ミッキー・エッコ
Mikky Ekko | |
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出生名 | John Stephen Sudduth[1] |
出身地 | アメリカ合衆国 ルイジアナ州[2] |
ジャンル | ポップ |
職業 | シンガーソングライター、音楽プロデューサー |
活動期間 | 2009年 - |
レーベル | RCAレコード |
共同作業者 | リアーナ |
公式サイト |
www |
ミッキー・エッコ(Mikky Ekko) はアメリカ合衆国のシンガーソングライター、レコード・プロデューサー。出生名はジョン・スティーヴン・サダス(John Stephen Sudduth)。ルイジアナ州出身。RCAレコードと契約している[3][4]。2013年のリアーナのシングル「ステイ」で知られる。この曲は世界中でヒットし、エッコの初めてチャートインした曲である。
生い立ち
[編集]ルイジアナ州で牧師である父ジョン・サダスと母カレン・サダスのもとに生まれ、弟カーク、妹ジョアンナがいる。子供の頃は家族と共にディープサウスを引っ越してまわっていた。ミシシッピ州トゥペロに短期間居住していた際、ゴスペルに夢中になり、テネシー州ナッシュビルに転居すると数々のバンドで演奏をするようになった[3]。他のアーティストのための作曲家として活動を始めたが、自分自身が歌手になりたいことに気が付いた。2009年2月15日、ティム・ロウアーのプロデュースにより、彼が自身で初めて作曲した曲を含む、多くがア・カペラのEP『Strange Fruit 』を発表した。彼は居住するナッシュビルについて[4][5]「とても愛情あふれ、居心地の良いこの街に住むことができて幸せだ」と語った。2009年9月より、ナッシュビルを基盤に活動するグループTen Out of Tenn と共にツアー公演を行なった[6]。
経歴
[編集]2008年~2012年: 初期
[編集]2008年、ア・カペラ版「Sedated 」をレコーディングするためプロデューサーのティム・ロウアーとエンジニアのダン・ハンセンと組んだ。これを機に2009年2月15日にEP『Strange Fruit 』が発表された。ロウアーとハンセンはエッコとのコラボレートを2010年の『Reds 』および『Blues 』まで続けた。彼らは音楽業界でエッコの知名度が上がるようキャラクターやサウンドの発展に尽力した。『Reds 』の収録曲「Who Are You, Really? 」がエイサップ・ロッキー、Lil B、The Weeknd を手掛けたヒップ・ホップのプロデューサーであるクラムズ・カジノの目に留まった[3]。2012年7月17日、YouTubeでシングル「We Must Be Killers 」が発表され、10万回以上アクセスされた[7]。この曲は超自然ドラマ『Teen Wolf 』第2シーズンで使用された[8]。2012年8月6日、iTunesでも配信開始された[9]。2枚目の公式シングル「Feels Like the End 」のミュージック・ビデオはニック・ルースとエッコによりプロデュースされ、2012年9月25日、YouTubeより[10]、9月25日、デジタル配信された。2012年10月30日、エッコおよびクラムズ・カジノの作曲およびプロデュースによる3枚目のシングル「Pull Me Down 」がデジタル配信された。2012年11月16日、公式ビデオがYouTubeにより配信された[11]。2012年12月7日、ライアン・ヘムスワースによるこの曲のリミックスがiTunesより配信された[12]。
2012年~現在: ブレイクスルー
[編集]2012年11月、バルバドス出身の歌手リアーナの7枚目のアルバム『Unapologetic 』の収録曲で後に2013年にシングルとして発表される「ステイ」にフィーチャリング。[13]。この曲は世界中でヒットし、彼にとってチャート・インした曲となった。全英シングルチャートに初めて登場し、第4位となり、Billboard Hot 100では第3位となった[14]。オーストラリア、フランス、ドイツ、アイルランド、ニュージーランド、スイスなど19カ国で第5位以内にランクインした。2013年2月10日、第55回グラミー賞でリアーナと初めて公の場で演奏した[15]。『ロサンゼルス・タイムズ』のMikael Wood はこの演奏を賞賛し、最も歴史に残る場面であったと記した[15]。友人となったエッコとクラムズ・カジノは、Ariel Reichstadt 、グレッグ・カースティン、Elof Loelv 、ジャスティン・パーカーをフィーチャーし、「Pull Me Down 」を収録するデビュー・アルバムを作成[3]。2013年2月6日、3枚目のシングル「Pull Me Down 」のミュージック・ビデオがVEVOより配信された[16]。
ディスコグラフィ
[編集]コンパクト盤
[編集]題 | 概要 |
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Strange Fruit |
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Reds |
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Blues |
シングル
[編集]題 | 年 | アルバム |
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We Must Be Killers [9] | 2012 | 未発表 |
Feels Like the End [21] | ||
Pull Me Down [22] |
フィーチャリング
[編集]題 | 年 | 最高順位 | 認定 | アルバム | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AUS [23] |
CAN [24] |
DEN [25] |
FRA [26] |
GER [27] |
IRE [28] |
NZ [29] |
SWI [30] |
UK [31] |
US [14] | ||||||||
Paint It Red (トゥ・インチ・パンチ・フィーチャリング・ミッキー・エッコ)[32] |
2012 | — | — | — | — | — | — | — | — | — | — | シングル・リリース | |||||
ステイ (リアーナ・フィーチャリング・ミッキー・エッコ) |
2013 | 4 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 | 4 | 3 | Unapologetic | |||||
Subtle (アクティヴ・チャイルド・フィーチャリング・ミッキー・エッコ)[36] |
2013 | — | — | — | — | — | — | — | — | — | — | Rapor | |||||
"—" チャート圏外またはその地域で発売されていないことを示す |
脚注
[編集]- ^ Holden, Steve (2013年1月10日). “Introducing... Mikky Ekko”. BBC. 2014年3月21日閲覧。
- ^ McDermott, Patrick (2014年1月27日). “Video: Mikky Ekko, "Stay"”. The Fader. 2014年3月21日閲覧。
- ^ a b c d “New music: Mikky Ekko – Pull Me Down”. The Guardian November 1, 2012閲覧。
- ^ a b “Mikky Ekko / Biography”. Jango. (December 16, 2012)
- ^ “IN DEMAND: MIKKY EKKO”. Gigwise November 6, 2012閲覧。
- ^ “Ten Out of Tenn Return With New Lineup”. American Songwriter (July 20, 2009). July 20, 2009閲覧。
- ^ “Mikky Ekko - We Must Be Killers”. YouTube (July 17, 2012). July 17, 2012閲覧。
- ^ “Mikky Ekko - We Must Be Killers - MTV Teen Wolf Season 2 Soundtrack video”. NME (2012年7月17日). 2013年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月17日閲覧。
- ^ a b “We Must Be Killers - Single”. iTunes (August 6, 2012). August 6, 2012閲覧。
- ^ “Mikky Ekko - Feels Like the End”. YouTube (September 25, 2012). September 25, 2012閲覧。
- ^ “Mikky Ekko - Pull Me Down (Official Video)”. YouTube (November 16, 2012). November 16, 2012閲覧。
- ^ “Pull Me Down (Ryan Hemsworth Remix) - Single”. iTunes (December 7, 2012). December 7, 2012閲覧。
- ^ Corner, Lewis (November 30, 2012). “Rihanna confirms new single 'Stay' - listen”. Digital Spy. Nat Mags. November 30, 2012閲覧。
- ^ a b Trust, Gary (21 February 2013). “Baauer's 'Harlem Shake' Debuts Atop Revamped Hot 100”. Billboard. New York, NY: Prometheus Global Media. 21 February 2013閲覧。
- ^ a b Wood, Mikael (February 11, 2013). “Review: Rihanna, Frank Ocean keep it simple amid Grammy spectacle”. Los Angeles Times (トリビューン・カンパニー) February 11, 2013閲覧。
- ^ “Mikky Ekko - Pull Me Down”. VEVO. YouTube (February 7, 2013). February 6, 2013閲覧。
- ^ “Strange Fruit”. Amazon.com (February 15, 2009). February 15, 2009閲覧。
- ^ “Reds by Mikky Ekko”. iTunes (June 29, 2010). June 29, 2010閲覧。
- ^ “Blues - EP by Mikky Ekko”. iTunes (December 14, 2010). December 14, 2010閲覧。
- ^ “Blues: Mikky Ekko”. Amazon.com (January 7, 2011). January 7, 2011閲覧。
- ^ “Feels Like the End - Single”. iTunes (September 25, 2012). September 25, 2012閲覧。
- ^ “Pull Me Down - Single”. iTunes (October 30, 2012). October 30, 2012閲覧。
- ^ “Discography Mikky Ekko”. Hung Medien. australian-charts.com/. December 1, 2012閲覧。
- ^ “Canadian Hot 100 - Week of December 8, 2012”. Billboard. Prometheus Global Media (December 8, 2012). December 1, 2012閲覧。
- ^ “RIHANNA FEAT. MIKKY EKKO - STAY (SONG)”. danishcharts.com. December 1, 2012閲覧。
- ^ “Discographie Mikky Ekko”. Hung Medien. lescharts.com/. December 1, 2012閲覧。
- ^ “Discographie Mikky Ekko”. Hung Medien. charts.de. November 9, 2014閲覧。
- ^ “Discography Mikky Ekko”. Hung Medien. irish-charts.com/. December 1, 2012閲覧。
- ^ “Discography Mikky Ekko”. Hung Medien. charts.org.nz/. December 1, 2012閲覧。
- ^ “Discographie Mikky Ekko”. Hung Medien. hitparade.ch/. December 1, 2012閲覧。
- ^ Peak positions for the featured singles in the UK:
- For "Stay": “Chart Archive > December 22, 2012”. Official Charts Company (2012年12月22日). 2012年12月22日閲覧。
- ^ “Paint It Red (feat. Mikky Ekko) - Single”. iTunes May 4, 2012閲覧。
- ^ “ARIA Singles Chart, 25/03/2013”. Australian Recording Industry Association. March 24, 2013閲覧。
- ^ “Gold & Platinum & 2x Platinum: Searchable Database”. Recording Industry Association of America. 2013年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月18日閲覧。
- ^ “NZ Top 40 Singles Chart – 28 January 2013”. ニュージーランド・レコード産業協会. January 28, 2012閲覧。
- ^ Geslani, Michelle (2013年9月11日). “Listen to Active Child's intricate new song, "Subtle" featuring Mikky Ekko”. Consequence of Sound. 2014年3月21日閲覧。