マメダオシ
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マメダオシ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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マメダオシ
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) 2007年以降の環境省レッドリストから絶滅危惧IA類に指定
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Cuscuta australis R.Br. | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
マメダオシ |
マメダオシ(豆倒し、学名:Cuscuta australis)は、ヒルガオ科・ネナシカズラ属に分類される一年草の一種。ダイズによく寄生して枯らすことから、この名がある[2]。
特徴
[編集]マメ科などの植物に寄生する一年生のつる植物。蔓は細くて黄色く、宿主植物に巻き付く。花序は短く、花冠が約2mmの小さな白い花をつける。花期は、7-10月である。花は柄がなくて数個を束生し、花冠は五裂する。 直径3mmの球形の蒴果をつけ、熟すと不規則に裂ける。[2]
分布と生育環境
[編集]日本を含む東アジア、オーストラリアに分布する。海岸や陽当たりの良い草地に生える。
分類
[編集]日本には同属の種が5種あり、中ではネナシカズラがもっとも普通である。本種はこの種に比べて蔓が遙かに細く、その色が黄色いことで区別できる。ただし、クロネナシカズラやアメリカネナシカズラはその点では似ており、区別は花の細かい構造を見る必要がある。
保全状況評価
[編集]絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)
2007年以降の環境省レッドリストから絶滅危惧IA類に指定されている[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 植物I(維管束植物)のレッドリスト新旧対照表 環境省 2012年
- ^ a b 野に咲く花(1989)
参考文献
[編集]- 林 弥栄、平野隆久『野に咲く花』山と渓谷社〈山渓ハンディ図鑑〉、1989年、187頁。ISBN 978-4-635-07001-0。
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他『日本の野生植物 草本III 合弁花類』,(1981),平凡社