ホワイト・ライト (ザ・コアーズのアルバム)
『ホワイト・ライト』 | ||||
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ザ・コアーズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | フォークロック、ケルト音楽、ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | イースト・ウェスト・レコード | |||
プロデュース |
ジョン・シャンクス(1. 2. 3. 4. 5. 6. 9. 10.)[1] ザ・コアーズ&クリス・ヤング(7. 8. 11. 12.)[1] | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・コアーズ アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「I Do What I Like - recorded at Church Studios」 - YouTube 「Bring On The Night - recorded at Church Studios」 - YouTube |
『ホワイト・ライト』(White Light)は、アイルランドのバンド、ザ・コアーズが2015年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。純粋な新作アルバムとしては『ホーム』(2005年)以来10年ぶりの作品に当たる[15]。
背景
[編集]「ハーモニー」は北アイルランド紛争を題材としている[16]。「ウィズ・ミー・ステイ」は、「ステイ」のアコースティック・アレンジによる別ヴァージョンである[17]。本作で大半の曲をプロデュースしたジョン・シャンクスは、ザ・コアーズが1998年に発表した『トーク・オン・コーナーズ』において、ギター及びマンドリンの演奏やソングライティングに貢献している[18]。
バンドは本作のリリースに先駆けて、2015年9月にロンドンのハイド・パークで10年ぶりのライヴを行った[19]。そして10月19日には、本作からの先行シングル「ブリング・オン・ザ・ナイト」がBBCで初オン・エアされた[20]。
反響・評価
[編集]全英アルバムチャートでは14週トップ100入りし、最高11位を記録して[4]、2015年のイギリスの年間アルバム・チャートでは63位となった[21]。また、ドイツでは5週アルバム・チャート入りし、やはり11位を記録している[5]。スイスのアルバム・チャートでは7位に達し、同国において自身6作目のトップ10アルバムとなった[2]。
Neil Z. Yeungはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「彼(女)らの復帰作は、率直で切なく、甘美なフックがあり、バンドの特徴であるアイリッシュ・フォークの要素が全編にわたり織り込まれた、ポップ/ロックの歓迎すべきコレクションとなった」と評している[22]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はザ・コアーズ作。8.はインストゥルメンタル[23]。
- アイ・ドゥー・ワット・アイ・ライク - "I Do What I Like" - 3:36
- ブリング・オン・ザ・ナイト - "Bring on the Night" - 4:16
- ホワイト・ライト - "White Light" - 3:15
- キス・オブ・ライフ - "Kiss of Life" (The Corrs, John Shanks, Natasha Bedingfield) - 3:58
- アンコンディショナル - "Unconditional" (The Corrs, J. Shanks, Ruth-Anne Cunningham) - 3:54
- ストレンジ・ロマンス - "Strange Romance" - 3:40
- エリス・アイランド - "Ellis Island" - 5:03
- ジェリーズ・リール - "Gerry's Reel" - 3:20
- ステイ - "Stay" - 3:08
- キャッチ・ミー・ウェン・アイ・フォール - "Catch Me When I Fall" - 5:28
- ハーモニー - "Harmony" - 4:34
- ウィズ・ミー・ステイ - "With Me Stay" - 3:42
参加ミュージシャン
[編集]- アンドレア・コアー - ボーカル、ティン・ホイッスル
- シャロン・コアー - ヴァイオリン、バッキング・ボーカル
- キャロライン・コアー - バウロン、カホン、ドラムス、パーカッション、バッキング・ボーカル
- ジム・コアー - ギター、マンドリン、ウクレレ、キーボード、ベース、バッキング・ボーカル
アディショナル・ミュージシャン
- ジョン・シャンクス - ギター、キーボード、ダルシマー、ベース、バッキング・ボーカル
- クリス・ヤング - キーボード、プログラミング、ストリングス・アレンジ
- ポール・ラマルファ - キーボード、プログラミング
- アンソニー・ドレナン - ギター(on 7.)
- ピノ・パラディーノ - ベース(on 3. 6. 10.)
- キース・ダフィ - ベース(on 7. 12.)
- ジェリー・オコナー - バンジョー(on 8.)
- チャーリー・ジャッジ - ストリングス(on 4.)
脚注・出典
[編集]- ^ a b The Corrs - White Light (CD, Album) at Discogs
- ^ a b The Corrs - White Light - hitparade.ch
- ^ irishcharts.com - Discography The Corrs
- ^ a b CORRS | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ a b The Corrs | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ The Corrs - White Light - austriancharts.at
- ^ The Corrs - White Light - dutchcharts.nl
- ^ australian-charts.com - The Corrs - White Light
- ^ spanishcharts.com - The Corrs - White Light
- ^ lescharts.com - The Corrs - White Light
- ^ ultratop.be - The Corrs - White Light
- ^ ultratop.be - The Corrs - White Light
- ^ italiancharts.com - The Corrs - White Light
- ^ ORICON STYLE
- ^ “コアーズ、10年ぶりとなる新作『ホワイト・ライト』を12月にリリースすることに”. NME Japan. Time Inc. (UK) (2015年10月30日). 2017年2月8日閲覧。
- ^ 日本盤CD (WPCR-17048)ライナーノーツ(新谷洋子、2015年11月)
- ^ The Corrs - White Light at Discogs
- ^ John Shanks | Credits | AllMusic
- ^ Jackson, Marc (2015年9月13日). “The Corrs' Andrea look youthful at BBC Radio 2's Live in Hyde Park concert”. Daily Mail. Associated Newspaper Ltd.. 2017年2月8日閲覧。
- ^ Corner, Lewis (2015年10月19日). “The Corrs are back with wistful new single 'Bring on the Night'”. Digital Spy. Hearst UK Entertainment Network. 2017年2月8日閲覧。
- ^ End of Year Album Chart Top 100 - 2015| Official Charts Company
- ^ Yeung, Neil Z.. “White Light - The Corrs”. AllMusic. 2017年2月8日閲覧。
- ^ 日本盤CD (WPCR-17048)歌詞カード