ボブ・クージー賞
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ボブ・クージー賞 | |
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この賞はボブ・クージー(左)にちなんで名づけられた。 | |
スポーツ | バスケットボール |
選考会 | NCAAディビジョンI男子バスケットボール |
受賞対象 | ポイントガード |
英語名 | Bob Cousy Award |
国 | アメリカ合衆国 |
発表者 | バスケットボール殿堂 |
歴史 | |
初回 | 2004年 |
受賞者数 | 18人 |
初回受賞 | ジャミーア・ネルソン (セント・ジョセフ大学) |
最新受賞 | トリステン・ニュートン (イリノイ大学) |
公式サイト | Hoophall Awards |
ボブ・クージー・ポイントガード年間最優秀選手賞 (英語: Bob Cousy Award presented by The College of the Holy Cross、またはBob Cousy Collegiate Point Guard of the Year)[1]は、ネイスミス記念バスケットボール殿堂から毎年、男子カレッジバスケットボール選手のその年に最も優れたポイントガードに贈られる賞である。この賞名は、1950年から1963年までNBAのボストン・セルティックス在籍時に6度のNBAチャンピオン制覇に貢献したポイントガードのボブ・クージーにちなんで名づけられた[2]。
毎年、各大学のヘッドコーチ、全米カレッジスポーツ情報ディレクター (CoSIDA)、全米バスケットボールコーチ協会 (NABC)のメンバーによって選手リストが推薦される。CoSIDAのメンバーで構成される審査委員会が推薦を審査し、各部門から16名(全米大学体育協会(NCAA) ディビジョンIから12名、ディビジョンIIおよびディビジョンIIIから各2名)を選出し、その後、ホールによって任命された選考委員会が受賞者を決定する。この委員会は、殿堂入りした選手、ヘッドコーチ、スポーツ情報ディレクター、メディア、そしてクージー本人からなる30名で構成されている[1][3]。
2010年にメリーランド大学出身のグレイビス・バスケスは、海外出身初の受賞者である。輩出校の最多はコネチカット大学、ノースカロライナ大学でそれぞれ3名である。
歴代受賞者
[編集]* | ネイスミス・カレッジ年間最優秀選手賞, ジョン・R・ウッデン賞同時受賞者 |
選手 (X) | 括弧内は受賞回数 |
シーズン | 選手 | 大学 | 学年 |
---|---|---|---|
2003–04 | ジャミーア・ネルソン* | セント・ジョセフ | シニア |
2004–05 | レイモンド・フェルトン | ノースカロライナ | ジュニア |
2005–06 | ディー・ブラウン | イリノイ | シニア |
2006–07 | エイシー・ロー | テキサスA&M | シニア |
2007–08 | D・J・オーガスティン | テキサス | ソフォモア |
2008–09 | タイ・ローソン | ノースカロライナ | ジュニア |
2009–10 | グレイビス・バスケス | メリーランド | シニア |
2010–11 | ケンバ・ウォーカー | UConn | ジュニア |
2011–12 | ケンドール・マーシャル | ノースカロライナ | ソフォモア |
2012–13 | トレイ・バーク* | ミシガン | ソフォモア |
2013–14 | シャバズ・ネイピアー[4] | UConn | シニア |
2014–15 | デロン・ライト | ユタ | シニア |
2015–16 | タイラー・ユリス | ケンタッキー | ソフォモア |
2016–17 | フランク・メイソン3世* | カンザス | シニア |
2017–18 | ジェイレン・ブランソン*[5] | ビラノバ | ジュニア |
2018–19 | ジャ・モラント | マレー・ステート | ソフォモア |
2019–20 | ペイトン・プリチャード | オレゴン | シニア |
2020–21 | アヨ・ドスンム | イリノイ | ジュニア |
2021-22 | コリン・ギレスピー | ビラノバ | グラジュエート |
2022-23 | マーキス・ノウェル(英語: Markquis Nowell) | カンザス州立大学 | シニア |
2023-24 | トリステン・ニュートン | UConn | シニア |
大学別受賞回数
[編集]大学 | 受賞者数 | 受賞年 |
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ノースカロライナ大学 | 3 | 2005年, 2009年, 2012年 |
コネチカット大学 | 3 | 2011年, 2014年, 2024年 |
イリノイ大学 | 2 | 2006年, 2021年 |
ビラノバ大学 | 2 | 2018年, 2022年 |
カンザス大学 | 1 | 2017年 |
カンザス州立大学 | 1 | 2023年 |
ケンタッキー大学 | 1 | 2016年 |
メリーランド大学 | 1 | 2010年 |
ミシガン大学 | 1 | 2013年 |
マレー州立大学 | 1 | 2019年 |
オレゴン大学 | 1 | 2020年 |
セント・ジョセフ大学 | 1 | 2004年 |
テキサス大学 | 1 | 2008年 |
テキサスA&M大学 | 1 | 2007年 |
ユタ大学 | 1 | 2015年 |
脚注
[編集]- ^ a b “Award Info”. Bob Cousy Award. February 8, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。May 4, 2009閲覧。
- ^ “Bio: Bob Cousy”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. May 3, 2009閲覧。
- ^ “University of Texas Point Guard D.J. Augustin Selected Winner of 2008 Bob Cousy Award presented by The Hartford”. Naismith Memorial Basketball Hall of Fame (April 3, 2008). July 5, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。May 4, 2009閲覧。
- ^ “UConn point guard Shabazz Napier wins 2014 Bob Cousy Award” (英語). NBC.Sports (2014年4月6日). 2021年12月26日閲覧。
- ^ Pascoe, Bruce (April 7, 2018). “Arizona's Ayton Wins Karl Malone Award”. Arizona Daily Star (Tucson, Arizona): p. B004
関連項目
[編集]- ジェリー・ウェスト賞 (シューティングガード部門)
- ジュリアス・アービング賞 (スモールフォワード部門)
- カール・マローン賞 (パワーフォワード部門)
- カリーム・アブドゥル=ジャバー賞 (センター部門)