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メダルの達人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メダルの達人ドキッ!大当たりだらけのすごろく祭り(メダルのたつじん ドキッ!おおあたりだらけのすごろくまつり)とは、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が『太鼓の達人』をモチーフとして製作したマス型のプッシャーゲームである。2005年4月発売(稼動開始)。2007年2月には後継機であるメダルの達人2 あつまれ!ゴー!ゴー!双六戦隊ドンレンジャーファイブが稼動を開始した。

ゲーム内容

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最大参加人数は5人で、正式名称は『メダルの達人 ドキッ!大当たりだらけのすごろく祭り』である。フィールドに投入したメダルが、サイコロの目のチャッカー(1~4と6)に入ることで、サイコロの目の数だけ自分のコマが(分岐点がある場合は)ランダムに進み、一番早くゴールに到着した人にゴールボーナスとしてメダルが払いだされる。

ゲームはスゴロク風になっており、日本地図上に44個の都市名の付いたマスが存在する。そしてその中の1つの都市がゴールマス(赤いマス)として設定されており、誰かがゴールするごとに別の都市が次のゴールマスとしてランダムに決定される。ゴール後に「参加せんす」を持っている場合は、ボーナスゲームに参加することができる。ボーナスゲームは、音楽にあわせてメダルをチャッカーに入れる『達人ゲーム』と、メダルをチャッカーに入れてゴールを目指す『達人レース』の2種類がある。このボーナスゲームはゴールしていない人でも「参加せんす」を持っていれば参加できる為、設定によってはゴールせずともメダルを増やすことが可能である。

44都市一覧

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東京大阪札幌新潟博多釧路青森仙台秋田金沢京都松江下関岡山高松松山佐賀大分宮崎鹿児島稚内十勝夕張函館盛岡山形福島横浜佐渡島富山長野静岡名古屋神戸和歌山鳥取広島徳島高知長崎熊本沖縄成田

ジャックポット

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ジャックポットとして以下の4種類がある。

  1. スタンプラリージャックポット
    全てのマス(44都市)に止まると100枚
  2. 名産品ジャックポット
    指定された名産品を3つ集めると30 - 100枚。名産品は設定されている各都市に止まるともらえる(例:「ごはん」ならば「新潟」)
  3. 太鼓島ジャックポット
    地雷花火を踏んだときまれに行くことができる太鼓島ゲームで6のチャッカーに入れると300枚
  4. 福引ジャックポット
    福引券を持っている状態で福引所(緑色のマス)に止まると福引ができ、そこで1等を引くと最高999枚獲得。福引ジャックポットの枚数は、大型画面の左上に表示されており、メダルをフィールドに入れることで増加していく。そして誰かが1等を引くと初期値(店の設定により異なる)に戻り、店の位置が変わる。

アイテム&イベント

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アイテム/イベントには以下の種類がある。

  • 音符 - ゴールしたときに音符数×3枚がゴールボーナスにプラスされる。
  • ゴールドンカード - ゴールしたときのメダルの枚数(ゴールボーナス+音符)が2倍になる。ただし、他の相手がゴールしてしまうと一枚消滅される。
  • 福引券 - 福引所に止まった場合、持っている枚数分福引ができる。
  • 参加せんす - これを持っていると誰か(自分も含む)がゴールした場合にボーナスゲームに参加することができる。逆にこれを持っていない場合、ゴールしてもボーナスゲームに参加することはできない。
  • 特急券 - 次のサイコロの目が無条件に2倍になる。
  • 超特急券 - 次のサイコロの目が無条件に3倍になる。
  • バックギア - 無条件に1マス後ろに戻る。
  • メダル - メダルが2 - 20枚払い出される。
  • 亀タクシー - ゴールまで最短距離で移動してくれる。ただし、ぴったり止まらない場合は消えてしまう。
  • 地雷花火 - 何処かの都市に地雷花火を落とす。これを踏むとランダムに何処かの都市に吹き飛ばされる。まれに太鼓島に飛ばされることもある。太鼓島に飛ばされた場合は太鼓島ゲームとなり、終了後に地雷花火を踏んだ都市に戻される。
  • UFO - 違う場所に連れて行かれる。何もしない場合もある。
  • レベルアップ - 移動するスピードがUPする。
  • レベルダウン - 移動するスピードがDOWNする。
  • 台風イベント - 台風の近くの都市に止まった場合に発生し、台風と逆方向に吹き飛ばされる。頑張って耐え抜く(飛ばされない)場合もある。
  • 福引所イベント - 福引所が設置されている都市(緑色のマス)に止まると発生し、持っている福引券の枚数分福引ができる。福引の内容としては、1等(金色)がジャックポット(大型画面の左上に表示されている枚数)で100~999枚であり、2等(黒)が10枚、3等(赤)が1枚、はずれ(白)が0枚となっている。なお、1等が当選した場合はそこで終了(福引券がまだあったとしても)となり、福引所は閉鎖される。その後、別の都市に福引所がオープンする。
  • 太鼓島ゲーム - 地雷花火を踏み太鼓島に飛ばされた場合に発生する。ルールは60秒以内にどれか1つのサイコロチャッカーにメダルを通すことで、あらかじめ設定された枚数のメダルを獲得することができる。その枚数は「1」「2」が30枚、「3」「4」が60枚、「6」が300枚となっている。

ゴールボーナスについて

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ゴールボーナスは各都市ごとに設定されており、ゴールし難い都市ほど高配当になっている。ちなみに最低は35枚(東京)で最高は150枚(成田)である。

理論値(MAX値)について

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ゴール後のメダル払い出しの理論値は、音符99個&ゴールドンカード保有で成田150枚へのゴールの後、スタンプラリー完成100枚+名産品完成調味料3種100枚を達成し、成田のイベントでメダルの払い出し20枚2宝箱20枚がでることであり、その枚数は1134枚(=(150+99×3)×2+100×2+20+20)となる。

関連項目

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