マリオット・インターナショナル
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | NASDAQ: MAR |
略称 | マリオット |
本社所在地 | アメリカ合衆国・メリーランド州ベセスダ |
設立 |
1927年 ワシントンDCにて |
業種 | サービス業 |
事業内容 |
ホテル リゾート |
代表者 |
ビル・マリオット(経営執行役会長) アーン・ソレンソン(最高経営責任者) |
売上高 | US$23.7 billion (2023) |
営業利益 | US$3.86 billion (2023) |
純利益 | US$3.08 billion (2023) |
純資産 | US$25.7 billion (2023) |
総資産 | −US$682 million (2023) |
従業員数 | 411,000 (2023) |
支店舗数 | 6,520(2017年) |
所有者 | マリオット家(25%) |
主要子会社 |
マリオット・ホテル&リゾート スターウッド・ホテル&リゾート ザ・リッツ・カールトン ル・メリディアン |
外部リンク |
marriott |
特記事項:出典[1][2] |
マリオット・インターナショナル (英: Marriott International) は、アメリカのメリーランド州に本部を置く、世界各地で「マリオット」や「リッツ・カールトン」など様々なブランドのホテルの運営やフランチャイズを手がける多国籍企業。ヒルトン・ワールドワイドやハイアットホテルアンドリゾーツなどと並ぶ世界的なホテルチェーン店である。
2016年にスターウッド・ホテル&リゾートを買収した。2018年現在、世界最大のホテルチェーンである。
歴史
[編集]設立
[編集]アメリカにおいて禁酒法が施行されている1927年に、J・ウィラード・マリオットとヒュー・コルトンという2人の男が「ホットショップ」という名のノンアルコールビールを扱う居酒屋を開業した。質の高い料理を提供したこの居酒屋は高い評判を呼び、順調に業績を伸ばして行った。
機内食事業進出
[編集]1937年のある日、マリオットがワシントンD.C.郊外のフーバー飛行場に隣接する「ホットショップ」で、乗客が機内に持ち込む飲食物を買っていることに気づいたことから飛行機の機内食事業を開拓する。
第二次世界大戦後の民間航空の成長期には、機内食事業が順調に業績を伸ばし、1963年には10の空港と25の航空会社にサービスをするようになり、1966年には海外進出を果たす。機内食事業開拓後も大学や病院などの給食事業などのフード産業に進出するなど、事業範囲を拡大していく。
ホテル事業進出
[編集]1957年にはホテル事業に進出し、第1号となるホテルをバージニア州アーリントンに開業した。開業から10年後の1966年の時点では、わずか6軒だったホテルも1977年を境に急激に増やし、1981年には100軒目を突破するなど急成長した。
急激に運営ホテルを増やした背景にはそれまで巨額のローンが足枷となってホテルの数を増やせずにいたが、いったん建設したホテルを投資家や外部企業に売却し、その投資家や外部企業との間に運営契約を結ぶという現在も続く手法に切り替えたことにある。
現在マリオット・コーポレーションが運営する多くのホテルは建物を所有する投資家や外部企業と運営会社であるマリオット・コーポレーションとの契約で成り立っており、例えばザ・リッツ・カールトン東京の建物は三井不動産が所有している。ザ・リッツ・カールトン東京に関しては、三井不動産とのリース契約であり、マリオット直営のホテルである。他の国内のリッツ・カールトンホテルは、所有者との間での運営契約の形態をとっている。
ホテル専業化
[編集]1967年には「ホットショップ」から、「マリオット・コーポレーション」に商号を変更した。ホテル事業が拡大したマリオット・コーポレーションは1989年にかつての中心事業だったレストラン・機内食部門を売却し、ホテル運営事業専業の会社となった。
1993年に分社化しホテル運営事業はマリオット・インターナショナルとなる。1995年には世界の主要ホテルチェーン運用会社として初めてウェブサイトでの予約システムの提供を始めた。
同年4月ジョージア州アトランタに拠点を置く高級ホテルチェーン運営会社の「ザ・リッツ・カールトン」の株式の49パーセントを手に入れ、その後1998年には完全に傘下に入れた。
世界最大のホテルチェーンに
[編集]2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件では、ワールドトレードセンター内にあったホテルが崩壊したほか、その後旅行業を襲った不況によりグループ内再編を余儀なくされた。
しかしその後経営効率化が進んだことで業績が好転し、2010年代にはACホテル、ゲイロードホテル、プロテアホテル、デルタホテル、ブルガリホテルズ&リゾーツなど次々と買収を進める。
2015年11月16日に、同業で同じくアメリカに本拠を置くスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドを買収することで合意したと発表した。
買収総額は約122億ドル。2016年4月に両社の株主総会で承認され、ホテル数は計5500余りとなり、客室数は世界で110万室。これにより世界最大のホテル企業が誕生した[3]。
リワードプログラムの大幅刷新・統合
[編集]2019年2月13日に、これまでのマリオット向け「マリオット リワード」、リッツ・カールトン向け「ザ・リッツ・カールトン・リワード」、スターウッド向け「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)」を統合した新ロイヤリティプログラム「マリオット ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」を開始した[4]。これと同時に、2つの上位エリートランクが更新され、年間75泊以上の旧プラチナプレミアエリートは「チタンエリート」、そして年間100泊以上の宿泊かつ年間20,000ドル以上の支払いを行った会員に付与される旧アンバサダープラチナプレミアエリートは「アンバサダーエリート」に変更される。
運営ブランド
[編集]マリオット・インターナショナルは、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(下表で★印が旧スターウッドのブランド)を合併後、ブランドを「クラシック」と「ディスティンクティブ」(特色のある)ブランドに分類。
またサービスのレベル(「ラグジュアリー」「プレミアム」「セレクト」「長期滞在型」「コレクション」)に区分、短期滞在型と長期滞在型の滞在期間に応じたコンセプトを区別した[5][6][7]。
マリオット
[編集]ラグジュアリー
[編集]最高級クラスのホテルブランド(Luxury)[6]。
クラシックラグジュアリー
[編集]- ザ・リッツ・カールトン
- セントレジス(★)
- JWマリオット
- マリオット直系の最高級ブランド。名前は創業者のジョン・ウィラード・マリオットの頭文字から。JWマリオットエセックスハウスホテル、JW・マリオット・マーキス・ドバイ・ホテルなどを展開し、2021年に100店目のホテルを開業した。
ディスティンクティブラグジュアリー
[編集]- リッツ・カールトン・リザーブ(マリオットボンヴォイ非参加)
- ラグジュアリーコレクション(★)
- Wホテル(★)
- エディション・ホテル
- マリオット直系のデザイナーズホテルブランド。
- ブルガリ ホテルズ & リゾーツ(マリオットボンヴォイ非参加)
プレミアム
[編集]高級クラスホテルのブランド(Upper Upscale, Upscale)[6]。
クラシックプレミアム
[編集]- マリオット・ホテル
- マリオットにおけるメインブランド。半数以上のホテルがアメリカに集中する。
- シェラトン(★)
- マリオット・バケーション・クラブ
- オーナーシップ型ホテルのブランド。
- デルタ・ホテル
- 2015年より傘下に入ったカナダ発祥の高級ホテルブランド。
ディスティンクティブプレミアム
[編集]- ル・メリディアン(★)
- ウェスティン(★)
- ルネッサンス・ホテル
- ゲイロード・ホテル
- 2012年より傘下に入った。アメリカ国内でコンベンションセンター、アミューズメント・パーク、ショッピング・モールなどを備えた大型ホテルを展開[8]。
セレクト
[編集]セレクトサービスによる中高級ホテルのブランド(Upscale、Upper Midscale)[6]。
クラシックセレクト
[編集]- コートヤード・バイ・マリオット
- 中規模のホテルを中心とした中価格ホテルブランド。
- フォーポイント(★)
- スプリングヒル・スイート(英語版)
- 高級階層かつ最大の全室スイートのホテルブランド[9]。1998年にフェアフィールド・イン・バイ・マリオットの内、スイートルーム主体のホテルを分割して開設された。
- プロテアホテル
- 2014年より傘下に加わった、アフリカで展開されるホテルブランド。
- フェアフィールド・バイ・マリオット(英語版)
ディスティンクティブセレクト
[編集]- ACホテル
- アロフトホテル(★)
- モクシー・ホテル
- 楽しさを追い求める次世代の旅行者をターゲットとしたホテルブランド。
長期滞在型
[編集]長期滞在者向けのフルサービス・ホテルブランド[6]。
クラシック長期滞在
[編集]- マリオット・エグゼクティブ・アパートメント
- 長期滞在の出張者向けに設計された5つ星の環境を提供するホテルブランド[11]。
- レジデンス・イン(英語版)
- 全室スイートのホテルブランド[12]。
- タウンプレース・スイート(英語版)
ディスティンクティブ長期滞在
[編集]- エレメント(★)
- マリオットホーム&ヴィラ
コレクション
[編集]個性豊かな高級ホテル等のブランド(Upper Upscal)[6]。
- オートグラフ コレクション・ホテル
- デザインホテル
- トリビュートポートフォリオ(★)
ザ・リッツ・カールトン
[編集]1998年に傘下に入る。マリオット・インターナショナルから独立した運営をとっているが、宿泊や飲食などの利用でマリオット・ポイントの獲得が可能であるなど[16]、傘下ブランドの一つとして扱われている。カテゴリーは「ラグジュアリー」。
スターウッド・ホテル&リゾート
[編集]マリオット・インターナショナルは、「シェラトン」や「ウェスティン」、「セントレジス」などのホテルブランドを運営する「スターウッド・ホテル&リゾート」の買収手続きを2016年9月23日に完了し傘下に入れた。これによりマリオット・インターナショナルは、30のホテルブランド、110か国で5700軒のホテル、110万の客室を擁する世界最大のホテルチェーンとなった。ホテルブランドの統合などは行われていないが、地域オフィスの統合やマリオット・リワードポイントの相互加算などが行われている。
日本での展開
[編集]マリオット・インターナショナルのグローバル・セールスオフィスが、東京都港区新橋と渋谷区恵比寿に置かれており、日本国内における傘下ホテルのセールスやマーケティングなどの業務を行っている。現在日本国内で展開している傘下ホテルは下記のとおりである。2016年には森トラスト・ホテルズ&リゾーツとフランチャイズ契約を結び[17]、ラフォーレ倶楽部ブランドのホテルの一部がマリオットへリブランドされた。
営業中のホテル
[編集]スターウッド・ホテル&リゾートの施設については、スターウッド・ホテル&リゾートにおいても記載あり。
- 北海道
- 東北
- 関東
- ブルガリホテル東京 - (2023年4月4日開業、東京都中央区、「東京ミッドタウン八重洲」内)[22][23]
- ACホテル・バイ・マリオット東京銀座(2020年7月9日開業、東京都中央区)[24][25]
- アロフト東京銀座(2020年10月1日開業、東京都中央区)[26]
- ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)
- コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション(2014年4月2日オープン。東京都中央区、京橋トラストタワー内)
- コートヤード・マリオット銀座東武ホテル(東京都中央区) - 2007年3月31日までの名称はルネッサンス東京ホテル・銀座東武
- ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル(東京都千代田区)
- ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション(東京都港区) - 2013年9月14日、日本のホテルとして初めて、「オートグラフ・コレクション」に加盟[27][28]。
- ザ・リッツ・カールトン東京(東京都港区)
- シェラトン都ホテル東京(東京都港区)
- 東京エディション虎ノ門(東京都港区、東京ワールドゲート内) - 2020年10月20日開業[29]
- 東京エディション銀座(東京都中央区)[20]
- 東京マリオットホテル(東京都品川区) - 2013年12月3日オープン。ホテルラフォーレ東京を改装、リブランド[30]。
- メズム東京、オートグラフコレクション(東京都港区) - 2020年4月27日開業[20][31][32]。「WATERS takeshiba」内。
- モクシー東京錦糸町(東京都墨田区) - オフィスビル「錦糸町マークビル」をコンバージョンし、2017年11月1日オープン[33][34]。
- ザ・リッツ・カールトン日光(2020年7月15日開業、栃木県日光市)[20][35]
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)
- 富士マリオットホテル(山梨県南都留郡山中湖村) - リゾートホテル ラフォーレ山中湖を改修・リブランドし2017年7月28日開業。
- 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ(神奈川県横浜市西区)
- ウェスティンホテル横浜(2022年6月13日開業、神奈川県横浜市西区)[20][36]
- 中部
- 名古屋マリオットアソシアホテル(愛知県名古屋市中村区)
- フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港(愛知県常滑市)
- コートヤード・バイ・マリオット名古屋(愛知県名古屋市中区)2022年3月1日開業
- TIAD, オートグラフコレクション(2023年7月1日開業、愛知県名古屋市) - 日本セレモニーが運営するホテルで、オートグラフコレクションとしては日本で4件目[37]。
- 伊豆マリオットホテル修善寺(静岡県伊豆市、ラフォーレリゾート修善寺内) - 「総合リゾートホテル ラフォーレ修善寺」ホテル棟を改修・リブランドし2017年7月28日開業。ホテル棟以外は「総合リゾートホテル ラフォーレ修善寺」から「ホテルラフォーレ修善寺」に名称変更して存続。
- 軽井沢マリオットホテル(長野県北佐久郡軽井沢町) - ラフォーレ倶楽部 ホテル中軽井沢を改修・リブランドし、2016年7月29日開業。
- コートヤード・バイ・マリオット白馬(長野県北安曇郡白馬村) - ラフォーレ倶楽部 ホテル白馬八方をリニューアル・リブランドし、2018年12月22日開業。
- コートヤード・バイ・マリオット福井(福井県福井市)2024年3月15日開業。
- 近畿
- JWマリオット・ホテル奈良(2020年7月22日開業、奈良県奈良市)[38]
- ウェスティンホテル大阪(大阪府大阪市北区)
- ウェスティン都ホテル京都(京都府京都市東山区)
- 大阪マリオット都ホテル(大阪府大阪市阿倍野区) - 2014年3月7日、阿部野橋ターミナルビル(あべのハルカス)内に「都ホテル」と「マリオット」のダブルブランドで開業[39]。
- コートヤード・バイ・マリオット大阪本町(大阪府大阪市中央区、2019年10月1日開業)[40][41]
- コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション(大阪府大阪市淀川区、2015年11月2日オープン。ホテルラフォーレ新大阪をリブランド)
- 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ(兵庫県神戸市東灘区)
- ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクション(2020年10月9日にグランドプリンスホテル京都からリブランドと同時にオートグラフコレクション加盟、京都市左京区)[42]
- ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪府大阪市北区)
- ザ・リッツ・カールトン京都(京都府京都市中京区) - 2014年2月7日オープン。ホテルフジタ京都跡地に建設。
- シェラトン都ホテル大阪(大阪府大阪市天王寺区)
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(京都府京都市右京区)
- セントレジスホテル大阪(大阪府大阪市中央区)
- 南紀白浜マリオットホテル(和歌山県西牟婁郡白浜町) - リゾートホテル ラフォーレ南紀白浜を改修・リブランドし2017年7月28日開業。
- 琵琶湖マリオットホテル(滋賀県守山市) - 総合リゾートホテル ラフォーレ琵琶湖を改修・リブランドし2017年7月28日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波(2020年7月1日開業、大阪府大阪市浪速区)[43][44]
- HOTEL THE MITSUI KYOTO、ラグジュアリーコレクションホテル&スパ(京都府京都市中京区) - 2020年11月3日開業[45]
- モクシー大阪新梅田(2020年9月1日開業、大阪府大阪市福島区)[46]
- モクシー大阪本町(大阪府大阪市中央区) - マルコ旧本社ビルをコンバージョンし、2017年11月1日開業。
- W Osaka(大阪府大阪市中央区)[20][47] - 2021年3月16日開業。日本では初のWホテルブランド。
- HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル(京都府京都市中京区)[48] - 2021年6月18日開業
- アロフト大阪堂島(大阪府大阪市北区)[20][49]- 2021年6月28日開業
- モクシー京都二条(京都府京都市中京区) [20][50]- 2021年7月1日開業
- 大阪ステーションホテル、オートグラフコレクション(THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection.) - 大阪駅西地区のJPタワー大阪7・8階及び29 - 38階にJR西日本ホテル開発によって2024年7月31日開業。同社としては初のオートグラフコレクション加盟ホテルとなる[51]。
- 中国
- 九州
- シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(宮崎県宮崎市)
- シェラトン鹿児島(2023年5月16日開業、キラメキテラス内、鹿児島県鹿児島市)[20][52]
- ザ・リッツ・カールトン福岡(2023年6月21日開業、福岡県福岡市中央区、旧大名小学校跡地)[20][53][54]
- 長崎マリオットホテル(長崎県長崎市) - JR九州と協業で開発(運営は子会社のJR九州ホテルマネジメント→JR九州ホテルズ&リゾーツ)、マリオットブランドとしては九州初進出。当初は23年秋開業予定だったが、2022年10月に開業時期が見直され、2024年1月16日開業。
- 沖縄
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古(宮古島市伊良部島)
- ザ・リッツ・カールトン沖縄(名護市喜瀬) - 2012年5月29日オープン。「喜瀬別邸ホテル&スパ」を2011年8月末で閉鎖し、同年9月から改修工事に入っていた。
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート(国頭郡恩納村)
- ルネッサンス リゾート オキナワ(国頭郡恩納村)
- Trip Base 道の駅プロジェクト(フェアフィールド・バイ・マリオット)
- 自治体と連携した地方創生事業として、道の駅に近接するホテルが展開されている(「Trip Base 道の駅プロジェクト」)。マネジメントは積水ハウスが行い、2025年に25道府県、3,000室規模へ拡大する計画がある[55](TRIP BASE STYLE [トリップベーススタイル] 道の駅から、未知の旅へ / Fairfield フェアフィールド・バイ・マリオット公式サイト)。レストランなどは周辺の施設を利用してもらうことをコンセプトにしているため、リミテッドサービス業態のフェアフィールド・バイ・マリオットで展開している。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃(岐阜県美濃市) - 道の駅美濃にわか茶屋に近接、2020年10月6日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園(岐阜県美濃加茂市) - 道の駅みのかもに近接、2020年10月6日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮(栃木県宇都宮市) - 道の駅うつのみや ろまんちっく村に近接、2020年10月7日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波(京都府船井郡京丹波町) - 道の駅京丹波 味夢の里に近接、2020年10月8日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上(岐阜県郡上市) - 道の駅古今伝授の里やまとに近接、2020年10月9日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜(三重県南牟婁郡御浜町) - 道の駅パーク七里御浜に近接、2020年10月12日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ(栃木県芳賀郡茂木町) - 道の駅もてぎに近接、2020年11月20日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立(京都府宮津市) - 道の駅海の京都 宮津に近接、2020年12月15日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光(栃木県日光市) - 道の駅日光に近接、2021年3月22日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい(三重県多気郡大台町) - 道の駅奥伊勢おおだいに近接、2021年3月9日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ(京都府相楽郡南山城村) - 道の駅お茶の京都みなみやましろ村に近接、2021年3月12日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ(和歌山県西牟婁郡すさみ町) - 道の駅すさみに近接、2021年6月9日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本(和歌山県東牟婁郡串本町) - 道の駅くしもと橋杭岩に近接、2021年4月14日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川(岐阜県高山市) - 道の駅桜の郷 荘川に近接、2021年8月2日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道(奈良県天理市) - 道の駅なら歴史芸術文化村に近接、2022年3月21日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道恵庭(北海道恵庭市) - 道の駅花ロードえにわに近接、2022年5月26日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園(北海道夕張郡長沼町) - 道の駅マオイの丘公園に近接、2022年5月26日に開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野(北海道空知郡南富良野町) - 道の駅南ふらのに近接、2022年6月23日に開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原(兵庫県豊岡市) - 道の駅神鍋高原に近接。2022年11月1日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良(兵庫県南あわじ市) - 道の駅福良に近接、2022年12月20日開業[56]。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦 (兵庫県淡路市) - 道の駅東浦ターミナルパークに近接、 2023年6月28日開業[57]。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫やぶ(兵庫県養父市) - 道の駅ようか但馬蔵に近接、2023年1月24日開業。[58]
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山(岡山県真庭市) - 道の駅風の家に近接、2022年11月4日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山(岡山県津山市) - 道の駅久米の里に近接、2023年4月11日開業。[58]
- フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅(広島県世羅郡世羅町) - 道の駅世羅に近接、2022年12月21日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・たるみず桜島(鹿児島県垂水市) - 道の駅たるみずはまびらに近接、2022年4月12日開業。[58]
- フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島(鹿児島県垂水市浜平) - 2023年4月12日開業。
- フェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉(佐賀県嬉野市) - 嬉野温泉駅、道の駅うれしの まるくに近接、2023年7月12日開業。[59]
- フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは(福岡県うきは市) - 道の駅うきは に近接、 2023年8月31日開業。[58]
- フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇(熊本県阿蘇市) - 道の駅阿蘇に近接、2023年11月6日開業。[58]
- コートヤード・バイ・マリオット札幌(2024年7月23日開業[60]、北海道札幌市中央区)- 当初は(仮称)中島公園計画と呼ばれていた。
オープン予定ホテル
[編集]- JW マリオット・ホテル東京 - JR東日本(東日本旅客鉄道)が進める品川開発プロジェクト(第I期)の高輪ゲートウェイシティ(仮称)で2025年春に開業予定[62]。
- 北5西1・西2地区再開発ビル(仮称)(2028年秋開業予定、北海道札幌市中央区)- 札幌駅交流拠点 北5西1・西2地区市街地再開発準備組合が進める再開発事業で、JR北海道ホテルズと協業で出店予定。[63]
- コートヤード・バイ・マリオット京都駅(2026年度開業予定、京都府京都市南区) - JR東海、ジェイアール東海不動産、ジェイアール東海ホテルズと協業で出店予定[64]。JR東海ホテルズとしては関西地区初出店となり、マリオットとしても「コートヤード・バイ・マリオット」ブランドは京都初出店となる。
- コートヤード・バイ・マリオット高知(2028年度秋開業予定、高知県高知市)マリオットとしては四国初進出となる
- 2024年4月に、マリオットとホテルマネージメントインターナショナルが戦略的パートナーシップを締結。これにより、以下の7ホテルが改装後マリオットホテル及びコートヤード・バイ・マリオットへと2025年秋から2026年にかけてリブランドされる予定[65]。
- 浜松マリオットホテル(現「グランドホテル浜松」、2025年度秋開業予定、静岡県浜松市中央区)
- 京都マリオットホテル(現「ホテル平安の森京都」、2025年度秋開業予定、京都府京都市左京区)
- 神戸マリオットホテル(現「ホテルクラウンパレス神戸」、2025年度秋開業予定、兵庫県神戸市中央区)
- 沖縄マリオット・リザン・リゾート&スパ(現「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」、2025年度秋開業予定、沖縄県国頭郡恩納村) - マリオットブランドとしては4年ぶりの沖縄再進出となる。
- コートヤード・バイ・マリオット神戸(現「ホテルパールシティ神戸」、2025年度秋開業予定、兵庫県神戸市中央区)
- コートヤード・バイ・マリオット小倉(現「ホテルクラウンパレス小倉」、2025年度秋開業予定、福岡県北九州市小倉北区)
- コートヤード・バイ・マリオット北九州(現「ホテルクラウンパレス北九州」、2025年度秋開業予定、福岡県北九州市八幡西区)
- コートヤード・バイ・マリオット高知(2028年度秋開業予定、高知県高知市)
かつて運営していたホテル
[編集]- ルネッサンス岐阜ホテル(岐阜市) - 2006年1月1日より岐阜都ホテルに名称変更
- 東京マリオットホテル錦糸町東武(東京都墨田区) - 2006年4月1日より東武ホテルレバント東京に名称変更
- ルネッサンスサッポロホテル(札幌市豊平区) - 2015年10月1日よりプレミアホテル ―TSUBAKI― 札幌に名称変更
- ルネッサンス リゾート ナルト(鳴門市) - 2019年4月1日よりアオアヲナルトリゾートに名称変更
- ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス(兵庫県淡路市) - 2020年10月1日よりグランドニッコー淡路に名称変更
- オキナワ マリオット リゾート&スパ(名護市喜瀬) - 2021年10月1日よりオリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパに名称変更
- キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道 - 日本では初となるトリビュートポートフォリオホテル。クラブメッド・キロロ グランドに名称変更のうえ2023年12月開業予定。
- シェラトン北海道キロロリゾート(余市郡赤井川村) - 2022年12月にクラブメッド・キロロ ピークに名称変更。
- フォーポイントバイシェラトン函館(函館市)[66] - 2023年5月31日で離脱、翌6月1日よりプレミアホテルグループの「プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館」とリブランド[67]。
宿泊業以外での展開
[編集]- ロイヤル・マリオット・アンド・エスシー - ロイヤル(現在のロイヤルホールディングス)および住友商事との三社共同出資で1990年に設立された給食事業者。2008年にロイヤルコントラクトサービスに改称、マリオットとの提携は解消されている。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Marriott International, Inc. 2023 Form 10-K Annual Report”. U.S. Securities and Exchange Commission (13 February 2024). 2024年10月18日閲覧。
- ^ “SCHEDULE 14A INFORMATION REQUIRED IN PROXY STATEMENT”. U.S. Securities and Exchange Commission. 2024年10月18日閲覧。
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- ^ 米マリオットホテル、アメニティにTHANNのスキンケアを新導入 | 美容経済新聞