コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ミラージュのテーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ミラージュのテーマ」
ゴダイゴシングル
初出アルバム『CMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ
B面 水滸伝のテーマ
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル ニューミュージック
ロック
時間
レーベル コロムビアレコード
作詞・作曲 奈良橋陽子(作詞)
タケカワユキヒデ(作曲)
プロデュース ジョニー野村
ゴダイゴ
ゴダイゴ シングル 年表
君は恋のチェリー
(1977年)
ミラージュのテーマ
(1977年)
ガンダーラ
1978年
テンプレートを表示

ミラージュのテーマ」(英語: MIRAGE)は、日本ロックバンドゴダイゴの日本版6作目のシングル

解説

[編集]
  • 「ミラージュのテーマ」は『CMソング・グラフィティ VOL.1 ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ』からのシングル・カットで、アメリカン・カレッジ・フットボールの公式戦「ミラージュボウル」のテーマソング、及び三菱自動車・「ミラージュ」(※大会名はここに由来)のCMソングに使用された。
  • 「水滸伝のテーマ」はイギリスで発売されたアルバム『THE WATER MARGIN』(内容は日本で発売されたアルバム『新創世紀』のうち、「SALAD GIRL(僕のサラダ・ガール)」を「THE WATER MARGIN(水滸伝のテーマ)」に差し替えたもの)からのシングル・カットである。この曲は元々、ピートマック・ジュニアが歌うTVドラマ『水滸伝』の主題歌「夜明けを呼ぶもの」を英語に訳してゴダイゴの演奏で歌ったものである。そのため、ゴダイゴの基本スタイルである、英語作詞→作曲→編曲→日本語作詞の方法が取られていない珍しい曲である。本作は加入したばかりのトミー・スナイダーが歌唱しているが、演奏は浅野良治が脱退してドラマーが不在の時に先に録音したため、当初はタケカワユキヒデによる歌唱も想定され、ドラムは鈴木“ウータン”正夫が単発で担当し、ベースもスティーブ・フォックスに代わってミッチー長岡(長岡道夫・SHOGUN)が担当した。
  • このシングルには、1978年までにプレスされた「サトリル」レーベル盤(ジャケットのロゴマークは「S」を図案化したサトリルのロゴ)と、1979年以降にプレスされた「コロムビア」レーベル盤(ジャケットのロゴマークを日本コロムビアの社章でもあるツインノーツに差し替え)とがある。また「サトリル」盤には、三菱自動車販売店用のジャケットも存在している。全て同じ規番である。これは原盤制作に関与した日本テレビ音楽とサトリル・レコード(英国のレーベル)との契約が1978年に満了したことによる措置である。なお、「君は僕のチェリー」など日本テレビ音楽が関与していない作品は当初から「コロムビア」レーベルで発売されていた。

収録曲

[編集]
  1. ミラージュのテーマ [3:15]
    作詞:奈良橋陽子
    作曲:タケカワユキヒデ
    編曲:ミッキー吉野
  2. 水滸伝のテーマ [4:05]
    作詞:水木かおる、奈良橋陽子
    作曲:佐藤勝
    編曲:ミッキー吉野
    「夜明けを呼ぶもの」の英語版。この曲はイギリス盤で22万枚を売り上げ[1]全英シングルチャート(OCC)で最高37位を記録した[1][2]

参加ミュージシャン

[編集]
ゴダイゴ
サポートミュージシャン
  • 長岡道夫:Bass (#2)
  • 鈴木"ウータン"正夫:Drums (#2)

タイアップ

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 週刊現代』1979年2月28日号、30-31頁。(『《文化大研究!!》ロック世代の天才集団『ゴダイゴ』で日本の音楽が変わる」『週刊現代』1979年2月28日号、30-33頁。)
  2. ^ the water margin | full Official Chart History、Official Charts Company。 - 2023年3月27日閲覧。