コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ミッシー・ペリグリム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミッシー・ペリグリム
2014年トロント国際映画祭でのペリグリム
生誕 Melissa Peregrym
(1982-06-16) 1982年6月16日(42歳)
カナダ ケベック州 モントリオール
職業 女優、モデル
活動期間 2002年–現役
著名な実績FBI: 特別捜査班』 マギー・ベル役
ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~英語版』 アンディ・マクナリー役
配偶者
ザッカリー・リーヴァイ
(結婚 2014年、離婚 2015年)
トム・オークリー
(結婚 2018年)
子供 2
テンプレートを表示

ミッシー・"ミッシー"・ペリグリム(Melissa "Missy" Peregrym、1982年6月16日生)はカナダの女優で元ファッションモデル。 ペリグリムは2006年の映画『スティック・イット!英語版』のヘイリー・グレアム役やABCグローバルテレビジョンネットワークのドラマ『ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~英語版』(2010年から2015年)のアンディ・マクナリー役(2016年のカナダ・スクリーン・アワードにノミネートされた[1])、そしてディック・ウルフプロデュースによるCBSのドラマ『FBI: 特別捜査班』マギー・ベル役(2018年から出演)で知られている。

生い立ち

[編集]

ペレグリムはペンテコステ派の司祭であるダレル・ペリグリム牧師と[2][3]、主婦のヴァネッサ・ペリグリムの間に生まれた[4]。自分は子供のころはお転婆だったと述べている[5]

キャリア

[編集]

ペリグリムは18歳でリズベル・エージェンシーでプロとしてのキャリアを開始した[6]。モデルとしてのキャリアの初期に、所属事務所からテレビCMへの転向を勧められた[7]。紙媒体から映像への転向によって、メルセデス・ベンツ、スプリント・カナダ(米スプリントのカナダ子会社)、オリンピック大会のコマーシャルに出演することになった[6]

2009円のペリグリム

2000年に、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーで撮影された『ダークエンジェル』の1エピソードで俳優としてのデビューを果たした。デビュー作の役柄を基に、 The Chris Isaak ShowBlack SashJake 2.0、『ヤング・スーパーマン』、『トゥルー・コーリング』、Life as We Know It、『アンドロメダ』、『ヒーローズ』などにゲスト出演し、さらにテレビ映画Call Me: The Rise and Fall of Heidi Fleiss にも出演した。

2004年のスーパーヒーロー映画『キャットウーマン』へのクレジットなしのカメオ出演ののちに、ペリグリムは2006年にかつての体操生活への復帰を目指す反抗的なティーンエイジャーを中心とした『スティック・イット!()』の主役を演じて映画デビューを果たした。

その後、テレビドラマ『ヒーローズ』のイリュージョン能力者キャンディス・ウィルマー役を演じたが、制作スタッフは宣伝資料で彼女を「誘惑する女」と紹介した[8]。第1シーズン第18話「パラサイト」で初出演する予定だったが、一週間前のエピソード「本当の家族」で台詞なしの役で初出演した[9]

2010年のトロント映画祭でのペリグリム

ペリグリムは2007年から2009年にかけてCWテレビジョンネットワークのドラマ『REAPER デビルバスター』初のテレビドラマでの主役を演じた。放送されなかったパイロット版ではニッキー・リードがその役を演じていた。『リーパー』は悪魔相手のバウンティハンターとなったサムという若者についての物語である[10]

ペリグリムのキャリアの飛躍は2010年にカナダのテレビドラマ『ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~英語版』で警察官アンディ・マクナリー役をつかんだことで訪れた[11]。このドラマはカナダではグローバルテレビジョンネットワークが、アメリカ合衆国ではABCが同時に放映した。6シーズンまで製作され、2015年で打ち切りとなった[12]

2012年、ペリグリムはYahoo.comの配信ドラマ Cybergeddon の主役であるクロエ・ジョスリンにキャスティングされた。9チャプターが撮影され、2012年9月27日から視聴可能となった。このプロジェクトの一部はノートンの協力と資金援助を受けていた[13][14]。2013年にWebシリーズ Cybergeddon での演技に対してストリーミー賞が贈られた[15]

2014年、ペリグリムはジェフ・ループおよびエリック・バルフォーとともに熊パニック映画『ブラックフット英語版』に出演した[16]

2016年、ペリグリムは『ルーキー・ブルー』の演技でカナダ・スクリーン・アワードにノミネートされたが[1]、最終的に『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』のタチアナ・マスラニーが受賞した[17]

2017年、ペリグリムは『ヴァン・ヘルシング英語版』の第2シーズンにスカーレット・ハーカー役で出演し、番組終了の2021年までとびとびに14エピソードにこの役を演じた。

2018年、ペリグリムは現在も続くCBSのドラマ『FBI: 特別捜査班』の主役マギー・ベルを演じ始めた[18]

私生活

[編集]

ペリグリムは2014年6月にアメリカ人俳優ザッカリー・リーヴァイと結婚した[19]。ペレグリムは2015年4月に離婚を申請し、別居日を2014年12月3日と記載した[20]

ペリグリムは2018年12月30日にロサンゼルスでオーストラリア人俳優のトム・オークリーと結婚した[21]。二人の間には2020年3月21日に男児が生まれた[22]。また、2022年6月6日は女児を得た[23]

慈善活動

[編集]

2006年、ペレグリムは南米のコミュニティに安全な靴を寄付している靴会社TOMSと協力した[24][25]。ペレグリムはアルゼンチンでの経験と、それが訪問したコミュニティに与えた影響について語っている[24]

出演作品

[編集]

映画

[編集]
タイトル 役名 注記
2004 キャットウーマン ボーラインのグラフィックモデル クレジットなし
2006 スティック・イット!() ヘイリー・グレアム
2007 Wide Awake Casey Wade
2011 Something Red Amy Short
2012 Cybergeddon Chloe
2013 The Proposal Sara Short
2014 ブラックフット英語版 ジェン
2017 ブラック・ウィッチ英語版 声の出演
2024 Out Come the Wolves Sophie

テレビ

[編集]
タイトル 役名 注記
2002 ダークエンジェル ホッティー・ブロンド S2E14「バンパイア」 "Love in Vein"
The Chris Isaak Show Julia S2E11 "Gimme Shelter"
2003 Black Sash Tory Stratton レギュラー
Jake 2.0 バーの少女 Episode7: "Jerry 2.0"
トゥルー・コーリング ジーナ 第2話「天職」 "Putting Out Fires"
2004 ヤング・スーパーマン モリー・グリッグス S3E11「殺意のメール」 "Delete"
アンドロメダ リセット S4E20「天使の声」 "Time Out of Mind"
Call Me: The Rise and Fall of Heidi Fleiss Tina テレビ映画
Life as We Know It Jackie Bradford 主役
2006 Smallville: Vengeance Chronicles Molly Griggs 3話出演
2007 ヒーローズ キャンディス・ウィルマー リカーリング、6話出演
2007–2009 REAPER デビルバスター アンディ・プレンダーガスト レギュラー
2010–2015 ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~英語版 アンドレア・マクナリー警官(アンディ) レギュラー
2012 Cybergeddon Chloe Jocelyn 9話出演
Cybergeddon Zips Episode: "Chloe"
2016 Motive Jessica Wilson S4E10 "In Plain Sight"
HAWAII_FIVE-0 ブリジット・ウィリアムズ S7E10 「秘密の代償」 "Ka Luhi"/"The Burden"
2017 LAW & ORDER:性犯罪特捜班 ゾーイ・ホワイト S18E14 「ウォール街のキング」 "Net Worth"
Saving Hope Layla Rowland Episodes: "We Need to Talk About Charlie Harris" & "Fix You"
ナイトシフト 真夜中の救命医 リーガン中尉 S4E10 「夜明け」 "Resurgence"
Ten Days in the Valley Jamie Episodes: "Day 4: Below the Line" & "Day 5: Back to Ones"
2017–2018 ヴァン・ヘルシング英語版 スカーレット・ヘルシング(旧姓ハーカー) リカーリング(シーズ2-3)
2018–present FBI: 特別捜査班 マギー・ベル特別捜査官 レギュラー
2021–2023 FBI: Most Wanted 〜指名手配特捜班〜 2話出演
2021 FBI: インターナショナル英語版 1話出演

脚注

[編集]
  1. ^ a b Jancelewicz, Chris. “2016 Canadian Screen Awards nominees: 'Rookie Blue,' 'Vikings,' 'Big Brother Canada' nominated”. Global News. March 26, 2016閲覧。
  2. ^ Keller, Joel. “Missy Peregrym of 'Rookie Blue' Doesn't Want to Be Famous”. HuffPost TV. February 26, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。February 18, 2013閲覧。
  3. ^ Dead reckoning”. Canada.com. May 14, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。February 19, 2013閲覧。
  4. ^ Mills, Nancy (July 7, 2011). “Peregrym's tough cop role is just an act”. USA Today. http://usatoday30.usatoday.com/life/people/2011-07-07-Missy-Peregrym_n.htm December 23, 2017閲覧。 
  5. ^ Interview: Missy Peregrym”. MoviesOnline. April 15, 2006時点のオリジナルよりアーカイブ。April 18, 2006閲覧。
  6. ^ a b Rookie Blue”. ABC. February 6, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。February 19, 2013閲覧。
  7. ^ Afan, Emily. “10 To Watch: Missy Peregrym”. Playback Online. December 23, 2017閲覧。
  8. ^ Ausiello, Michael. “Exclusive: Heroes Casts New "Temptress"”. TV Guide. http://www.tvguide.com/news/exclusive-heroes-casts-8288/ December 22, 2017閲覧。 
  9. ^ Full cast and crew for "Heroes" Chapter Seventeen 'Company Man' (2007)”. Internet Movie Database. December 23, 2017閲覧。
  10. ^ Andreeva, Nellie (June 25, 2007). “"Heroes" co-star morphs into "Reaper" TV role”. Reuters. https://www.reuters.com/article/televisionNews/idUSN2525887120070625 December 23, 2017閲覧。 
  11. ^ Rookie Andy McNally”. GlobalTV.com. December 22, 2017閲覧。
  12. ^ Gelman, Vlada (October 16, 2015). “Rookie Blue Cancelled After 6 Seasons”. TVLine. December 23, 2017閲覧。
  13. ^ Cybergeddon”. Yahoo!. January 21, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。February 18, 2013閲覧。
  14. ^ Chmielewski, Dawn. “'CSI' creator Anthony Zuiker's 'Cybergeddon' plays out on the Web”. Los Angeles Times. オリジナルのDecember 7, 2012時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121207112829/http://www.latimes.com/business/la-et-ct-cybergeddon-20120928%2C0%2C1603910.story February 18, 2013閲覧。 
  15. ^ 3rd Annual Winners & Nominees” (英語). The Streamy Awards. January 23, 2019閲覧。
  16. ^ Miska, Brad (February 17, 2015). “Backcountry stars Missy Peregrym and Eric Balfour”. GlobalTV.com. December 23, 2017閲覧。
  17. ^ Canadian Screen Awards – Academy”. www.academy.ca. April 4, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。April 11, 2016閲覧。
  18. ^ Daniel Fienberg (September 25, 2018). “'FBI': TV Review”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/review/fbi-review-1146543 
  19. ^ Marquina, Sierra (June 17, 2014). “Zachary Levi Secretly Marries Girlfriend Missy Peregrym in Maui: Pic”. Us Weekly. June 17, 2014閲覧。
  20. ^ Zachary Levi & Missy Peregrym Secret Wedding Ends In Even More Secret Divorce”. TMZ.com (April 18, 2015). December 22, 2017閲覧。
  21. ^ FBI Star Missy Peregrym Marries Tom Oakley in Intimate Wedding” (英語). People.com (January 1, 2019). January 3, 2019閲覧。
  22. ^ Pasquini, Maria (April 28, 2020). “Missy Peregrym Welcomes Son With Husband Tom Oakley”. People.com. April 29, 2020閲覧。
  23. ^ Missy Peregrym welcomes Daughter with Husband Tom Oakley”. Instagram (July 8, 2022). July 8, 2022閲覧。
  24. ^ a b Stipp, Christopher (December 8, 2006). “10 Quick Questions”. asitecalledfred.com. December 22, 2017閲覧。
  25. ^ TOMS Company Overview”. TOMS.co.uk. February 14, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。February 18, 2013閲覧。

外部リンク

[編集]