マルコ・ベリネッリ
2021年のベリネッリ | |
ヴィルトゥス・ボローニャ No.18 | |
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ポジション | SG |
基本情報 | |
愛称 | "Beli" |
イタリア語 | Marco Stefano Belinelli |
国籍 | イタリア |
生年月日 | 1986年3月25日(38歳) |
出身地 |
エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県 サン・ジョヴァンニ・イン・ペルシチェート |
身長 | 196cm (6 ft 5 in) |
体重 | 91kg (201 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | ヴィルトゥス・ボローニャ |
ドラフト | 2007年 1巡目 18位 GSW |
選手経歴 | |
2001-2003 2003-2007 2007-2009 2009-2010 2010-2012 2012-2013 2013-2015 2015-2016 2016-2017 2017-2018 2018 2018-2020 2020- |
ヴィルトゥス・ボローニャ フォルティトゥード・ボローニャ ゴールデンステート・ウォリアーズ トロント・ラプターズ ニューオーリンズ・ホーネッツ シカゴ・ブルズ サンアントニオ・スパーズ サクラメント・キングス シャーロット・ホーネッツ アトランタ・ホークス フィラデルフィア・76ers サンアントニオ・スパーズ ヴィルトゥス・ボローニャ |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ | イタリア 2006-現在 |
マルコ・ベリネッリ(Marco Belinelli)ことマルコ・ステファノ・ベリネッリ(Marco Stefano Belinelli、1986年3月25日 - )は、イタリアのプロバスケットボール選手。エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県サン・ジョヴァンニ・イン・ペルシチェート出身。ポジションはシューティングガード。196cm、91kg。 レガ・バスケット・セリエAのヴィルトゥス・ボローニャに所属している。
来歴
[編集]2001年、15歳でヴィルトゥス・ボローニャにてプロデビュー。彼がデビューする1シーズン前、チームはセリエAの全ての大会を制覇し、ユーロリーグも制覇していた。当時、チームにはマルコ・ヤリッチ、マヌ・ジノビリがいた。
2003年、同じボローニャを本拠地とするライバルチームフォルティトゥード・ボローニャへ移籍。そこでカルロス・デルフィノとチームメイトになる。2005年にはセリエAのタイトルを獲得し、ユーロリーグでも活躍する。
イタリア代表
[編集]イタリア代表として2006年世界選手権に出場。大会を通じて平均13.5得点を上げた他、米国相手に25得点を上げる活躍を見せた。
NBA
[編集]2007年のNBAドラフトでゴールデンステート・ウォリアーズに全体18位指名を受け入団。同年のサマーリーグではニューオーリンズ・ホーネッツ相手にサマーリーグ史上第2位となる37得点を上げる。
2009年7月30日、デヴィン・ジョージとのトレードでトロント・ラプターズに移籍[1]、同じイタリア代表チームでプレーするアンドレア・バルニャーニとチームメイトとなる。ラプターズはバルニャーニの他にもホセ・カルデロン、ヒドゥ・ターコルーらのユーロリーグ出身選手らを中軸に据えるチーム作りをしており、ベリネリもチームに上手く噛み合うことが期待された。ラプターズはシーズン後半までプレイオフ当落線上に残るが、終盤になってエースのクリス・ボッシュが怪我で離脱。プレイオフ8位通過を目指すシカゴ・ブルズとの直接対決に敗れ、無念のロッタリー行きとなってしまった。
2010年8月11日、ジュリアン・ライトとのトレードでニューオーリンズ・ホーネッツに移籍。同年のオフシーズンにホーネッツのエースクリス・ポールは低迷するチームに業を煮やして移籍をほのめかす発言をしており、フロントはその発言に答える形で積極的な補強を断行。ベリネリ獲得はその一環であった。
2012年7月24日、シカゴ・ブルズに移籍。レギュラーシーズンは、平凡な成績に終わったが、プレーオフでは、ファーストラウンド途中からスターターとなり、準決勝進出に貢献した。
2013年7月、FAからサンアントニオ・スパーズに移籍。2014年2月のオールスターウィークエンドイベントの3ポイントコンテストで、決勝で24ポイントを獲得し優勝した。2014年6月15日、サンアントニオ・スパーズでNBAチャンピオンを経験。イタリア人NBA選手として初めてチャンピオンリングを獲得した。
2015年7月3日、サクラメント・キングスに3年1900万ドルの契約で移籍。2016年のNBAドラフト開催日、シャーロット・ホーネッツに移籍。2017年6月20日、アトランタ・ホークスに移籍した。
2018年2月9日、ホークスからウェイブされた[2]。2018年2月12日、フィラデルフィア・76ersと契約した[3]。
NBA個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2007–08 | ウォリアーズ | 33 | 0 | 7.3 | .387 | .390 | .778 | .4 | .5 | .2 | .0 | 2.9 |
2008–09 | ウォリアーズ | 42 | 23 | 21.0 | .442 | .397 | .769 | 1.7 | 2.1 | .9 | .0 | 8.9 |
2009–10 | ラプターズ | 66 | 1 | 17.0 | .406 | .380 | .835 | 1.4 | 1.3 | .6 | .1 | 7.1 |
2010–11 | ホーネッツ | 80 | 69 | 24.5 | .437 | .414 | .784 | 1.9 | 1.2 | .5 | .1 | 10.5 |
2011–12 | ホーネッツ | 66 | 55 | 29.8 | .417 | .377 | .783 | 2.6 | 1.5 | .7 | .1 | 11.8 |
2012–13 | ブルズ | 73 | 27 | 25.8 | .395 | .357 | .839 | 1.9 | 2.0 | .6 | .1 | 9.6 |
2013–14 | スパーズ | 80 | 25 | 25.2 | .485 | .430 | .847 | 2.8 | 2.2 | .6 | .1 | 11.4 |
2014–15 | スパーズ | 62 | 9 | 22.4 | .423 | .374 | .848 | 2.5 | 1.5 | .5 | .0 | 9.2 |
2015–16 | キングス | 68 | 7 | 24.6 | .386 | .306 | .833 | 1.7 | 1.9 | .5 | .0 | 10.2 |
2016–17 | ホーネッツ | 74 | 0 | 24.0 | .429 | .362 | .893 | 2.4 | 2.0 | .6 | .1 | 10.5 |
2017–18 | ホークス | 52 | 1 | 23.3 | .411 | .372 | .927 | 1.9 | 2.0 | .9 | .1 | 11.4 |
2017–18 | シクサーズ | 28 | 1 | 26.3 | .495 | .385 | .870 | 1.8 | 1.6 | .7 | .3 | 13.6 |
2018–19 | スパーズ | 79 | 1 | 23.0 | .413 | .372 | .903 | 2.5 | 1.7 | .4 | .1 | 10.5 |
Career | 803 | 219 | 23.2 | .425 | .376 | .847 | 2.1 | 1.7 | .6 | .1 | 10.0 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | ホーネッツ | 6 | 6 | 28.8 | .365 | .308 | 1.000 | .8 | .7 | .8 | .0 | 9.7 |
2013 | ブルズ | 12 | 7 | 27.1 | .411 | .340 | .879 | 2.9 | 2.6 | .4 | .0 | 11.1 |
2014 | スパーズ | 23 | 0 | 15.5 | .444 | .421 | .955 | 2.3 | .8 | .1 | .0 | 5.4 |
2015 | スパーズ | 7 | 0 | 16.6 | .513 | .467 | .846 | 1.9 | 1.4 | .3 | .0 | 9.3 |
2018 | シクサーズ | 10 | 0 | 27.3 | .406 | .348 | .871 | 2.1 | 2.0 | .7 | .0 | 12.9 |
2019 | スパーズ | 7 | 0 | 18.7 | .368 | .381 | .833 | 1.9 | 1.1 | .0 | .3 | 5.9 |
Career | 65 | 13 | 21.1 | .416 | .375 | .890 | 2.1 | 1.4 | .3 | .0 | 8.5 |
プレイスタイル
[編集]優れたロングシューターとして知られる。運動能力に優れ、特に跳躍力があり、ユーロリーグ時代は空中で360℃回転してダンクを叩き込むプレーを見せることもあった。またボールハンドリングも上手く、広い視野を持ち、味方へ的確なパスを供給する能力を持つなど、総合的にバランスの良い選手である。しかしながら、接触に弱く、インサイドへ積極的に切り込み、ファールを貰うプレーをすることは少ない。
脚注
[編集]- ^ “Warriors Acquire Devean George From Toronto”. nba.com (2009年7月30日). 2011年5月8日閲覧。
- ^ “Hawks Waive Marco Belinelli” (英語). NBA.com (February 9, 2018). February 9, 2018閲覧。
- ^ “Philadelphia 76ers Sign Marco Belinelli” (英語). NBA.com (2018年2月12日). 2018年2月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- オフィシャルサイト
- マルコ・ベリネッリ --- ドラフト情報 --- NBADraft.net ,DraftExpress.com
- マルコ・ベリネッリの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM