ホワイト、ホット&ブルー
表示
『ホワイト、ホット&ブルー』 | ||||
---|---|---|---|---|
ジョニー・ウィンター の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルー・スカイ・レコード | |||
プロデュース | ジョニー・ウィンター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ジョニー・ウィンター アルバム 年表 | ||||
|
『ホワイト、ホット&ブルー』(White, Hot & Blue)は、アメリカ合衆国のブルース・ミュージシャン、ジョニー・ウィンターが1978年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]ウィンターは当時、マディ・ウォーターズ名義の『ハード・アゲイン』(1977年)及び『アイム・レディ』(1978年)、自身の『ナッシン・バット・ザ・ブルース』(1977年)でウォーターズのバンドと共演を重ねていたが、本作ではバンド・メンバーが一新された[2]。セカンド・ギタリストのパット・ラッシュは、サンダーヘッドというバンドで活動していた頃にウィンターとの出会いを果たし、『ナッシン・バット・ザ・ブルース』に伴うツアーでウィンターのバンドに加入した[3]。
William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「ウォーターズのアルバムで聴けた猛烈な演奏は、ここにも持ち込まれている」「タジ・マハールの"E-Z Rider"はローリング・ストーンズ的なスタイルのロックとなっているが、それ以外はむしろブルースに満たされたアルバムである」と評している[2]。
1993年には日本のソニー・ミュージックエンタテインメントにより世界初CD化された[4]。また、2007年9月には、前作『ナッシン・バット・ザ・ブルース』と本作を1枚のCDにまとめた再発盤がBGOレコードからリリースされた[5]。
収録曲
[編集]- ウォーキン・バイ・マイセルフ - "Walkin' by Myself" (James A. Lane) - 3:28
- スライディン・イン - "Slidin' In" (Johnny Winter) - 5:04
- ダイヴィン・ダック - "Divin' Duck" (Sleepy John Estes) - 3:27
- ワン・ステップ - "One Step at a Time" (J. Winter) - 3:59
- ニッケル・ブルース - "Nickel Blues" (J. Winter) - 3:33
- イージー・ライダー - "E-Z Rider" (Taj Mahal) - 4:01
- ラスト・ナイト - "Last Night" (Walter Jacobs) - 5:36
- メッシン・ウィズ・ザ・キッド - "Messin' with the Kid" (Mel London) - 2:54
- オネスト・アイ・ドゥ - "Honest I Do" (Jimmy Reed, Ewart G. Abner Jr.) - 4:22
参加ミュージシャン
[編集]- ジョニー・ウィンター - ボーカル、ギター
- パット・ラッシュ - ギター
- エドガー・ウィンター - ピアノ
- I・P・スウェット - ベース
- ボビー・トレーロ - ドラムス
- パット・ラムゼイ - ハーモニカ
脚注・出典
[編集]- ^ “Johnny Winter - Awards”. AllMusic. 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月5日閲覧。
- ^ a b Ruhlmann, William. “White Hot & Blue - Johnny Winter”. AllMusic. 2016年12月5日閲覧。
- ^ “Musicians”. Raisin' Cain - The Wild and Raucous Story of Johnny Winter. 2016年12月5日閲覧。
- ^ 1993年再発CD (SRCS-6347)帯
- ^ Ruhlmann, William. “Nothin But the Blues/White, Hot & Blue - Johnny Winter”. AllMusic. 2016年12月5日閲覧。