ボビー・バーンズ (カクテル)
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ボビー・バーンズ | |
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基本情報 | |
種別 | ショートドリンク |
作成技法 | ステア |
グラス | カクテル・グラス |
レシピの一例 | |
ベース | スコッチ・ウィスキー |
材料 |
スコッチ・ウィスキー …… 1/2 |
スイート・ベルモット …… 1/2 | |
ボビー・バーンズ(英: Bobby Burns Cocktail[1])または、ロバート・バーンズ(英: Robert Burns)[2]は、スコッチウイスキーとスイート・ベルモット、ベネディクティンを使用するカクテルである。
概要
[編集]スコットランドの詩人、ロバート・バーンズの名前に由来していると言われる[3][4][5][6][7]。「ボビー」は「ロバート」の愛称である[3]。また、これ以外の説もある[2]。
1925年にサヴォイ・ホテルのハリー・クラドックによって考案されたとされ、1930年刊行の『サヴォイ・カクテル・ブック』には掲載されている[4]。
『サヴォイ・カクテル・ブック』では「最高のウイスキーカクテルの1つ(One of the very best Whisky Cocketail.)」と注釈されている[1][8]。
ロブ・ロイとの類似性が指摘されたり[5]、バリエーション[9]とすることもある。
レシピの例
[編集]『サヴォイ・カクテル・ブック』掲載のレシピを以下に挙げる[1][8]。
- 材料
-
- イタリアン・ベルモット(スイート・ベルモット) - 1/2
- スコッチ・ウイスキー - 1/2
- ベネディクティン - 3dash
- 作り方
-
- 全ての材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
- レモンピールを絞りかける。
出典
[編集]- ^ a b c Harry Craddock (2018) (英語). Savoy Cocktail Book. Courier Dover Publications. p. 33. ISBN 978-0486828411
- ^ a b 西川大五郎『ウイスキー図鑑』マイナビ出版、2022年、183頁。ISBN 978-4839981006。
- ^ a b 斎藤都斗武、佐藤淳『カクテルの図鑑』マイナビ出版、2013年、107頁。ISBN 978-4839946234。
- ^ a b 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、217頁。ISBN 978-4537218695。
- ^ a b 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、64頁。ISBN 978-4072743935。
- ^ 『カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』(改訂版)池田書店、2021年、163頁。ISBN 978-4262130705。
- ^ THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、155頁。ISBN 978-4058003206。
- ^ a b “Bobby Burns Cocktail (Craddock's Recipe)” (英語). Difford's Guide. 2022年11月20日閲覧。
- ^ チャールズ・シューマン、福西英三翻訳、松本みどり翻訳『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、68頁。ISBN 978-4309279213。