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ムーンライト松山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムーンライト松山
DE10形ディーゼル機関車(松山駅)
DE10形ディーゼル機関車(松山駅)
概要
日本の旗 日本
種類 夜行臨時快速列車
現況 運行終了
地域 京都府・大阪府・兵庫県
岡山県
香川県・愛媛県
運行開始 1995年4月
運営者 四国旅客鉄道(JR四国)
西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線
起点 京都駅
終点 松山駅
使用路線 JR西日本:東海道本線JR京都線JR神戸線)・山陽本線(一部JR神戸線)・宇野線本四備讃線瀬戸大橋線
JR四国:本四備讃線(瀬戸大橋線)・予讃線
車内サービス
クラス グリーン車普通車
技術
車両 14系客車
12系客車
軌間 1,067 mm
電化 直流1,500 V[注 1]
最高速度 110 km/h
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ムーンライト松山(ムーンライトまつやま)とは、ムーンライト (列車)シリーズの一つである。当列車は西日本旅客鉄道(JR西日本)・四国旅客鉄道(JR四国)が京都駅 - 松山駅間を東海道本線山陽本線宇野線本四備讃線瀬戸大橋線)・予讃線経由で運行していた臨時快速列車である。

概要

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ムーンライト高知の松山発着版として1995年から主に青春18きっぷ使用可能期間や週末に運転していたが、使用車両の寿命を考慮して、晩年は最も多客な時期(ゴールデンウィークお盆など)とその前後数日のみの運転となり、2008年度の冬を最後に廃止された[1]

運行概況

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京都駅 - 多度津駅運転停車)間は「ムーンライト高知」と併結運転を行っていた。これは、同区間が臨時列車とはいえ夜間に運転されることから、貨物列車などに支障をきたさないよう考慮したためである。下りは有年駅で20分ほど運転停車し、貨物列車を待避していた。

停車駅

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京都駅 - 新大阪駅 - 大阪駅 - 三ノ宮駅 - 神戸駅 - 明石駅 - 加古川駅 - 姫路駅 - 岡山駅 - 新居浜駅 - 伊予西条駅 - 今治駅 - 伊予北条駅 - 松山駅

  • 「ムーンライト高知」との増解結のため多度津駅に運転停車していた。

使用車両

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EF65形電気機関車(京都駅)

1両あるグリーン車指定席は禁煙車で、JR四国が団体用車両として改修した高知運転所に所属する12系客車の座席車を、普通車にはJR西日本の宮原総合運転所に所属する14系客車を使用していた。

2両の普通車は禁煙車1両と喫煙車1両で、14系客車本来の座席であるR51型簡易リクライニングシート[注 2]搭載車や一般的なリクライニングシートに交換した車両を使用。過去には岡山電車区所属の12系客車も使用したことがある。

牽引機関車は、京都駅 - 岡山駅(岡山駅改良工事開始後は多度津駅)間がJR西日本の下関車両管理室(現在の下関総合車両所に相当)に所属するEF65形電気機関車、岡山駅または多度津駅 - 松山駅間がJR四国高知運転所配置のDE10形ディーゼル機関車である。なお、同区間は運行開始当時から電化されていたが、JR四国に電気機関車運転の特殊技能を有する職員がいなかったため、ディーゼル機関車で牽引された。

多度津駅での運転停車時に機関車交換と併結をおこなっている。

編成は2009年1月現在で上下列車とも京都方3両が松山編成で高知・松山方3両が高知編成であった。

沿革

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関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 但し、多度津 - 松山間はディーゼル機関車が牽引した。
  2. ^ 人が座席のリクライニングレバーを引っ張り、背中を前後に動かしたときだけ背もたれも動くシートで、183系列や485系列でも多用されていた

出典

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