マウスピース
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マウスピース (Mouthpiece) とは各種目的に応じて歯・唇・舌などを用いて使用する機器・部品の総称で用途に応じた様々な形状・形態がある。日本語では口金。
楽器におけるマウスピース
[編集]→詳細は「マウスピース (楽器)」を参照
スポーツにおけるマウスピース
[編集]→詳細は「マウスピース (スポーツ)」を参照
ボクシングなどの格闘技、ラグビー・アメリカンフットボール・アイスホッケー等のコンタクト・スポーツ、野球などの球技で身体への負担を軽減するために用いる口中に入れる装具。
また、スクーバダイビングにおいては空気を圧縮したタンクから呼吸に適した圧力に減圧する装置であるレギュレータと口をつなぐために口で咥える部分を言い、スノーケリングにおいてはスノーケルと一体となった口に咥える部分を言う。両者共に排水機能が付随していることが多い。
医療におけるマウスピース
[編集]医療におけるマウスピースには以下のようなものがある。
- 口対口の人工呼吸の際に術者と患者または意識のない人との感染を防ぐための器具。皮膚感染しないようにシート状のものにマウスピースの付いた携帯式のものがある。
- 内視鏡検査の際に胃カメラの挿入および術中のケーブル損傷を防ぐ目的の一般には硬質プラスチック製の中空器具。
- [歯科医療において]
顎や歯の負担を減らすための装置。代表的なものは歯ぎしりやくいしばりを軽減したりいびきを減らすナイトガードと呼ばれるもの。 素材は、シリコンやプラスティック。 また最近は、[歯列矯正]のために用いる矯正歯列にかたどった矯正器具等もある。
その他のマウスピース
[編集]- マウスピース(美容)
- 顔の頬や口もとの筋肉を鍛え、顔の皮膚のたるみや贅肉の防止を図るために口角に挟んで用いるばね式の器具。
- マウスピース(喫煙)
- 喫煙具のパイプはパイプ煙草の葉を燃やす火皿とマウスピースに分かれており、マウスピースは火皿の根元から口で咥える部分までの吸い口の部位を指す。マウスピースの口中で煙を吸い込む部分のフィニッシュと呼ばれる孔が小さいと煙の流速が速く流量も多いので辛く感じることがある。このため、横長や孔が二つに分かれているものがある。近年ではマウスピース内部にフィルターを挿入できるものが主流で材質はエボナイト製が多い。
- マウスピース(通信)
- 電話器の送話口の部分。