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マダコ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マダコ属
マダコ Octopus sinensis
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 頭足綱 Cephalopoda
: タコ目(八腕目) Octopoda
亜目 : マダコ亜目 Incirrina
: マダコ科 Octopodidae
亜科 : マダコ亜科 Octopodinae
: マダコ属 Octopus
学名
Octopus Cuvier, 1798[1]

マダコ属 (マダコぞく、Octopus) は、タコ目マダコ科に属する軟体動物のひとつ。

分類

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以下の有効種の分類は、MolluscaBase (2024) に従う[1]

2001年にAbdopus亜属が記載されたが、のちに独立したカクレダコ属とされた[6]。そのほか、分子系統解析を中心とした本属の分類再編によって有効ではなくなった種がある[1]

以下、MolluscaBase (2024) で所属変更あるいは要再検討(taxon inquirendum)とされた種をいくつか挙げる[1]

脚注

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  1. ^ a b c d MolluscaBase eds. (2024). MolluscaBase. Octopus Cuvier, 1798. Accessed through: World Register of Marine Species at: https://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=138268 on 2024-09-14.
  2. ^ Kaneko N. & Kubodera T. (2008) “Two new species of pygmy octopuses (Cephalopoda: Octopodidae) from deep water off the Ryukyu Archipelago, southern Japan.” Molluscan Research 28(3):145-157. doi:10.11646/mr.28.3.1.
  3. ^ 海洋生物レッドリストの掲載種において注目される種のカテゴリー(ランク)とその評価の理由」、環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室(2017年03月21日)。2024年9月14日閲覧。
  4. ^ Kaneko N. & Kubodera T. (2005) “A New Species of Shallow Water Octopus, Octopus laqueus, (Cephalopoda: Octopodidae) from Okinawa, Japan.” Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology / National Science Museum 31(1): 7-20.
  5. ^ a b 新田理人、松本優、浦部美佐子「和歌山県産アオリイカ(頭足綱:ヤリイカ科)の鰓に寄生していたキュウカジョウチュウ(吸花条虫)属の1種 Anthobothrium sp. (条虫綱:“四葉目”)の幼虫」『タクサ:日本動物分類学会誌』第55巻、2023年、9–14頁、doi:10.19004/taxa.55.0_9 
  6. ^ 金子奈都美、窪寺恒己「マダコ科カクレダコ属(新称)Abdopusの2種,カクレダコ(新称)A. abaculus (Norman and Sweeney, 1997) とウデナガカクレダコ(新称)A. aculeatus (d'Orbigny, 1834) の日本からの初記録」『タクサ:日本動物分類学会誌』第22巻、2007年、38–43頁、doi:10.19004/taxa.22.0_38 

参考文献

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  • 土屋光太郎(監修) 小西英人(編者)『イカ・タコ識別図鑑』エンターブレイン、2010年8月18日。ISBN 978-4-04-726716-9 

関連項目

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外部リンク

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