マティアス・スーナールツ
| マティアス・スーナールツ Matthias Schoenaerts | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.jpg) 2017年 | |||||||||||||
| 生年月日 | 1977年12月8日（46歳） | ||||||||||||
| 出生地 | アントウェルペン州アントウェルペン | ||||||||||||
| 国籍 |
 ベルギー | ||||||||||||
| 職業 | 俳優 | ||||||||||||
| 活動期間 | 1993年 - | ||||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||||
|
『ロフト.』 『闇を生きる男』 『君と歩く世界』 | |||||||||||||
| |||||||||||||
マティアス・スーナールツ（Matthias Schoenaerts, オランダ語: [ˈmɑtjɑs ˈsxunaːrts], 1977年12月8日 - ）は、ベルギーの俳優。父は俳優のユリエン・スーナールツ。
来歴
[編集]1992年、アカデミー外国語映画賞にノミネートされたベルギー映画『神父ダーンス』 Daens (東京国際映画祭正式出品作品として日本では初上映。その後も何度か映画祭などで上映)で15歳にして映画デビューを果たす。2008年に出演したエリック・ヴァン・ローイの監督による映画『ロフト.』はベルギーにおいて108万ユーロを売り上げ、最も成功したフラマン語の映画となった[1]。『ロフト.』はアメリカ映画としてリメイクされ、ローイが監督を、スーナールツがフィリップ役を再び務める[2]。
アカデミー外国語映画賞にノミネートされた2011年の『闇を生きる男』の演技でスーナールツはパームスプリングス国際映画祭でFIPRESCI主演男優賞を、第2回マグリット賞で主演男優賞を獲得した。
ジャック・オーディアールは自身の映画『君と歩く世界』の主役に200人以上の中からスーナールツを選んだ[3]。スーナールツがマリオン・コティヤールとともに主演した同映画は2012年、第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で披露され、高い評価を集めた[4]。
2012年2月にはアメリカのクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーと契約した[5]。2013年には、『ロフト.』の英語リメイク『The Loft』のほか、『Linkeroever』(2008年) 以来2度目のピーター・ヴァン・ヘース監督作品への出演となる『Wasteland』、2008年のフランス映画『Les liens du sang』のギヨーム・カネの監督による英語リメイク『Blood Ties』への出演が予定されている。また、スーナールツの初監督作品として、彼の一本足の友人を描くドキュメンタリー『Franky』の製作も予定されている[6]。
フィルモグラフィ
[編集]映画
[編集]- 神父ダーンス Daens (1993)
- Meisje (2002)
- Any Way the Wind Blows (2003)
- Ellektra (2004)
- Dennis van Rita (2006)
- ブラックブック Zwartboek (2006)
- De muze (2007)
- Nadine (2007)
- Linkeroever (2008)
- ロフト. Loft (2008) - フィリップ・ウィレムス 役
- My Queen Karo (2009)
- ザ・パック 餌になる女 La meute (2010) - 役
- Pulsar (2010)
- 闇を生きる男 Rundskop (2011) - ジャッキー 役
- De president (2011)
- De bende van Oss (2011)
- 君と歩く世界 De rouille et d'os (2012) - アリ 役
- Death of a shadow (2012)
- マイ・ブラザー 哀しみの銃弾 Blood Ties (2013) - アンソニー・スカルフォ 役
- クライム・ヒート The Drop (2014) - エリック・ディーズ 役 DVDスルー
- ヴェルサイユの宮廷庭師 A Little Chaos - アンドレ・ル・ノートル 役 (2014)
- パーフェクト・ルーム The Loft (2014) - フィリップ・ウィリアムズ 役 ※『ロフト.』のハリウッドリメイク
- フランス組曲 Suite Française (2014) - ブルーノ・フォン・ファルク中尉 役
- 遥か群集を離れて Far from the Madding Crowd (2015) - ガブリエル・オーク 役 デジタル配信
- ラスト・ボディガード Maryland (2015) - ヴァンサン 役 WOWOW放映後、DVD化
- リリーのすべて The Danish Girl (2015) - ハンス・アクスギル 役
- 胸騒ぎのシチリア A Bigger Splash (2015) - ポール 役[7]
- 夜が明けるまで Our Souls at Night (2017) - ジーン 役 Netflix配信
- ビヨンド・ザ・スピード Le Fidèle (2017) - ジジ 役 WOWOW放映
- レッド・スパロー Red Sparrow (2018) - ワーニャ・エゴロフ 役
- 潜水艦クルスクの生存者たち Kursk (2018) - ミハイル・アヴェリン 役[8]
- クロース・エネミーズ Close Enemies (2018) - マヌエル 役 Netflix配信
- ムスタング The Mustang (2019) - ローマン・コールマン 役
- 名もなき生涯 A Hidden Life (2019) - ヘルダー大尉 役
- ザ・ランドロマット -パナマ文書流出- The Laundromat (2019) - メイウッド 役 Netflix配信
- オールド・ガード The Old Guard (2020) - ブッカー / セバスチャン・ル・リブレ 役 Netflix配信
- アムステルダム Amsterdam (2022)
テレビ
[編集]- De Smaak van De Keyser a.k.a. The Emperor of Taste (2008)
- Los zand (2009)
- ジャンゴ ザ・シリーズ Django (2023) - ジャンゴ / ジュリアン・ライト 役
- The Regime (2024)
参考文献
[編集]- ^ “'Loft' breekt record van 'Koko Flanel'” (オランダ語). De Standard. (2009年2月19日) 2012年9月10日閲覧。
- ^ Macnab, Geoffrey (2011年5月18日). “Bullhead star joins Loft remake”. Screen Daily (EMAP) 2012年9月10日閲覧。
- ^ Vermelin, Jérôme (2012年2月20日). “Matthias Schoenaerts, le talent à l’état brut” (フランス語). Metro 2012年9月10日閲覧。
- ^ Rosen, Christopher (2012年5月17日). “Marion Cotillard Cannes Awards Buzz: Actress Shines In 'Rust And Bone'”. ハフィントン・ポスト 2012年9月10日閲覧。
- ^ Sneider, Jeff (2012年2月22日). “CAA signs 'Bullhead' star”. Variety (Reed Business Information) 2012年9月10日閲覧。
- ^ Keslassy, Elsa (2012年5月16日). “Schoenaerts to helm 'Franky'”. Variety (Reed Business Information) 2012年9月10日閲覧。
- ^ “ティルダ・スウィントン主演、シチリア島を舞台にした男女4人夏物語”. 映画ナタリー. (2016年8月14日) 2016年8月17日閲覧。
- ^ “『偽りなき者』監督×コリン・ファースら！原子力潜水艦で起きた惨劇描いた新作お披露目”. シネマトゥデイ. (2018年9月8日) 2018年9月22日閲覧。
