXT王者であるボー・ダラスとノンタイトルマッチを行い、追い詰める場面なども見られたが最後にはボーから丸め込まれてしまい敗戦した。しかし、ボーとの対戦後も連勝街道を進み、CJパーカーエイデン・イングリッシュから勝利した。5月29日、Takeoverではリングにてプロモーションを行っていたルセフにアメリカ国旗を持って挑発し、勢いよくリングインするも捕まってしまい、返り討ちにされてしまった[5]

Takeover後も変わらず連勝を続けていたが7月24日にタイラー・ブリーズとの対戦にて秒殺負けを喫してしまい連勝が止まる。31日に新たな変化を得ようとブル・デンプシーとタッグを組み、ザ・メカニックス(ダッシュ・ワイルダー & スコット・ドーソン)を相手に勝利。8月より開始されたNXTタッグ王座挑戦権獲得トーナメントに出場し、8月14日に行われた一回戦でボードビラインズ(エイデン・イングリッシュ & サイモン・ゴッチ)と対戦してデンプシーにタッチする事が出来ずに敗戦。デンプシーにタッグ解消をされた挙句に襲撃された。この試合をきっかけにデンプシーと抗争を展開。9月11日、Takeover Fatal 4 Wayにてデンプシーと遺恨戦を行うも敗戦した[6]。10月、NXT Liveにて肩の故障を負い長期欠場となる[7]

2015年4月16日、NXT Liveで復帰。タイ・デリンジャーと対戦して勝利[8]。6月10日、WWEから降格してきたザック・ライダーハイプ・ブロス(The Hype Bros)なるハイテンションタッグチームを結成。エリアス・サムソン & マイク・ラリーズと対戦し、合体技であるハイプ・ライダーを披露して勝利した[9]

WWE

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2016年7月19日、WWE・SmackDown Liveにてドラフトが行われ、11巡目でSmackDown Liveに指名された[10]。7月24日、Battleground 2016にてルセフ vs ライダーによるWWE US王座戦にてライダーがルセフよりアコレードを決められ敗戦し、襲撃を受けると登場。ライダーを救出した[11]

2017年4月2日、WrestleMania 33 Kickoffにてアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤルに出場。終盤にキリアン・デイン、ジンダー・マハルと争い、マハルから失格とならないセカンドロープから場外から落とされる。マハルは自身の応援に駆けつけていたニューイングランド・ペイトリオッツロブ・グロンコウスキーに因縁をつけてリングへ上がるとグロンコウスキーもリングに上がり、マハルにフットボール・タックルを決めるアシストを受けると勢いに乗り、デインとマハルを脱落させ優勝を飾った[12]。同月11日、SmackDown Liveにて因縁のあるジンダー・マハルと対戦。中盤にコーナーポストに投げつけられ倒れると、マハルが場外にて再び応援に駆けつけていたロブ・グロンコウスキーに迫るがその隙に背後へと詰め寄りマハルを殴打。そしてグロンコウスキーがジュースを浴びせるとリングへと戻し、ランニング・フォアアーム・スマッシュを決めて勝利した[13]

得意技

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シットアウト・アラバマ・スラム
現在のフィニッシャー。
ティルトワール・パワースラム
2017年より使用しているフィニッシャー。現在は使用していない。
ランニング・フォアアーム・スマッシュ
コーナーにいる相手に横から仕掛ける。
ハイパードライブ
2014年から2016年まではランニング・ヒップドロップとして使用。
2016年よりファイヤーマンズキャリー・ドロップとして使用している。
イッツ・ハマータイム
倒れた状態の相手の上で激しく踊ってから仕掛けるシットアウト・ダブル・アックス・ハンドル。ヒール時は使用しない。
ジャンピング・ヒップアタック
フットボール・タックル
スティンガー・スプラッシュ
アラバマ・スラム
スパイン・バスター
ハイプ・ライダー
ザック・ライダーとの合体技。相手を持ち上げたところをライダーがポスト上からラフ・ライダーを決め、同時に自身がスパインバスターを決める。

獲得タイトル

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WWE
  • アンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤル : 2017年優勝
  • WWE24/7王座 : 7回

入場曲

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  • Meat Your Metal
  • Believe the Hype
  • Stay Hype, Bro
  • Killer Instinct - 現在使用中

脚注

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  1. ^ Mojo Rawley”. Online World of Wrestling. 2015年8月23日閲覧。
  2. ^ Packers sign Maryland DT Dean Muhtadi Journal Sentinel、2010年7月10日閲覧。
  3. ^ Dean Muhtadi working hard for a shot at Arizona Cardinals roster The Washington Post、2010年7月10日閲覧。
  4. ^ All time great officially added to WWE developmental and more NXT news”. PWInsider.com. 2012年8月14日閲覧。
  5. ^ WWE NXT Takeover results”. WWE.com. 2014年5月29日閲覧。
  6. ^ WWE NXT TakeOver: Fatal 4-Way results”. WWE.com. 2014年9月11日閲覧。
  7. ^ WWE News: Mojo Rawley’s Shoulder Injury Is Legit, Upcoming HBK Appearance”. 411mania.com. 2014年10月17日閲覧。
  8. ^ WWE NXT Live Event Results (4/16): Sami Zayn vs. Baron Corbin”. dailyddt.com. 2015年4月16日閲覧。
  9. ^ WWE NXT results - June 10, 2015: Samoa Joe makes his debut, Zack Ryder & Mojo Rawley join forces”. WWE.com. 2015年6月10日閲覧。
  10. ^ 2016 WWE Draft results: WWE officially ushers in New Era”. WWE.com. 2016年7月19日閲覧。
  11. ^ U.S. Champion Rusev def. Zack Ryder”. WWE.com. 2016年7月24日閲覧。
  12. ^ WrestleMania 33 Kickoff Show Results – 4/2/17 (Battle Royal)”. Wrestleview.com. 2017年4月2日閲覧。
  13. ^ WWE Smackdown Results – 4/11/17 (Night two of Superstar Shake Up)”. Wrestleview.com. 2017年4月11日閲覧。

外部リンク

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