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メイショウタバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メイショウタバル
第85回菊花賞パドック(2024年10月20日)
欧字表記 Meisho Tabaru[1]
香港表記 名將田原
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2021年4月20日(3歳)[1]
ゴールドシップ[1]
メイショウツバクロ[1]
母の父 フレンチデピュティ[1]
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[1]
生産者 三嶋牧場[1]
馬主 松本好雄[1]
調教師 石橋守栗東[1]
競走成績
生涯成績 8戦4勝[1]
獲得賞金 1億1448万1000円
(2024年10月20日現在)
勝ち鞍
GII 神戸新聞杯 2024年
GIII 毎日杯 2024年
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メイショウタバル(欧字名:Meisho Tabaru2021年4月20日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2024年神戸新聞杯毎日杯

馬名の意味は、冠名熊本県の地名[2]

戦績

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2023年10月9日の2歳新馬戦(京都芝2000m)で、角田大河を背にデビューし4着。12月24日、通算3戦目となった2歳未勝利戦(阪神芝2000m)で初勝利を収めた。

3歳シーズンは1月20日の若駒ステークスより始動する予定だったが、右前肢ハ行により競走除外に[3]。仕切り直しの1戦となった2月17日のつばき賞は早めに先頭に立ち、後続の追撃を封じて2勝目をマークした[4]。次走は3月17日のスプリングステークスを予定していたが、今度は左前肢のフレグモーネで回避した[3]。3月23日、阪神競馬場で開催された毎日杯に出走。スタート直後にハナを切ると、最後の直線で後続を6馬身差突き放す圧勝で重賞初制覇を飾った[3]

1枠1番を引き当てたクラシック1戦目の皐月賞は序盤から果敢に逃げ、1000メートルの通過が57秒5のハイラップを演出。これが結果的にジャスティンミラノのレコード勝利を誘発したが、自身はスタミナが持たず直線で失速、最下位17着に沈んだ[5]。続く東京優駿は左後挫石のため出走を取り消した[6]

夏は休養に充て、9月22日の神戸新聞杯で復帰。好スタートを決めてハナに立ち、道中はリズムよく単騎逃げ。最後の直線でジューンテイクが猛然と詰めてきたが、これを半馬身差でしのいで重賞2勝目を飾った[7][8]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[9]およびnetkeiba.com[10]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2023.10.09 京都 2歳新馬 芝2000m(重) 10 5 5 005.30(3人) 04着 R2:05.9(34.2) -0.4 0角田大河 55 オールナット 502
0000.10.28 京都 2歳未勝利 芝1800m(良) 10 7 7 003.90(2人) 05着 R1:48.3(35.1) -0.4 0角田大河 55 ダノンデサイル 504
0000.12.24 阪神 2歳未勝利 芝2000m(良) 14 5 7 003.30(1人) 01着 R2:00.6(34.7) -0.2 0浜中俊 56 (クルミナーレ) 502
2024.01.20 京都 若駒S L 芝2000m(重) 7 4 4 除外 R 0浜中俊 57 サンライズジパング 490
0000.02.17 京都 つばき賞 1勝 芝1800m(良) 9 5 5 006.10(3人) 01着 R1:46.9(34.0) -0.0 0浜中俊 57 (キープカルム) 500
0000.03.23 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m(重) 10 4 4 009.40(5人) 01着 R1:46.0(34.4) -1.0 0坂井瑠星 57 ノーブルロジャー 500
0000.04.14 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 17 1 2 007.00(4人) 17着 R1:59.3(38.0) -2.2 0浜中俊 57 ジャスティンミラノ 500
0000.05.26 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 17 8 16 取消 R 0浜中俊 57 ダノンデサイル 計不
0000.09.22 中京 神戸新聞杯 GII 芝2200m(稍) 14 8 15 005.40(2人) 01着 R2:11.8(36.0) -0.1 0浜中俊 57 ジューンテイク 496
0000.10.20 京都 菊花賞 GI 芝3000m(良) 18 5 10 009.60(5人) 16着 R3:09.3(40.7) -5.2 0浜中俊 57 アーバンシック 502
  • 競走成績は2024年10月20日現在

血統表

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メイショウタバル血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系/ヘイロー系
[§ 2]

ゴールドシップ
芦毛 2009
父の父
ステイゴールド
黒鹿毛 1994
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ *ディクタス
ダイナサッシュ
父の母
ポイントフラッグ
芦毛 1998
メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
パストラリズム *プルラリズム
トクノエイティー

メイショウツバクロ
鹿毛 2010
*フレンチデピュティ
French Deputy
栗毛 1992
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lase
母の母
ダンシングハピネス
黒鹿毛 1999
ダンスインザダーク *サンデーサイレンス
*ダンシングキイ
メイショウサチカゼ *クリスタルグリッターズ
シアトルダンサー
母系(F-No.) (FN:8-h) [§ 3]
5代内の近親交配 サンデーサイレンス 3x4 [§ 4]
出典
  1. ^ [11], [12]
  2. ^ [13][12]
  3. ^ [11], [12]
  4. ^ [11], [12]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n メイショウタバル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月23日閲覧。
  2. ^ 競走馬情報 - メイショウタバル”. 日本中央競馬会. 2024年3月23日閲覧。
  3. ^ a b c 【毎日杯】メイショウタバルが6馬身差で”圧逃”の3連勝 坂井瑠星騎手の馬場読みもズバリ「本当に強い内容」”. ウマトク (2024年3月23日). 2024年3月24日閲覧。
  4. ^ 【つばき賞】メイショウタバルが前走除外から巻き返してOP入り”. サンスポZBAT! (2024年2月17日). 2024年3月24日閲覧。
  5. ^ 【皐月賞】大逃げでレコードを誘発メイショウタバルは17着に沈む 浜中「テンションが上がってしまった」”. 東スポ競馬 (2024年4月14日). 2024年5月24日閲覧。
  6. ^ 【日本ダービー】メイショウタバルが出走取消 左後挫石「申し訳ない気持ち」と石橋師”. netkeiba.com (2024年5月24日). 2024年5月24日閲覧。
  7. ^ 【神戸新聞杯】メイショウタバルが圧逃!浜中俊騎手「こういう形になればしぶとい」春2冠不完全燃焼からのリベンジ”. netkeiba.com (2024年9月23日). 2024年10月9日閲覧。
  8. ^ 【神戸新聞杯】メイショウタバル 堂々の逃げ切りで重賞2勝目 浜中と息ピッタリ「馬とのコンタクトを大事に」”. netkeiba.com (2024年9月23日). 2024年10月9日閲覧。
  9. ^ メイショウタバル 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月24日閲覧。
  10. ^ メイショウタバルの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年3月24日閲覧。
  11. ^ a b c 血統情報:5代血統表|メイショウタバル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年3月23日閲覧。
  12. ^ a b c d メイショウタバルの血統表”. netkeiba.com. 2024年3月23日閲覧。
  13. ^ メイショウタバル - Meisho Tabaru - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2024年3月23日閲覧。
  14. ^ 石橋守の近走成績”. netkeiba.com. 2024年3月23日閲覧。

外部リンク

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