コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ポリモルフィテス科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポリモルフィテス科
Polymorphitidae
生息年代: 前期ジュラ紀196.5–185.7 Ma
Uptonia jamesoni
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 頭足綱 Cephalopoda
亜綱 : アンモナイト亜綱 Ammonoidea
: アンモナイト目 Ammonitida
亜目 : アンモナイト亜目 Ammonitina
上科 : エオデロセラス上科 Eoderoceratoidea
: ポリモルフィテス科 Polymorphitidae
学名
Polymorphitidae
Haug, 1887
亜科

ポリモルフィテス科学名Polymorphitidae)は、エオデロセラス上科に属する前期ジュラ紀アンモナイトポリモルフィテス亜科トロピドセラス亜科の2亜科が含まれる。化石北米カナダグリーンランド)、南米チリアルゼンチン)、ヨーロッパイギリススペインフランスドイツギリシャオーストリアハンガリー)、北アフリカモロッコチュニジア)、アジアトルコロシア)、パプアニューギニアから発見されている。

多形性アンモナイトは典型的には縮閉線型の殻を形成し、この殻は上科内の殆どのアンモナイトよりも圧縮されている。chevronsや切妻屋根のような腹部を持つものが多く、外側の渦に竜骨が発達するものもいる。

ポリモルフィテス亜科は、トロピドセラス亜科より大きく、より多様な亜科である。殻には腹板(外縁)があり、滑らかであったり、溝があったり、中央にビーズ状の突起や鋸歯状の溝があるものがいる。1957年のTreatise Lでトロピドセラス亜科はアカントプレウロセラス亜科(Acanthopleuroceratinae)と呼ばれ、腹部に竜骨がついた腹板がある。

脚注

[編集]
  • W. Arkell et al., 1957. Mesozoic Ammonoidea, Treatise on Invertebrate Paleontology, Part L. Geological Society of America and University of Kansas Press.
  • family Polymorphitidae
  • Polymorphitidae